新型コロナウイルスの感染拡大で6日、21都府県と空港検疫で新たに187人の感染が判明した。クルーズ船を除いて国内で確認された感染者は4000人を超えた。
東京都は、都内で新たに83人の感染を確認したと発表した。このうち、
感染経路が特定できていない人は9割近い73人。
30歳代以下の若年層も4割超の39人を占めた。
患者らの間で集団感染が発生している慈恵医大病院(港区)の関係者も含まれている。
都内では4~5日、2日連続で1日当たりの感染者数が
100人を超え、5日は過去最多となる143人に上っていた。
これに比べて、6日は、前日が日曜日で検査数が比較的少なかったという。
沖縄県では、那覇市や浦添市などに住む男女6人の感染が判明。うち1人は県の新入職員で、1日の辞令交付式に出席し、2日も勤務していた。
このほか、北海道、埼玉、兵庫両県で計3人の死亡が発表された。
一方、熊本市は、感染者として4日に発表した済生会熊本病院の入院患者の女性は陰性だったと発表した。
市の検査機関が別人の検体と取り違えていた。