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安東徳子のごきげん語録 3518 6月18日

【お茶の文化論】

ペットボトルのお茶しか

飲んだ事のない子供は

どうなるか?



お茶

というものを

どう“体験”する事になるか?



ペットボトルのお茶しか

飲んだ事のない子供は



お湯を沸かすケトルも

知らない



ケトルに入れる水の事も

知らない



茶葉の種類についても

知らない



急須についても

知らない



茶葉それぞれにふさわしい

温度の事も

知らない



お茶を入れる

陶磁器や

陶磁器を置く

漆器の茶托の事も

知らない



お茶をいただく

お部屋のしつらえの事も

知らない



“お茶”を形作る

全ての工程をすっ飛ばして

ポリエチレンテレフタレート

でてきたペットボトルの

液体だけを飲み

それをお茶だと認識する



残念だね



面倒な工程の中にこそ

教養の楽しみがあるというのに



それを

全部すっ飛ばして

喉の渇きだけを

満たしてしまうのいうのは



面倒の中に

ごきげんは潜んでいる



大人たちが

伝えていきたい

大切な価値感



一度きりの今朝にごきげんよう

about the photo:総絞りという日本のインクレディブルなものづくりの技術に圧倒される@名古屋観光ホテルロビー

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