宝塚歌劇団卒業生が芸能界で活躍するための課題。厳しいことを言うが、現実を認識すれば、活躍できる! | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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宝塚歌劇団卒業生が

芸能界で活躍するための課題。

厳しいことを言うが、

現実を認識すれば、

活躍できる!

 

2019年4月20日 初版

2021年11月17日 改定版

2021年11月20日 再改定版

2023年1月15日 第三改訂坂

 

 

「宝塚歌劇団は夢の世界」

 

宝塚内部を知る友人に、私が、

「男が見ても楽しめる。」と言ったら、残念そうに「虚構だ。」と回答。

 

生徒もファンも夢の世界で夢を見ていた。

これからは厳しい現実社会に戻ることをまず認識しよう。

 

猿は木から落ちても猿だが、

議員は選挙に落選すればただの人と

言われている。

 

宝塚歌劇団ではスターであっても、

退団して一般社会に戻れば、

宝塚スターといえどもただの人。

 

 

ファンクラブは宝塚歌劇団の生徒としてのファンクラブなのだろう。

男性会員はほとんどいない女性の園。

退団後もファンクラブは続くのか?

 

トップに近くなるにつれ、身の回りのことを、

ファンクラブに「やってもらっている」らしいが、

自分のことは自分でできないと、逆に仇になる。

宝塚以外の世界を知らない。

芸能は学んでいるが、社会の基本を知らない。

 

収入を獲得するには、

他人様に「何かをやってあげる」ことが必要。

 

宝塚歌劇以外には、何も知らない、何もできないという現実。

この学歴社会では、高卒もいるだろうが、中卒も高校中退もいて、一般社会での資格が、中卒では獲得できないものが多い。

実力は、私立の芸術大学並だろう。

(通信制の高校と提携しているという噂あり)

 

宝塚歌劇団の娘役は、

女優に転身できるはずだ。

 

踊りの花組、芝居の月組・・・

どちらも100周年だそうだ。

初期のころは女優・歌手など、

宝塚出身芸能人が活躍した。

現在は退団者は、

どうしているのかわからない。

 

 

宝塚歌劇団の男役は、

女性に戻る必要がある。

 

男性から女性に戻る転換がたいへんだろうが、宝塚歌劇団の外部では、男性は男性俳優が演じる。

 

 

逆なのは歌舞伎の世界で、

歌舞伎では男性が女性を演じる。

歌舞伎以外の舞台とか映画では、

男性俳優として演じている。

 

宝塚歌劇団の男役は、

宝塚歌劇では理想の男性を演じていても、

団員=生徒のうちから、

たまには女性に戻った方がいいだろう。

 

宝塚歌劇団の男役は女性なのだから、

女性としての魅力、

セクシーとか、色気とかを失ってはならない。

 

男役は長身であり、目鼻立ちもくっきりと化粧、女性の体で男性に見せるために、胴巻きをしていることを知ったのは最近のことだ。

実物はバストやヒップが膨らんだ女性体型だろう。

 

男役の衣装はまるでぬいぐるみ、

おそらくきれいな肌が見えない。

本物の男性は筋肉や肌を見せている。

女性はたくましい男性が好きになるだろう。

 

高学年であっても、宝塚歌劇団の基礎は、

ダルマ、ラインダンス。

 

退団後のことを考えれば、レビューやショーで、セクシーな衣装で踊り、男性を魅了した方がいいだろう。

 

ネット配信するようになったらしいが、

男性に宝塚歌劇団を見てもらえる

チャンスだと思う。

 

宝塚歌劇団では古今東西の演目が上演されており、

日本人でありながら外国人を演じることも多い。

踊りも日本舞踊でなくて、ダンスが多いだろう。

 

宝塚歌劇団としては、

紋付き袴が正装であり、

日本の伝統文化や

小林一三先生の教えが

受け継がれている。

 

和楽器はなく、オーケストラの演奏に合わせて踊る新日本舞踊が採用されている。

 

宝塚歌劇団として、「ベルサイユのばら」が知られているが、

それは数ある作品のひとつで、客離れの危機を救った作品と位置づけるべきであろう。

1975年=昭和50年頃は左翼思想や学生運動が盛んだった時期である。

 

世界の中の日本として注目されている

クールジャパンの中核は日本文化であると思う。

 

日本人が演じる日本の歌劇団のコンテンツの中核は、

まず日本文化であるべきだと思う。

 

必ずしも和服だけでなくてもいい。

洋服でも、コスプレでもいい。

 

出演する映画は「日本映画」、

ドラマは「日本のテレビ局」

なのだから、

基本的には「日本の現実」を演じることになる。

 

女優については、

歌や踊りよりも、

映画やドラマの演技力が、

求められる。

 

男役は宝塚の世界であり、

映画やドラマやミュージカルでは、

男性の役は男性の俳優が演じることになる。

 

宝塚時代に男役であったとしても、

娘役もやっておいた方がいい。

理想の男性も、退団後は女性に性転換して、

女性は女性らしく、演じなければならない。

 

 

宝塚歌劇団のOGがブロードウェーで「シカゴ」を演じても勝ち目はないと私は思う

日本のコンテンツの方が、

世界から求められている。

日本舞踊や和楽器で日本文化を演じてほしい。

 

同じ女優であっても、

役になりきることは共通だが、

舞台と、映画・映像とは、

演じ方が違う

 

映画や映像はロングだけでなく、アップがあり、

演じているのではなく、

役になりきることが求められる。

 

映画・映像では、

舞台ほど練習をする必要は無く、

セリフはスタートからカットまでを覚えればよく、

撮影のはじめから終了まで拘束されるのは、

出番が多い主役級に限られる。

 

演技については、

舞台以上にリアル性が

求められる。

 

