鈴木宗男氏がロシアのウクライナ軍事侵攻で
「日本が停戦へ大きなリーダーシップを」首相に要請
日刊スポーツ新聞社
日本維新の会の鈴木宗男国会議員団副代表は30日の役員会で馬場伸幸代表に対し、ロシアの軍事侵攻が続くウクライナ情勢について「経済対策、物価高、ガソリンも含めてウクライナ問題が終わらない限り、すべての物価が上がる。
維新として日本が停戦、休戦に向けての大きなリーダーシップを取れと(岸田)総理に申し入れをしていただきたい」と要請した。
来週からインドネシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、
インドで20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催されることを踏まえて
鈴木氏は「ASEANは日本が議長国、
G20はインドが議長国。
アジアで開かれる機会を生かしていい」と日本が和平交渉役を担うことを提唱した。
役員会後の会見で藤田文武幹事長は「鈴木宗男議員はロシアとウクライナの関係性について一家言ある方。早く平和が訪れるようにと願う気持ちは同じ。何らか、政党として政府に対して提言すべきかどうか代表の意向、政調会長も含めて検討したい」とした。