『強い子』

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=2OLsdTdHm6s

この動画は、福島正伸先生が応援している女の子の実話に基づいたものです。
携帯電話では見られないと思います。
それに、今日は長いです。
読めなかったらすいません。


  ★  ★


『強い子』

これはある難病の女の子のお話です。

女の子は進行性の病気で入院していて
頭や体のあちこちに器具がとりつけられていました。

大きな手術が必要でうまくいかなければ
命を落とすこともあるそうです。

お母さんはそんな彼女を見ると
悲しくてしかたありません。

「どうしてうちの娘がこんな姿に…」

女の子は大好きなお母さんを元気づけたくて

お見舞いに来るお母さんをいつも笑顔で迎えていました。

女の子は童話を読むのが好きで
自分でもよくお話をつくっていました。

そしてお母さんのために
「強い子」という話をつくりました。

それは彼女が生まれる前のお話です。

ある日神様に呼ばれていくと
たくさんの赤ちゃんたちが並んでいて
一人ずつプレゼントをもらっています。

「あの町にうまれたい」
「お金持ちの家にうまれたい」
神様はどんなことでもかなえてくれるのです。

女の子の順番がやってきましたが
何が欲しいか決まっていませんでした。

ふと見ると神様のうしろに
「重い病気」というプレゼントがあります。

「これは誰がもらえるの?」

「いちばん強い子だよ。
 このプレゼントをもらった子は、生まれてからすごく苦しいんだ。
だから、いちばん強い子にしかあげられないんだよ」

女の子は思いました。
「他の子がこのプレゼントをもらったら
 その子にあったとき つらいだろうな…」

そして神様に言いました。
「そのプレゼント私にください。私がいちばん強い子よ。
他の子にはあげないで。他の子が苦しむのはいやだから。
私がいちばん強い子だから、私にちょうだい」

「君が来るのをまっていたんだ。 君が一番強い子なんだね」

ねえママ。
そうやって神様にお願いして私は生れてきたんだよ。

お母さんは涙を流しながらも
笑顔で女の子を抱きしめました。

終わり


  ★  ★


(ここから福島先生のコメントが流れます)

ある説によると人間の遺伝子は
すべての人がほんの少しずつ違っているそうです。
それはすべての人が違う体質となって生まれるためだそうです。

たとえ一つの恐ろしい病気が人類を襲ったとしても
その病気にかかりにくい体質を持った人が生まれるためにだそうです。

そうすると一つの病気が人類を滅ぼすことはできなくなります。

ただそのために重い病気をもって生まれてくる子もいるのだそうです。
難病の子供たちはみんな人類にとって最も大切な存在なのかもしれません。


すべての人に生まれてきた理由があります。
そしてそれは自分で見つけ出すことができます。

意味のない状況はありません。
意味を見出そうとすれば
必ずそこには重要な意味があることに気づきます。

私たちが人間として生まれてきたのは
まわりの人々だけでなく
他の生物や未来の地球にとって
必要な存在だからなのです。

   
                   (転載はここまでです)

  ★  ★

あなたという、かけがえのない存在。
あなたという、輝きのある存在。
あなたという、ただ唯一の命。
あなたは、あなたのままでいいのです。


  ★  ★

僕は、30歳の頃に、何もする気力が出なかったことがあります。
今考えれば過労でした。

頑張るとしか口に出せず。
頑張れずに自分を責めました。

結局、動けない。
悩みに悩んで決めたことは、
「朝が来たら起きよう」

本当にそれしかできなかったことがありました。

 
  ★  ★


今僕がここに何を書いても、薄っぺらです。

あなたが抱えてきた苦しみの何万分の一も、
応援するすべを持ちません。


唯一つ言えることは、
難病、障がい、五体不満足、形成不全であれ
命の尊さに変わりはないですよね。

そして、
魂の輝くさまは、苦労を重ねたほうが
強くて美しい光を放つのは確かです。


今からここから、
命の意味を確かめるという気持ちで
小さな楽ことを楽しむ日常を過ごしてみませんか。


自信がないときこそ、
上を見上げてください。


空にあなたへの応援エネルギーを置いておきます。

みんな同じ空で繋がっています。


mさん
ご丁寧で優しいメールをありがとうございます。

『土曜日の散歩道』こまつひろゆき
sanpo301@gmail.com mさん
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