クソップの手とは? | フェレのデフォルメ部屋

クソップの手とは?

こんにちは、フェレです

連休もいよいよ最終日。
クソップ特集も今日で一区切りとなります。
今回はクソップ二次創作に役立ちそうなことをお話しします。

前回は最後に質問をしました。

クソップの手ってどこだと思います?

というものです。

厳密には見た感じクソップに手はありませんので、

クソップはどの部分で物を持ったりしていると思いますか?

と、聞くのが正しいかもしれません。

特に制約は無いのでどこで持ってもいいと思うのですが、
二次創作に多いのは肩・脇・すそ、の三箇所です。

では実例をあげて解説していきましょう。




肩で持つクソップです。
長さがあるので物を持たせやすいのが特徴です。
持ち物を掲げるポーズには最適と言えるでしょう。
しかし、持つ位置が高いため下の方にある物を持つには身体を折りたたむ必要があり、その結果お顔が隠れやすいのが難点です。




脇で持つクソップです。(※針を持っている方)
人の身体のイメージに近づけて考えた場合、一番手らしく見える位置はここかと思います。
難点は、物を持たせるのに使える面積が小さめなので、持っているというよりは物がくっついているように見えてしまいがちということでしょう。
布の皺や影である程度は持っている感はだせるのでがんばってみてください。





すそで持つクソップです。
先ほどのクソップも反対側は、すそで持っていました。
このポーズの利点は下の方にある物を持つ時でも体を折り曲げなくてよいので、クソップの基本の形をあまり崩さずに持てることです。
その代わり高い位置にある物を持たせるには不向きで、むりやり持たせようとするとかなりアクロバティックなポーズが必要になります。

余談になりますが、すそは涙をぬぐったり口元を押さえたりするなど、可愛らしいポージングも作りやすいので愛されクソップ感を表現したい時にもおすすめです。

このほかにも風呂敷のように生地全体で包み込んだり、念力で持ち上げたり人間的な手を生やすなどさまざまな方法が考えられます。

要は描きたい方法で描くのが一番なのですが、タンクトップゆえの制約で自分の理想と思う位置で物を持たせられない時があります。
我々が当たり前にできることもクソップにとっては困難な場合が多々あるのです。
これはクソップで二次創作をする際にぶち当たる壁のひとつと言えるでしょう。

構図を工夫することである程度は解決すると思いますが、それが難しいようでしたらクソップを物に合わせるのではなく、物の方をクソップに合わせるという考え方で制作されるといいかもしれません。



この作例ではカウンターを台に乗せて、双眼鏡は高級オペラグラスのように棒をつけることで高さを調整しています。

アイデア次第でどうとでもなるのがクソップ二次創作の楽しさです。ぜひクソップの為に頭を捻ってみてください。

これで3日間連続のクソップ特集は終わりになります。
この記事がクソップ二次創作に興味がある方への後押しに少しでもなりましたら幸いです。
どうかクソップ好きの方が増えますように。

では、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
また次の更新でお会いしましょう(*゚ー゚)ノ