安東徳子のごきげん語録 3512 6月12日
【定年制考】
たいていの組織には
「定年制」
というしくみがある
…
一定の年齢になったら
組織は
社員を“卒業”させられる
…
高校が三年間で
卒業するように
組織も
社員に卒業してもらえる
…
そもそも
この定年制とは
人生のご褒美だった
…
ほとんどの仕事が
単純作業だったり
肉体労働だったり
その昔は
仕事は
“苦痛”なものだった
…
仕事は
辛いものだった
…
我慢して
我慢して
生活のために続けるものだった
…
なので
一定の年齢になったら
「もういいですよ」
「お疲れさまでした」
「ゆっくりお休みください」
という時間と
退職金というお金が
セットになって
与えられる
ご褒美だった
…
その昔は
そうだった
…
時代は移り
社会も変わり
…
仕事には
やりがいも生まれ
専門的なスキルも生まれ
働く事は
辛く厳しいものでも
なくなってきた
…
むしろ
仕事は
楽しくて
辞められないものになってきた
…
だから
難しいね
…
引き際が
難しいね
…
能力がある人は
ずっと続ければいいだろうし
…
劣化を感じた人は
そっと去っていけばいいだろうけど
…
その判断を
誰がするのか?
…
引き際の判断は
誰がするのか?
…
ごきげんな引き際を
誰が決めるのか?
…
ビジネスマンの
最後の仕事は
引き際探しかもしれないね
…
一度きりの今朝にごきげんよう
about the photo:BIAの歴史をお創りなってきたご要人との名誉な撮影@BIA総会2024ホテル雅叙園東京
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