舞妓や花魁を描いた最新の映画を紹介  「舞妓はレディ!」  「花宵道中」 | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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舞妓はレディ

周防正行監督が、1996年の『Shall we ダンス?』以来、18年ぶりに本格エンターテインメント大作に挑戦したのが『舞妓はレディ』である。
舞妓を目指して、独特な京都のお茶屋世界に飛び込んだ少女・春子の姿を、ユニークに、そしてハートフルに、ミュージカル・シーンを織り交ぜながら、その成長を描き出すお茶屋ファンタジーだ。



予告編 (予告編)
http://www.youtube.com/watch?v=7LBfQxE8YD0

公式サイト

舞妓はレディ

http://www.maiko-lady.jp/

現在は京都の花街で、京都出身も舞妓は1割以下で、
実際は全国から京都の花街に舞妓に憧れて少女が就職しています。
京都の花街は、祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒の五花街です。
東京では新橋、浅草、神楽坂、向島などの花街が残っていますが、
多くの花街が無くなってしまいました。
京都の花街は、伝統的・閉鎖的な「一見さんお断り」の世界。
花街のことばを覚えることから、
日本舞踊、三味線などの楽器、長唄、茶道、華道など厳しい修行の世界です。
10歳代の少女が置屋に住み込み、伝統伎芸の修行やお座敷で接客に頑張っており、応援したくなります。

世界的には、「さゆり」や「おもちゃ」で、古い時代の花街が描かれており、
それが現代でも続いているように誤解されていますが、
現在の舞妓はまさしく「舞妓はレディ」の方が実態です。

ちょっとのぞいただけなので、花街の奥やお座敷遊びについてはわかりませんが、
舞妓と話した限りでは、現在では「さゆり」や「おもちゃ」の世界ではなく、
「舞妓Haaaan!」や「舞妓はレディ」の世界のように思われます。
お座敷やパーティでは写真撮影禁止ではないのですが、
現在では「をどり」では写真撮影禁止、その前のお茶のお点前でも、祗園甲部を除き禁止です。
ギオンコーナーでは、写真撮影ができます。






花宵道中(はなよいどうちゅう)


原作小説とコミックスで累計40万部を超えるヒットを記録する、宮木あや子の「花宵道中」(新潮文庫刊)を、豊島圭介監督のもと安達祐実主演で魅惑の映画化! 囚われの身である吉原遊女の切ない宿命を、艶やかに魅せる。


東京国際映画祭(予告編付)
11月8日 全国公開

http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=65

公式サイト

http://hanayoidouchu.com/

こちらは、江戸の吉原や、京都の島原などの遊郭の物語です。
時代劇であり、現代劇ではありません。
公娼制度が買春禁止法以前にはありました。
公娼とは公に認められたいう意味で、政府や軍隊が直接関与していた韓国とは、まったく事情が違います。
公娼でも経営者は女郎屋であり、民間業者です。
売春婦の中にも階級があり、花魁とか太夫という高級娼婦は社会的にも地位が高く、物質的には恵まれていました。
親が貧困、病気など、さまざまな事情で、親から売られた娘を買って、年季が明けるまで売春をさせていたのです。
遊郭の地域は指定されており、公娼を赤線、私娼を青線で囲んでいた事から、赤線、青線ということばが生まれたようです。
韓国の基地村女性は性奴隷であったかもしれませんが、日本の遊郭は産業であり、文化であり、性奴隷ではありません。