 

たとえば男女の恋愛では、

男女が裸で絡むシーンがあるだろうし、

キスシーンでは宝塚歌劇団と違い、

男優と女優は本当にキスをして、

唇をアップで撮影するだろう。

 

殺人シーンでは、ただ倒れるだけではなく、

刃物なのか、拳銃なのかは別として、

血のりをつかったり、血が吹き出るように、

演出することもある。

 

顔アップだけではなく、胸アップとか、脚のアップとか、ヒップのアップも、あるかもしれない。

 

 

 

映画については、

有名俳優が出演して、

美術にもこった大作が、

必ずしもヒットするとは

限らない。

 

低予算の自主映画が、

運がよく上映ができれば、

予想外にヒットすることもありうる。

 

宝塚歌劇団を鑑賞すると、

内情はわからないが、

生徒たちがかけた努力と金のわりに、社会的に報われたのは、

ごく一部のスターなどトップ集団だけという感じが、しなくもない。

 

退団後の人生の期間が長いので、退団は到達点ではなく、

人生の出発点なのだ。

 

 

音楽学校の入試に合格するのがまずたいへん、

その後に大役をえるのがつぎにたいへん、

トップスターは5人しかない。

2番手、トップ娘役、

合計15人。

仕組みがわからない。

 

ステージの端や後ろの位置でも、

手抜きせずに、みな一生懸命踊っている。

 

娘役トップは下級生から抜擢されるらしい。

上級生がバックダンサーになることもあり、つらい気持ちだと思う。

 

お芝居は役があるから、主役、脇役、敵役など主要役柄が中心だろう。

 

ショーやレビューは、上級生の娘役が活躍する場面も、あっていいと思う。

 

男役が娘役の衣装で、女性の魅力を表現して踊ってもいいと思う。

 

退団後に東宝のミュージカルに出演できるのは、トップ娘役の中でも限られている。

 

最近はテレビドラマは少なくなり、

出演できるのは限られた事務所の所属者であると言われている。

 

 

天海祐希は宝塚のトップから

芸能界のトップに横滑りをしたのではない。

独身であり、出身地から推測すると、

何らかの人脈があった可能性もある。

 

天海祐希グラビアに近い写真集を出版、

無名映画(MISTY・売り切れ)の出演、

次第にメジャーの映画やドラマの出演と、

芸能界の階段を下から順番にかけのぼった。

 

映画「狗神」を丁寧に見て映像分析すると、

セックスシーンも演じていて、見えないが脱いでいる。(芸能人ではない監督の子息とセックスシーン)

映画「源氏物語 あさき夢みし」では光源氏役で・常盤貴子と裸で交わっているが、よく見えない。

隠れて、黙々と、努力をしたと私は思う。

 

黒木瞳は、映画で脱いで演技をしている。

全裸で、おそらく前バリをしないで演技している。

宝塚歌劇団は黒木瞳の女優魂を評価するべきだと思う。

 

檀れいはラブシーンで乳房を見せている。

 

月船さららは、映画「世界で一番美しい夜」で、全裸ヘアヌードで演じている。

 

 

 

 

宝塚歌劇団の生徒がだれにも負けないところを認識しよう。

 

男性目線で恐縮だが、

「肉体美」だと思う。

元気に、毎日、踊りまくっている「体力と運動能力」

だと思う。

 

女優として「ヌード」と「アクション」の演技ができるだろう。

「すみれコード」は退団後、守る必要ないだろう。

 

20世紀末頃まで、トップスター自ら、

ハイレグのダルマで踊っていた。

男役でも、娘役として、演じることもあった。

 

 

女性としての魅力がわかっているので、

映画やドラマに出演させることができた。

 

 

年齢、サイズがわからなければ、映画、テレビ、広告などキャスティングのデーターベースにも乗らない。

 

名前で写真検索しても、実物がわかる写真がない。

男装から女装にもどると、実物はかわいいだろうと思う。

 

厚化粧・全身衣装の男装ではない、

女装で体のラインがわかる洋服の写真、

できれば水着・レオタードを掲載しておこう。

 

ダルマは宝塚歌劇団の

第二の制服と認識しよう。

 

上級生、

年齢が上になればなるほど、
肌を見せて、

妖艶な大人の美女になろう。

 

 

ありのままの姿がわからないと、映画にも、ドラマにも、広告にも出演はできない。

 

 

歌劇団内部やファンクラブでは、限られた閉鎖社会で、外部の人間は、芸名もわからないのに、愛称で呼び合っている。

 

芸能界には事務所の力関係や裏人脈があるらしいが、私にはまったくわからない。

 

私は宝塚歌劇団の退団者は、

芸能界の救世主だと思う。

(歌も、演技も、訓練されていない女性芸能人が多すぎる。中小劇団所属者、フリーは知らない。)

 

 

写真にせよ、映像にせよ、映画にせよ、

女優や舞踊家としての作品創造が重要だと思う。

 

マイナーなものからメジャーに、次第に活躍の場を移していこう。

 

 

 

 

20世紀の末頃まで、旧東京宝塚劇場の上には、「日劇ミュージックホール」があり、トップレスの女性ダンサーが踊り、人気がでると日活などの映画やテレビに出演していた。

「日劇ミュージックホール」は小林一三先生が丸尾長顕にやらせていた。社会の名士たちは堂々と鑑賞していた

男性だけでなく女性も、現在の宝塚の男性客の割合以上いた。

「はとバス」の夜の東京のコースに入っていた。

 

おばちゃんたちが宝塚歌劇団に夢中になり、

社会の名士を含む男性たちは「日劇ミュージックホール」で女性ダンサーの踊りを楽しんでいた。外人観光客も来ていた。