浴衣ポーズ 虎の巻 その5
顔アップ
スマートフォン対応
撮影者 ポートレート スタジオ ファイン
きもののポーズとゆかたのポーズは基本的に同じです。
浴衣はきものよりラフなポーズができます。
価格も安く、撮影中に、汚れたり、傷んでも、損害が少なくて済みます。
肌を露出して、色気があるポーズもやりやすい。
生地がきものに比べて薄いので、体のラインが見せやすく。適度に透ければセクシーです。
カメラマンの浴衣モデル撮影に関して、モデルの体によって、便宜的にポーズを分けました。
一人のモデルを、カメラマンが撮影するモデルの身体により、
膝より上、全身、上半身、バストアップ、顔アップの写真に分けました。
厳密な区分は必要ではなく、ひとつの写真で重複して分類したものもあるでしょう。
モデルにとっては、自分のやったポーズをカメラマンがどのように撮るかはわかりません。
ひとつのポーズで、全身を撮影することもあるし、上半身を撮影する場合もあるし、バストアップを撮影する場合もあるでしょう。
私はモデルにどのように撮影しているか、
伝えながら撮影しています。
映画・映像では、顔のアップ、眼のアップ、唇のアップなど、
女優やモデルのアップを撮影しますが、
写真撮影では一般的にはここまでアップを撮影することはまれです。
頬に手を添える場合の位置と形がうまい。
頬に手を添える場合の位置と形がうまい。
顔の方向=鼻筋の方向
目はカメラ目線。
ゆったりと浴衣を着ている。
桜の季節で、浴衣も、扇子も桜模様。ピンク。
プロモデルで、日本舞踊ができて、自分で着付けができる。
首元はゆるめに、はだけていい。
浴衣の重ねさ合わせは、左前なので、カメラマンはモデルの左側から撮影すると、肌が見える。
個人撮影・少人数撮影では、
カメラマンとモデルがお互いに話し合いながら、
カメラマンがどのように撮影したいのかの要望をモデルは聞きながら、
綺麗に写るポーズ、色っぽいポーズなど、
カメラマンが喜びそうなポーズをモデルがやってあげるのが賢いモデルです。
現在ではズームレンズですので、全身からアップまで、レンズ交換をしなくても、
高倍率ズームではできます。
昔はポートレートレンズは75~80ミリが一般的で、
望遠レンズを使用し、プロ写真家は「ボケ具合がなんとこうとか・・・」と言っていました。
現在では、50ミリの標準レンズを基準として、
望遠で撮影する場合もあるし、広角で撮影する場合もあります。
たとえば、広角レンズの歪みを利用すれば、
足が長く、スタイルが良いモデルに撮影することも可能です。