宝塚歌劇団の男役はビキニがダメなの? スカートもダメなの? 宝塚の芸として男性になればいい。 | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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宝塚歌劇団の男役はビキニがダメなの? 

スカートもダメなの? 

宝塚の芸として男性になればいい。

 

2019年9月4日

 

トップスターに就任予定の女性のビキニ写真が流出したとして、ネットでは大騒ぎになっているらしい。

 

宝塚歌劇団の観客の9割以上は女性だろう

 

小林一三先生の著書を数冊

池田の阪急文庫で速読した限りでは、

「少女歌劇を創立したので出演者は女性だが、

観客を女性ばかりとは考えていなかった」

と思われる。

 

小林先生は日本の昔話を題材にした作品を自分で創作した。

約10作品が2冊、合計約20作品のシナリオを閲覧した。

 

初期には菊田一夫先生にも創作を依頼、

日本の敗戦・占領時代に、

恋愛物というオブラートを包みながらも、

思想的には日本の文化や歴史や政治をあらわしたものが多かった。

日本のみならず、中国、インドネシア、インドなど、アジアの作品が多かった。

 

白井先生がヨーロッパのレビューを取り入れ、

ブロードウーエーのミュージカルも上演された。

ムーランルージュについては、私はよく知らないが、お手本にしたらしい。

 

 

欧米の状況はわからないが、観客は男性中心の男女だったと思われる。

 

 

宝塚歌劇団は一時期、男性の俳優・ダンサーも採用したと聞いている。

 

旧東京宝塚劇場の上には、

日劇ミュージックホール」があった。

以前は「日劇」の上にあったが、

日劇解体後に東京宝塚劇場の上に移転した。

旧東京宝塚劇場の確か4階だった。

元気に階段を上った。

 

トップレスのダンサーが踊っていた。

観客は男性が多かったが、女性客もいて、

はとバスの「夜の東京」のコースだった。

内容的にはストリップではなく、

綺麗なショーで、いやらしさはなかった。

大人の男の健全な楽しみだった。

 

 

 

歌舞伎俳優は男性が女性を演じるが、

女形(おやま)の歌舞伎俳優は通常は男性の服を着て、現代劇では男性を演じることもある。

 

 

宝塚歌劇団でも、

2000年頃までは、

トップスター自らハイレグ衣装

踊っていた。

 

 

YOUTUBEで見る限り、主要男役と思われる人物が、数人がハイレグ衣装など肌を露出する衣装で踊っていたようだ。

 

 

宝塚歌劇団の退団後、

芸能界に進むのであれば、

ミュージカルでも、ドラマでも、映画でも、

男性の役は男性俳優が演じることになる。

 

ダンスでも、バレイでも、

男女のペアになるのだろう。

 

言葉はよくないかもしれないが、

男から女へ、性転換をすることになる。

 

女性なのに女性としての魅力を

演じられないのであれば、

舞台でも、ドラマでも、映画でも、

使い物にならない。

 

宝塚歌劇団の生徒は、

きれいな容姿で、

引き締まった体を保持している。

 

 

厚化粧と豪華衣装よりも、

アクションも、ヌードもできる、

きれいな体こそ芸術品だと思う。

 

 

 

期数と、成績で、舞台に立てる場所まで決まっているらしい。

ストーリーは完全にトップスター中心。

競争に勝ち抜き、

トップスターは5組、5人しかいない。

トップ娘役も5人、

若手が抜擢されるケースもあるようだ。

 

 

小林一三先生は退団後に結婚することを考えていたようだ。

 

 

1970年代、私の勤務先の上司が、宝塚歌劇団出身者と結婚していたが、お堅い職場であり、「ベルばら」の話題は全くなかった。

 

小企業をオイルショックから救うことを必死にやっていた。

原因は違うが今と似ている。

 

私が宝塚歌劇団を始めてみたのは、宝塚100周年であり、還暦を過ぎてから。上司はすでに亡くなっているはず。

 

 

 

現在の社会では、専業主婦になることは、一部の富裕層以外は無理となった。

女性の意識としても、結婚後も、何らかの形で、仕事をやりたいだろう

 

 

現在は、高齢化、晩婚化が進み、

トップ近くまで上り詰めた人以外は、

もうひと花咲かせたいのではないか。

 

 

退団は終了ではなく、

再出発にしたいだろう。

 

 

小林一三先生の教育は日本文化を継承している。

 

宝塚歌劇団は古今東西のさまざまな演目を演じてはいるが、

日本の歌劇団であれば、

日本の物語を演じることが基本だと思う。

 

 

日本の女優は、

日本女性を演じる

ことが基本。

 

 

 

 

人生には愛があるが、

現実としては病貧争災など生きていく困難がおきる。

 

娘・妻・母親・姑などさまざまな役柄、

いろいろな職業の女性、

主人公・脇役・敵役・悪役などの立場で、

物語のストーリー展開の、

それぞれの場面で喜怒哀楽を演じよう。

 

 

 

宝塚のファンは宝塚歌劇団のスターを理想の男性と夢見るのだろう。

内情をよく知る知人は、ひとこと、

「虚構だ」と謙遜して言っていた。

 

歌劇団の私設ファンクラブのことはまったくわからない。

ファンの女心も男だからよくわからない。

 

人間として、女性として、基礎作りをしつつ、

もっとも楽しく、充実した20歳代に、

スカートも、ハイヒールも、ビキニの水着もNG

という宝塚歌劇団の男役はかわいそうに思う。

NGではなく、ファンが勝手に決めているという説もある。

すみれコードに決まりがあるのかどうかは知らない。

恋愛も禁止なのか?

 

女性として人生でもっとも綺麗な20歳代。

宝塚歌劇団の在団中は発表をしないとしても、

娘役のような衣装で

仕事以外の写真も撮影した方が、

退団後に役に立つし、

人生の記録になるだろう。

 

 

恋愛、結婚、家庭・・・(離婚)。

人生経験によって芸が充実する。

 

本当のファンならば、

女性同士としてスターと親しくなり、

男性のファンも増やした方が、

スターにとっても、ファンにとっても得策に思う。

 

宝塚ではスターでも、

退団すれば、ただの人。

次の人生では、初心に戻り、

それぞれの世界で、

新人として出発するしかない。

 

 

 

バブルの頃は、貢ぐクン、アッシー君、メッシー君と使い分けて、青春を謳歌している女性もいた。

男性も業種・学歴にかかわらず余裕があった。

 

ファンとして、宝塚歌劇団スターの人生の応援もしよう。

 

男役であっても、女役もできることが望ましい。

 

男役と娘役は、本人の希望、周囲の推薦もあるらしいが、原則的には身長で決まるらしい。

男役から娘役に転換するケースもあるらしい。

 

女性なのだから、

男役を演じていても、

男性ファンがいたほうが

支援してもらえるだろう。