◆昨日、弟が相談したいと言ってきました。

 とても珍しいことです。

 面と向かって、はっきりと相談したいなんて、人生初です。


 実家を出て、散歩がてら最寄り駅まで歩きました。
 目指すは、居酒屋さんです。
 
 軽く飲みながら…です。


◆話は、多岐にわたりました。

 仕事のこと、会社や同僚、上司との人間関係。
 将来のこと、夢やお金の豊かさ。


 飲みながらじっくり話を聞きました。


 何十年も生きていると、いろんなことがあります。
 ましてや、こんな社会不安の大きい今日この頃。

 安心してこころを休める場所がない。



◆弟は、カウンセリングという言葉に抵抗があったみたいです。

 心理カウンセリングを受ける人、イコール、病人。

 そんな図式が自然とできているようでした。


 そんな考えをもっているのによく相談してくれました。
 
 ひとりで、悩みの種を一つずつ確認する作業は、
 こころにとても負担です。

 彼が一人悩んでいたことを、数えていくと
 悩みを数珠つなぎに際限もなく繰り返してしまうことになります。


 悩みの円環から抜け出せなくなります。


◆誰でもそうなんです。

 一つ目の悩みを、会社のこととします。
 会社での仕事がきつい。きつくて辛い。辛くて向いてないんじゃないか。
 向いてないのは上司との関係。人間関係ってほんと煩わしいときがあって、
 同僚に打ち明けようにも、いつもの酒のさかなになって、何の解決もしないし、
 結局お金ばっかり減っていく…。


 悩みに焦点をあてたままになっちゃいます。



◆で、結論から言いますと、昨日は、じっくりと話ができました。

 僕はほとんど飲みませんでした。

 弟はどうだったかというと、
 「なんか、元気になったよ~
 カウンセリングって凄いね」


 本当にすごいのは、


 打ち明ける勇気を持った彼のこころ。


 いつも確信しています。


 カウンセリングのすばらしさは、
 相談にくる覚悟を決めた人の中にあります。


 潜在的な可能性は無限大なんです。



◆絶対に、

大丈夫。
     


 
 鬱はエネルギーです。

 可能性の宝庫なんです。


 
 そこに気づけば、うつっぽいから、プチポジに変化します。


 めちゃめちゃ元気ってわけじゃないけど、

 ちょっとだけ、ポジティブ。

 プチポジ。




 ぷちうつよりも、



 プチポジでいきましょう


 今日もありがとうございます。




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