保育園の面談で息子の心配な部分の話を聞くことができ、

保健センターで相談したときに初めて聞いた機関である

「札幌市幼児教育センター」

 

保健センターの方からお聞きした内容を私なりに理解すると

息子自身の身辺自立等を促す機関=児童デイサービス

小学校への引継ぎを円滑にする機関=幼児教育センター

ということだった

 

要するに息子の成長の協力は児童デイサービスがしてくれて

小学校進学時の周囲の理解を得るための相談機関が幼児教育センターということなのだ

 

私は息子の発達に偏りがあるかもしれない、と思った時から、

幼児教育センターへ相談に行く1か月の間、

本やらWEBやらで徹底的に調べた

息子へのかかわり方については調べた通りにはいかず、

まだまだ考えることも多いが、とにかく大切なことは

 

二次障害を防ぐこと

 

の1点に尽きるようだ

 

ここで言う二次障害とは、

・鬱などのほかの病気になること

・反社会的な行動をとること

などが代表的である

反社会的、と言ってしまうととても重大事件を起こすようなイメージを持つが、

私個人の理解ではあるが、例えば誰かの気を引くために窃盗を繰り返したり

すぐに暴力(言葉の暴力を含む)に頼ることが常態化してしまうこと等であると考えている

 

逆に言えば、

・本人が生きづらさを感じず

・周りの人も特段困らない状況

が作り出せれば、そこがゴールなのだと思う

 

一筋縄ではいかないことはわかっている

夫は息子がいじめられるのでは、と心配しているが、

私は息子が無意識にいじめてしまわないかも同様に心配である

他にも心配を上げればきりがないのだが、

色々調べて考えていく中で、たどり着いたことがある

 

定型発達でも発達障害でも、ゴールは同じような気がする、ということだ

 

もちろん発達障害があるほうが難易度は上がるだろうが、

結局、息子とのかかわりの方針に大きな変更はなかった

 

幼児教育センターの方に相談した時には、

小学校進学の際に円滑に息子の特性を引き継ぐため、

検査結果やその他の部分も保育園と連携しながら情報共有する事の説明を受けた

本当は検査などもできたらしいが、

既に医療機関に予約を入れてしまっていたため、

それは結果を待っていただくことになった

 

後日、たくさんある児童デイサービスのそれぞれの施設の特徴を

お聞きしたり、たくさんお世話になった

なんでも相談して良いような、そんな包容力を感じた

 

ここまでで、

保育園・保険センター・幼児教育センターと、

いろいろなところでお話をしたが

きっと本気で困っているママさんは

好きなところに再度相談できるような印象を受けた

 

後に受診する医療機関でも、相談専用窓口が設けられていた

 

それだけ育児で追い詰められたり

悩んでしまう方が多いのだろう

 

私が学生のころ、実家の近所のおうちのお母さんが

2歳の一人娘を手にかけてしまう悲しい事件があった

その頃はあまり気にかけていなかったが、

誰かの一言で救われたり

誰かの一言で死にたくなるほど傷ついたり

そんなデリケートな状態な人も少なくないように思う

 

私も仕事がなければ、私の健康が保てなかったと思う

そうなれば息子がここまで健全に育つとは到底思えない

そのくらい過酷な乳児期だった

 

 

 

 

 

 

 

 

あなた、よく頑張ってるよ

ただ、辛い気持ちを誰かに話して泣いて、

共感してもらえるだけでもきっとすごく軽くなるよ

 

また数日後には同じ状態かもしれない

でもその小さな積み重ねで

子供の成長が根本的にすべて解決してくれるから。

一晩通して寝れる日もちゃんと戻って来たよ

 

相談できるところは沢山あるから、

乳児に本気で腹を立てるなんて…ってさらに自分を追い詰めることはやめて

「ただ話を聞いてほしいんです」って言ってみる勇気さえあれば

助けてくれるところは沢山あるよ

 

乳児のワンオペ育児に疲れ切っていた頃の私へ

 

 

 

 



※内容は、私個人の考え方や体験であり、それ以上のものではありません。正しい知識や適切な対応方法をお求めの方は医療機関や公的機関に相談することをお勧めします。