宝塚歌劇団の生徒にとって、
歌劇よりも、
レビューやショーの方が
自分の魅力を表現できる。
歌劇は配役やストーリーや演技が決まっているので、
自分が目立つことは不可能。
レビューやショーの方が、
公演内容は自由になるし、
劇団や組内の事情を配慮し、
生徒に合わせた歌詞や踊りが
可能になる。
歌劇は配役で活躍が決まってしまうので、配役の獲得競争になる。
「いじめ」や「足の引っ張りあい」になってしまうのだろう。
宝塚歌劇団は男尊女卑の世界で、世界の趨勢に逆行する。
男役中心の宝塚歌劇団だが、
とくに娘役にとって、
踊りがうまいと目立つ。
２階の通路より下あたり、
舞台全体が見える。
若い生徒の方が、運動能力はあるはずで、
跳び跳ねたり、
宙返りしたり、
回転をしたり、
上級生ができないことを披露しよう。
前列やセンターでなく、
舞台の端でも、後列でも、
一生懸命に踊れば、
見る人は見ている。
若い生徒たち、
ダルマでラインダンスが、
宝塚歌劇団の基礎。
小林先生が白井先生に命じて、
フランスのレビューをとりれた。
宝塚歌劇団の基礎は
白井先生が創った。
踊りの基礎のうえに、
歌がうまい、
演技がうまい、
次第にスターや、
トップ娘役の候補が
選ばれるのだろう。
ショーやレビューであれば、
それも群舞であれば、
うまい踊りは目立つし、
若い下級生の方が有利。
ショーダンサーの人生を選択したのだから、
鍛えられたきれいな姿態を
下期生はもちろん、
上期生になっても
見せてほしい。
２０世紀のころ、
トップスター自らハイレグ衣装で踊っていた。
男役が娘役になることもあった。
そのほうが、退団後、
芸能界で、
ダンサーや女優として
活躍ができる。
女が男を演技するのは、
宝塚歌劇団の世界、
宝塚の舞台だけでいい。
プロのダンサーや女優なのだから、セクシー衣装や
セクシーポーズで、
女性の魅力を表現した方が
人生として得だと思う。
ぬいぐるみのような衣装では、きれいな容姿がわからない。
男役は胴回りに補整するパッドをつけていることを知った。
男役の実態は、長身で、
バストやヒップの膨らみのある、美女らしい。
退団したら、
ビキニの水着写真を
公開しよう。
宝塚歌劇団の栄光を忘れて、
映画界、
舞踊界、
演劇界、
広告業界・・・
一番下からかけ登れ。
天海祐希は、
宝塚歌劇団のトップから、
芸能界のトップに
いきなり移ったのではない。
芸能界の下から上に
駆け上った。
まず、セクシー写真集を撮影。
MISTYだったか、羅生門の現代版で、襲われるマイナー映画に出演した。
出世作は『狗神』（いぬがみ）
全裸セックスシーンを演じているが見えない。
相手役は監督の子息らしい。後に俳優。
『狗神』（いぬがみ）は、坂東眞砂子による小説。また、それを原作にした2001年の日本映画。