マスクドブラザーズ
成城大学は、一人一人の個性と才能を伸ばす「成城教育」で有名な、
「成城学園」が母体の大學です。
創立者の澤柳博士は、東北大学の初代学長、京都大学学長を務めた後、
成城学園を創立しました。
旧制成城高校出身で東京大学総長の加藤一郎氏が、
東京大学退官後、母校である成城学園長学園長を
10年以上の長期にわたり務めました。
成城大学の学費は他大学並みです。
お坊ちゃま、お嬢様のイメージがありますが、
大學の授業料は誰でも入学できるように、
他大学並みの授業料です。
コスパについては、いいと思います。
ひとりの若い受験指導者が「成城はコスパが悪い」「卒業をしにくい」と
動画で誤った情報を発信しています。
成城大学はゼミナールで勉強し、卒業論文は必修です。
その意味で言うのか、なぜ言うのか、理解に苦しみます。
ゼミナールで研究をしなくても、卒業論文を書かなくても、
卒業できる大学があるらしく、私は逆に驚きました。
社会人になり、一流企業に就職すれば、
文章を書いたり、プレゼンテーションをしたり、交渉ごとはディベートが必要。
インプットだけでなく、アウトプットも重要です。
少人数教育が可能なのは、父母や、卒業生の寄付金があるからです。
影で寄付している金持ちがいるのです。
寄付金の強制をすることはありません。
誰が寄付したかもわかりません。
中学、高校の授業料よりも、大學の授業料が安い。
莫大な建設費で、超高層ビルを建設したり、
複数のキャンパスに分散させたり、
無理な拡大をしません。
学費の大部分が、校舎建設費、教授の人件費であるような学校経営を、
成城大学ではやりません。
学生のための設備は充実しています。
学生との相談スタッフはいます。
学生のための設備とサービスに金をかけています。
学生と先生との距離が極めて近いのが成城大学の特徴です。
学習院、成蹊、武蔵と成城が、旧制高校から発展した大學で、
「東京四大学」として交流しています。
三菱財閥と近いのは成蹊大学です。
成城は特定の財閥ではなく、幅広い業界・業種に就職します。
オーナー経営者と、芸能界・芸術界などクリエーターが多いのが特徴です。
中学・高校から、他大学受験者も多く、
成城大学の学生のうち、内部進学者は約1割に過ぎません。
成城大学の経済学部は一橋大学の分校のような存在でした。
現在は教授の出身大学は、東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶應大学、成城大学、海外の大学と分散しています。
成城大学経済学部は社会状況に対応する実学です。
成城大学経済学部は企業を実際に経営する実学です。
経営学の理論だけ学んでもだめです。
現在の深刻な状況は、コロナの影響、ウクライナ戦争などによる食糧危機です。
コロナ期間中に、成城大学の学長は、
東京大学出身の農業経済学者である杉本氏が選ばれました。
40年ぐらい前は、MARCHに負けていませんでした。
中央の経済と難易度が同じ、法政の経済より難しかったのですが・・・