女子カメラ
誰でも出来るポートレート・モデル
「モデルが座っているポーズ」
(初級~上級)
2016年8月 タイトル・文章変更
2017年10月文章更新
2018年12月文章再度更新、女優・プロモデル用内容強化
スマートフォン、Instagram、YOUTUBE・・・ネット公開対策
2020年8月 改訂版
ポートレート・スタジオ・ファイン 撮影方法
ポートレートモデルは、ちょっと綺麗な女性であれば、実は誰でもできます。
逆に言えば、女の子、一般女性でも、ポートレートモデルのやり方で、
写り方を少し学び、
練習するだけで、
ポートレート・モデルになってしまいます。
このブログはプロモデル向きのブログですが、
一般女性や女の子にも秘伝を公開します。
ポートレートのポーズでは、立つポーズか座るポーズがほとんどです。
座るポーズはモデル撮影の基本中の基本であり、どこで、どのように座るのか、
さまざまなパターンがあります。
衣装は、洋服、和服(きもの、浴衣)、水着など、さまざまです。
女優とかプロモデルにとって、ヘアメークとともに、衣装は極めて大切です。
ファッションやグラビアでは衣装は決まっていますが、
自分の服を着る撮影会の場合も、できるだけ魅力的な服を着ましょう。
最も簡単なのは椅子に正面を向いて座ることですが、証明写真じゃありませんから、芸がなく、
モデルの魅力がカメラマンや写真を見る人に伝わりません。
座る場所にもよりますが、真正面に座る場合だけでなく、斜めにも座ってみましょう。
いずれの場合も、モデルの体はカメラに向かって、斜めが基本です。
どこのスタジオにもあると思いますが、背もたれのない高めの椅子に浅く座れば、足を長く見せられ、さまざまな座り方でポーズを変化させることができます。
座る場合、
上半身をまっすぐに伸ばし、猫背にならない。
胸を両手よりも突き出し気味にする。
(後ろから見れば、両側の肩甲骨をつけます)
足は基本的にスラリと伸ばし、長く見せる。
前から写す場合も、後ろから写す場合も、
足首を曲げない、背伸びした状態で写せば、
足は長く見えます。
カメラを低い位置から見上げるアングルで、
写せば、
足が長く、胴は短く、顔は小さく見えます。
モデル撮影では、モデル自身が主役ですので、足はある程度は露出したほうがいいでしょう。
モデルや女優の場合、せっかくスタイルがいいのであれば、自分の魅力を表現した方が得です。
お行儀よく足を揃えて座ることもありますが、それはフォーマルの場合で、ポートレートの撮影では、両足はわざと揃えません。
(両足を揃えましょうと書いてある本もあります)
正座や両足を斜めにだす横座りの場合も、
足を適度にずらしたり、わざと少し開いたりします。
両足を組んだり、両足を前に投げ出したり、
あぐらをかいてもいいでしょう。
しゃがむ、立てひざを突くなども座る一種です。
両足は適度にずらしながらも揃えたり、組んだりするのが一般的ですが、大きく開いて挑発する場合もあります。
座って、どちらかの足を伸ばし、どちらかの足を上げる場合、
カメラ側の足を上げる場合と、
カメラの反対側の足を上げる場合がありますが、
それはポーズとカメラアングルによります。
どの方向に向いて、どのように座るかを考えて、男性を魅了する座り方をやってみましょう。
ミニスカートを履いた場合は、撮影会では、モデルは見えてもいいような下着をはいている場合が多いが、目立ちにくくするべきです。
肌色、黒、白、衣装と同じ色・・・
ハイレグ、Tバックなど小ぶりの物がいいでしょう。
パンティーのひも、ブラのひも、写真や映像では目立ってしまう。
透明やベイジュの細いひもがいいですね。
宝塚歌劇団のような・・・・
そのような下着を着けたモデルは、モデルの方からかなりセクシーな座り方をします。
プロカメラマンがプロモデルを撮影する場合は、撮影依頼者の指示に従うべきです。
撮影内容やモデルとカメラマンの信頼関係によりますが、グラビアモデルが多く、競争が厳しいので、ハイレグか、小ぶりのTバックがいいでしょう。
プロレベルのファッションやグラビアでは、下着が見える写真は、失敗写真です。
モデルにとっても、カメラマンにとっても・・・
女優やプロモデルの場合、衣装から下着がみえてはまずいし、衣装を変えた場合に下着の跡が残るとまずいので、以前は、ほとんどノーパン・ノーブラでしょう。
イベントでも、レースクイーンやコンパニオンが、パンストだけのこともありました。タイツの場合もありました。イベントの主催者次第でしょう。
撮影会モデルは大部分が、黒や白の小さな目立たないパンティをはいていましたが、レースクイーン、グラビアモデル、イベントコンパニオン、ダンサーなどを兼業している場合は、下着を着けていないモデルもいました。
撮影後に写真や映像を確認しないとわかりません。
ネット公開をする場合は、当然のことですが、修整をします。
きれいに撮影することがもっとも重要。
モデルに対する感謝と思いやりが
カメラマンの基本です。
ごく最近はイベントで以前ほど露出をしない衣装が増えました。
手軽に誰でも写真映像撮影ができるようになりました。
悪意がなくても、画像映像の確認をせずに、
ネット公開される恐れがあります。
撮影会で、ごく一部の男性が、被写体に対して、
望遠レンズで、ひどい撮影をしています。
場所を変える、体の角度を変える、そちらを見ない・・・防止します。
声を出して注意をすると、証拠が不十分で、逆ギレされる可能性があり、避けた方が無難です。
女優やプロモデルの最新状況については、
わかりません。
昭和の時代に話で、現在のことはわかりませんが、
新人女優でのちに有名女優になった女性の一部は、
映画や写真ではけっこう大胆なポーズや演技をしています。
写真とか映画で、よく見ると、見えちゃっているのか、見せちゃっているのか・・・画像処理、映像処理をしている場合もあるでしょう。
脱いで主役を獲得した女優もいます。
昭和の時代の女優は綺麗な容姿を見せていました。
女優として、さまざまな衣装で役をこなし、いろいろなシーンの演技をしていました。
座る場合は、足をどうしているかが、もっとも目立ちますが、
それと同じくらい大切なのは、手をどうしているかということです。
体の何処かにつける場合、つけない場合、組む場合などさまざまです。
両手が同じではなく、別々のほうが、変化がつくでしょう。
カメラマンにとっても、写真を鑑賞する男性にとっても、モデルが見えないように、股間を手で隠すのは興ざめです。
不自然で、普通であればすることのない動作であり、
逆におかしく感じてしまいます。
恥ずかしかったり、不安であれば、ちゃんとした下着をつければいいのです。
現在の中小の撮影会の場合はさまざまですので、
撮影会の内容と報酬とモデルの考え方によると思います。
服装については、撮影会の主催者と事前に打ち合わせをしておくべきです。
モデルや女優は自分の魅力を表現しようと
一生懸命です。