東京でコロナ感染者激増!  大半は夜の街、識者「都の対策はどこかに失敗がある」 | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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東京でコロナ感染者激増! 

大半は夜の街、都知事は「積極的に検査した結果」強調も… 

識者「都の対策はどこかに失敗がある」
2020.6.15 20:00

 

私は「ホストクラブだけでなくキャバクラ。

キャバ嬢と客の追跡が不十分と思う。」

 



 「東京アラート」とは何だったのか。東京都で14日、新型コロナウイルスの感染者が47人報告された。「夜の街」、特にホストクラブ関係者の感染が多いが、従業員らの立ち回り先、さらには女性客らの濃厚接触者から感染が広がっている懸念もある。休業要請緩和が進み、18日には都知事選も告示されるが、都内の感染再拡大のリスクに警戒が必要だ。

 都内の感染者が40人を上回ったのは、緊急事態宣言下の5月5日(57人)以来40日ぶり。

 14日の感染者のうち18人はすでに感染者が出た歌舞伎町などの新宿エリアにあるホストクラブの従業員で、店舗側が新宿区の呼びかけによるPCR検査に協力して判明。残り29人のうち14人も夜の繁華街との関連があった。5人が院内感染が疑われる武蔵野中央病院(小金井市)の患者と職員だったという。

 小池百合子都知事は同日午後、報道陣の取材に「今回は感染者が出た店全体で検査を受けてもらい、無症状の方も呼び込んで積極的に検査した結果としての感染者数だ」と説明し、従来とは感染者を把握した経緯に違いがあると強調した。

 新宿区エリアでは同様の集団検査を3店舗で実施したが、都は市中感染が広がっている状況ではないとの見解だ。一方で利用客の検査は進んでおらず、ひそかに感染が拡大している恐れがある。


 都内では今月2日に「東京アラート」を発令後、10~20人台で推移し、11日に解除したばかりだった。

 都内の感染者数増加について、西武学園医学技術専門学校東京校校長で医学博士の中原英臣氏は、「都は検査数の違いで説明しようとしているが、
単純に数が2倍に増えたことには変わりがない。緊急事態宣言解除後も他県に比べ感染者数が多く、2つもクラスターを出した東京の対策のどこかに失敗があるのかもしれない」と指摘する。

 都は12日にカラオケやパチンコ店の休業要請を解除、ライブハウスや接待を伴う飲食店などについても19日に解除する方向で最終調整に入る。

 前出の中原氏は「拡大を抑えるにはホストクラブなどに休業を続けてもらう代わりに補償をするほか、都知事選も延期するなど本気の対策が必要だ。そうしなければ、東京アラート解除から2週間後の来週半ば以降に一段と感染が増加しかねない」と警鐘を鳴らした。