© 新華社 「内政干渉は許さず」 日米の台湾緊急事態行動計画策定で中国外交部

 

記者会見に臨む中国外交部の趙立堅報道官。(資料写真、北京=新華社配信)

 

 【新華社北京12月25日】中国外交部の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は24日の定例記者会見で、日本と米国が台湾で緊急事態が発生した際の合同行動計画を策定することについて質問に答えた。

 

 趙報道官は記者から「共同通信の報道によると、日本と米国が台湾で緊急事態が発生した際の合同行動計画草案を作成したことが明らかになった。双方は来年1月の外相・防衛相による「2+2」会談で正式に同計画を策定する可能性がある。これについてコメントは」との質問を受け、次のように述べた。

 

 最近、こうした報道が多くあり、中国は注視している。

私が強調したいのは、台湾が中国領土の不可分の一部であるということだ。

中国は、いかなる国もいかなる口実や方式でも、台湾問題に介入し中国の内政に干渉することを絶対に許さない。

いかなる者も中国人民の国家主権と領土保全を守る強い決意、確固たる意志、強大な能力を見くびってはならない。

「内政干渉は許さず」 日米の台湾緊急事態行動計画策定で中国外交部 (msn.com)