今朝は、ちょっと凹んでおります。
昨日は大学での講義。
ですが、難儀なことに、なかなか軌道に乗っていかない

昨年度の履修生で、今年度も履修してくれている4名のお馴染み学生から
「せんせ、疲れてる

と声をかけられ、ば、バレたか

自分で考える
ということが難しい学生がいて、どんなに働きかけても思考をストップして、シャットダウンしちゃう感じ

彼女たち、社会人になれるのだろうか。。。
諦めずにあと12回の講義、工夫をして、なんとかして面白い


自己肯定感を上げていくことから始めないとかな。。。
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1000プレビュー

を超えておりました

こ、こんなの初めてです

ご覧いただきましてありがとうございました

とってもとっても嬉しかったです

勇気を戴きました

もしかしたら、既に記事の内容をご存知だった方もいらっしゃったかもしれませんが、私自身は、半年間学んでいたのに気づいていなかったことなのでした

これからアドラー心理学をお伝えしていく立場になるというのに、危ない、危ない。。。
気づいてよかった

で、御礼の意味の込めて、今回は、調べてわかったことを詳しく書き残してみたいと思います

「アドラー心理学」でググってみると、まずウィキペディアが出てきました。
「5つの基本前提」と出てきます。
5つの基本前提(5Basic Assumptions)
- 個人の主体性(Creativity)
- アドラー心理学では、個人をそれ以上分割できない存在であると考えることから、全体としての個人が、心身を使って、目的に向かって、行動している、ととらえる。アドラー心理学では、個人の創造力、創造性を評価していて、それが個人の変化、変容を可能にする根拠となっているので、主体性というより創造性の方が適切である。
- 目的論(Teleology)
- 全体としての個人は、生物学的には、個体保存と種族保存、社会学的には、所属、心理学的には、その人らしい所属、という目標のために行動する。
- 全体論(Holism)
- アドラー心理学では、個人を、例えば、心と身体のような諸要素の集合としてではなく、それ以上分割できない個人としてとらえる。したがって、アドラー心理学では、心と身体、意識と無意識、感情と思考などの間に矛盾や葛藤、対立を認めない。それらは、ちょうど自動車のアクセルとブレーキのようなものであって、アクセルとブレーキは互いに矛盾し合っているのではなく、自動車を安全に走行させるという目的のために協力しているのと同じように、個人という全体が、心と身体、意識と無意識、感情と思考などを使って、目的に向かっているのである。
- 社会統合論(Social Embeddedness)
- 人間は社会的動物であることから、人間の行動は、すべて対人関係に影響を及ぼす。アドラー心理学では、人間が抱える問題について、全体論から人間の内部に矛盾や葛藤、対立を認めないことから、人間が抱える問題は、すべて対人関係上の問題であると考える。
- 人間は人間社会において生存しているものであって、その意味で社会に組み込まれた社会的存在なのである。社会的存在であるので、対人関係から葛藤や苦悩に立ち向かうことになるが、個人の中では分裂はしていなくて一体性のある人格として行動している。すべての行動には対人関係上の目的が存在している。社会に統合するというよりも、最初から社会的存在なのである。
- 仮想論(Fictionalism)
- アドラー心理学では、全体としての個人は、相対的マイナスから相対的プラスに向かって行動する、と考える。しかしながら、それは、あたかも相対的マイナスから相対的プラスに向かって行動しているかのようである、ということであって、実際に、相対的にマイナスの状態が存在するとか、相対的にプラスの状態が存在するとかいうことを言っているのではない。人間は、自分があたかも相対的マイナスの状態にあるように感じているので、それを補償するために、あたかも相対的プラスの状態を目指しているかのように行動するのである。
- これは哲学における認知論の問題である。ただし、「認知」という用語の使い方については、基礎心理学(臨床治療を直接の目的としない研究)の20世紀後半以降の主流派であるところの認知心理学における「認知」とは大きく異なることに注意が必要である。
調べたところ、これはアドラーギルドの野田先生による「アドラー心理学基礎講座理論編」で学べる内容に近いようです。(確認は取れていませんが、使われているワードの表現が一緒なので、そうかなぁと

出典元は「HEINZ L. ANSBACHER & ROWENA R. ANSBACHER(1956). "THE INDIVIDUAL PSYCHOLOGY OF ALFRED ADLER", New York : Haper & Row, Publishers, Inc.」のようですね。
また、早稲田大学アドラー心理学研究会の早稲田アドラーニュースにある「アドラー心理学入門」でも同じワードを見つけることができました。
アドラー心理学の理論的な枠組みは,次の5つの理論を基本前提としている。
1.個人の主体性
2.目的論
3.全体論
4.社会統合論
5.仮想論
1.個人の主体性
2.目的論
3.全体論
4.社会統合論
5.仮想論
さて、この「5つの基本前提」と同じ位置づけと思われる「理論的な特徴」
なのですが、日本アドラー心理学会のHPに書かれているものは前述のものとワードの表現が違っていて、更に、ひとつ概念が足りないようです。
理論的な特徴としては、
- 人間を分割できない全体として把握し、理性と感情・意識と無意識などの対立を認めないこと(全体論)
- 行動の原因でなく目的を理解しようとすること(目的論)
- 客観事実よりも、客観事実に対する個人の主観的認知のシステムを重視すること(認知論)
- 精神内界よりも個人とその相手役との対人関係を理解しようとすること(対人関係論)
などをあげることができます。
日本アドラー心理学会HPより
また、この学会の「理論的な特徴」とワードの表現は同じでありますが、私の師匠である岩井俊憲先生が教えて下さる
アドラー心理学の全体像
には、もうひとつの概念「自己決定性」がプラスされています。
(「マンガでやさしくわかるアドラー心理学 実践編2」岩井俊憲著)
これは、初心者にとっては、完全に混乱するのでは

というか、半年間学んできた私も未だに混乱中なのであります。。。
どれかひとつの基本を押さえていればよいのか、はたまた、それぞれワードの表現は違えど、同じことを言っているのかもしれない

もし、ご存知のアドレリアンの先輩方がいらしたら、どう理解したらいいものなのか


(ここから進めなくなっている私

とはいえ、ひとつの救いは
アドラー心理学の思想、目標、重要な価値観が
共同体感覚

であるということ。
これは押さえることができています

これから、私自身はどうやって学んでいくかというと、まんべんなく、いろいろな団体でのアドラー心理学を取り入れびつつ、自分自身が納得のいく理解に向かって(一生ずっとかな





どう学ぶか

なのですが、岩井先生のブログの中にひとつのヒントがありました

それは
アドラーを読もうアドラーを読もう(1)(

です

つまり、アドラー自身の本を読もう

です。
以下、岩井先生のブログより抜粋
アドラーの本は、読みにくいです。現在日本で翻訳・出版されている本が、講演録やケース・セミナーをもとにしたものであるため、重複も多く、また、アドラー自身が推敲に推敲を重ねて出版したものでないことがハンディになっているのは確かです。
(中略)
アドラーの本は、自分自身で書いたものでないことのほかに、アドラーがドイツ語で語ったものが通訳を通して英語の本になって、あるいは、慣れない英語で話したものがそのまま本になったのが多いために、お世辞にも名文とはいえません。
(中略)
それでも、文献的な価値は十分あります。アドラーの広い教養、哲学的な素養、臨床体験に基づく人間知が彼の本から伝わってきます。
そうだ

アドラーを読もう

(そうだ、京都に行こう

困ったら、迷ったら、原点に戻ろう

まずは「嫌われる勇気」の岸見一郎先生訳によるこの本、