医療機関で診断名を聞いてから(再度医療機関へ、そして検査結果

私にできる準備を考え、

自分用に行動計画を残そうと思う。

 

【息子の成長サポート】

・保育園での支援

まず、保護者の希望があれば息子の保育園生活における支援を

少し手厚くしてもらえる制度があるようなので(自治体によって違いがあると思う)

先生から教えてもらってすぐに希望をした。

なにせ息子は行動の見通しが立たないと不安で、

更にその行動の理由や理屈に納得できないとテコでも動かないのだ。

そして気が進まない行動はすごくゆっくりなので(これは多分ASD関係ない)

人数が多いのに沢山声掛けをしなくては動かない息子は先生の負担だと思う。

「支援」という言葉に引っ掛かりを感じる方もいるかも知れないが、

息子も先生も私も過ごしやすくなる素晴らしいサービスだと思ったのだ。

 

・児童デイサービス

こちらはまだまだ模索中であるが、

通うようになって3か月ほど経過し、少したくましくなったように思う。

大人が多い環境は息子にとってやっぱり過ごしやすいのだ。

 

・医療機関

定期通院をするように言われている。

息子の様子や変化は出来るだけ気を付けて見ているつもりだが、

保育園やデイサービスも含めて沢山の人の目があるのは本当にありがたい。

 

 

【私自身の成長】

・ペアレントトレーニング

私にできることを模索していく中で知った言葉である。

子どもの問題行動を減らすために、親の行動から変えるといったもの。

子どもの行動を、望ましい行動と望ましくない行動に分けて

こちらのリアクションを変えていく、という

わりとシンプルなものだと理解しているが、

文字で読むのと人から教えていただくのは違うかも知れないので

次回の医療機関受診時に聞いてみようと思う。

 

・息子との時間の確保

私は仕事を持っているので、なかなか難しい部分である。

年齢も30代半ば、キャリアの視点からも画一的な業務を

こなせば良いという立場から変わってきている実感もある。

現在は、上司の許可を得て私の業務量と残業時間を減らすために

後任者の育成をしているところだが、育成の分だけ負担が増えているので

今年は例年よりも残業が多くなっている。

息子が寝る時間までに帰れない日もあり、

「歯磨きから寝るまでずっと泣いてたよ」と旦那に言われて心が痛い。

 

【周囲の理解を得るための行動】

・幼児教育センターへ相談

小学校進学時に、息子の特性について引継ぎを行ってくれるとのこと。

既に3回ほど相談しており、(過去記事

進学までお世話になると思う。

 

他にも何かできないかは模索中である。

 

【リスクマネジメント】

・転校のための準備

保育園までは特段心配していないが、小学校進学以降はいじめやうつなど、

息子の成長に伴って二次障害の可能性が高まってくる。

そうした時に私の取るべき行動のシミュレーションと、選択肢の準備を進めている。

医療機関はすでにかかっているので、受診はそこへ。

息子の年齢によっては私が前面に出る必要もあるかもしれない。

最終的に、環境を変えることも選択肢に入っている。

その環境の選択肢に入るかどうか、「小規模特認校」の見学を

年長さんのうちに済ませておこうと思う。

そこでもダメだった場合は、引っ越しを視野に他の小規模特認校に転校するか

息子の希望によっては通信教育を私が見ることなども考えている。

(その際は退職・休職・職場近くに息子が滞在する場所を作るなど、再検討する必要がある)

札幌市には私立の小学校がほとんどないため、選択肢は公立しかない。

 

・数多くの人との関わりを用意してあげること

私が小学生の時は、

家庭・小学校・習い事(スポーツ・メンバーは小学校と同じ)

の3つしか世界がなかった。人との関わりでいうと、2つだ。

 

息子には、もう少し多くの世界を私主導で用意したいと思う。

知らない環境が苦手な息子が不安になっては意味がないが、

私も一緒なら、慣れるまで1時間程度であることが多い。

なので、親子参加が可能で息子の人間関係の構築が可能そうな

コミュニティやイベントに積極的に参加しようと思うのだ。

目的は、

コミュニケーションの成功体験と失敗体験を蓄積することと、

できれば家庭以外の居心地が良い場所を、息子自身が選択できるようになることだ。

 

 

 

息子が診断を受けてから2か月、今思っていることはこの程度である。

息子が少しでも楽しく過ごせるように、

長期的な目線を持って今後も更新していこうと思う。