◆安東徳子のごきげん語録2931 11月6日
【下積みの将来性】
彗星のようにデビューして
あっという間に
ミリオンセラーになってしまう
“下積みなし”の小説家もいれば
…
苦節20年
バイトで食い繋ぎ
極貧の生活の後
ミリオンセラーになる
“下積み”の小説家もいる
…
前者は
その「天才ぶり」に
世間は熱く傾倒するし
…
後者は
その過程にドラマを観
熱い共感を得る
…
さらに
その人生のどちらが
「小説」のプロットとして
魅力があるかと言えば
たいていの人は
後者
すなわち
“下積み小説家”
と答えるだろう
…
天才小説家の書く小説は
素晴らしいけれど
天才小説家の人生は
物語になりにくい
…
○さんは
生まれてすぐ
日本語と英語を話し
6歳で絵本を書き
8歳で初出版をし
10歳で芥川賞を受賞しました
というストーリーには
驚きと尊敬はあるけれど
“共感”は生まれにくい
…
自分と同じように
地べたを這うように苦労して
自信喪失
自己嫌悪
自暴自棄を
繰り返し
それでも
それでも
あきらめずに
とうとう夢を形にした
というストーリーには
本人が自分を重ねられるという
熱い
強い
共感が生まれる
…
小説家そのものの価値には
差異はないけれど
小説家としての親しみは
“下積み派”にはある
…
苦労は無駄にはならない
…
苦労もひとの役にたつ
…
今の自分が
自信がなくて
自分が嫌いで
自分を放り投げたいよう気持ちでも
その先に
“だからこそ”のストーリーが
待っているかもしれない
…
この苦労があってこそ
のごきげんな未来が
待っているかもしれない
…
そうならば
そうであるならば
苦労は大きければ大きいほど
未来のストーリーは
感動的になる
ごきげんになる
…
そう思って
今日の苦労を
ごきげんに受け入れる
…
一度きりの今朝に
#ごきげんよう
about the photo:リアル開催は準備の“熱さ”も違う@あと一週間に迫るTOITA Fes2022戸板女子短期大学
#やる気がでない
#仕事にいきたくない
#ネガティブな性格
#ポジティブになれない
#人間関係で悩む
#TOITAFes2022戸板女子短期大学
