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安東徳子のごきげん語録 3316 11月27日

【消えていく仕事】

吉野家の牛丼が

日常食の人がいる

吉野家の牛丼が

年一の青春思い出イベントの人もいる



牛丼並盛¥468



安いから食べる人もいれば

懐かしいから食べる人もいる

ただただ味が好きだからの人もいる



同じ値段

同じ商品

同じサービスに対して

顧客の動機は実にさまざま

すなわち

顧客のインサイトはさまざま



ファーストフードでさえ

そうなのだから

ラグジュアリーや

ビヨンドラグジュアリーの

顧客のインサイトは

さまざま



それに対応できるかどうかが

「人の仕事」の運命



それに対応できるのが

「人の仕事」



すなわち

「人にしかできない仕事」



これを放棄した仕事は

絶えていく



これに頓着しない仕事は

消えていく



顧客を知る



顧客のインサイトを知る



これからの

「人にしかできない仕事」は

まずはここから始まる



これができないと

もはや「人の仕事の価値」はない



80億通りある

顧客のインサイト



それを無視した仕事は

消えていく



ごきげんを生まない仕事は

消えていく



一度きりの今朝にごきげんよう

about the photo: 地球温暖化で衛兵交代式も屋内に@台湾国立中正紀念堂

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