「ポートレートは
理論と技術に基づく
芸術です」
(上級レベル)
ポートレートスタジオファイン
2018年9月 6訂版 説明文を改善
この記事の内容は当ブログの中心的なコンテンツであり、たびたび掲載させていただきます。
ポートレートは理論と技術に基づく芸術です。
ポートレートとは、肖像写真、人物写真のことです。
ポートレートについて、従来は技術論が優先されてきたように思います。
どのカメラ、どのレンズがいいのか、
露出、絞り、シャッター速度、照明・・・・
たしかにそのような撮影技術的なことは絶対に重要です。
しかし、一方において、
ポートレートの理論を唱える人は非常に少ない。
私のポートレートの理論は、
ポートレート関係の本も読んでいますが、
試行錯誤で独自に生み出した部分が大きい。
さらに何事においても、研究熱心。
大御所写真家や有名映画監督の作品を分析、
モデルだけでなく、大女優の演技を鑑賞しています。
だから類似書籍や類似サイトはありません。
ポートレートの理論とは、
モデルが写真や映像に美しく写る・映る秘訣
であり、
カメラマン(写真・ビデオ)がモデルを美しく撮る秘訣です。
女性写真・映像はまず綺麗で美しいことが第一です。
ただし、大女優のブレイクのきっかけを調べてみると、
美しいだけでは売れないことがわかります。
モデルも女優もブレイクしません。
女優やモデルは全員が美人、綺麗だからです。
写真を見る人、映像を観る人、大勢のライバルの中から目立たなければ、有名になれません。
綺麗な姿態、役柄になりきった演技、
大女優ほど出し惜しみをしていません。
ポートレートの芸術論については、
私が不勉強のせいもあるかもしれないが、
ほとんど聞かない。
外国の写真家にはアートについて述べているし、芸術的な写真もあります。
日本の場合は、グラビアかファッション、
モデルもカメラマンも別れているようです。
私はポートレートを含めて、
写真は芸術だと考えていますが、
日本では芸術的すぎる作品は不人気のようです。
私の作風はファッション的よりグラビア的な写真(水着に限らず洋服でも和服でも)です。
ただし、きれいに、魅力的に撮影しています。
ファッションも、グラビアも、ポートレートです。
インターネットでもそのような写真のアクセスが多いようです。
写真から始めましたが、映像についても、写真の撮り方が応用できます。
映像の基本は固定ショット。
ポートレートは、絵画から写真へ、写真から映像へと、表現手段が進化しています。
フィルムからデジタルへ、
デジタルでもハイビジョンや4Kへ、
技術の進歩により、よりきれいに、より鮮明に、画像や映像も進歩しています。
私は美術のことを知らないのですが、
洋服の場合は西洋の絵画が、
和服の場合は日本画の美人画や浮世絵が参考になります。
私の場合はモデルのポーズや表情をリードしますが、強制はしません。
撮影している間、モデルとずっと会話をしています。
ポーズや表情だけでなく、体をどのように動かすかまで、話します。
モデル自身が撮ってもらいたい写真があるでしょう。
その場合はモデルの方からのポーズ・表情・体の動きを、必要におおじて修正します。
自由に、楽しく、伸び伸びとやってもらったほうが、すばらしい写真や映像が撮影できます。
モデルひとりひとり撮り方の基本は同じであつても、
事前に打ち合わせをして、
過去に撮影した写真や、大御所と言われる写真家の写真を見て参考とし、
どこで、どのような写真・映像を撮影するかの概略を決めて、後は現場のノリに任せるのが、
いい写真や映像を撮影するコツであると思います。
被写体としては、体の向き、ポーズ、表情、目線の方向、手足の位置や形など、
ほんのわずかの違いで、写真・映像の出来映えは大きく変わります。
撮影者としては、被写体をロングやアップなど、
どのように撮影するかを基本として、
フレーム、アングル、ズームによる遠近など、
瞬間的に判断する感性が必要です。
まだまだ至りませんが、
私はモデルと協力し合いながら、
芸術作品を創造したいですね。
モデルだけでなく、女優とか、ダンサーとか、文化人とか、モデル以外の人物も、撮影するようになりました。
最近は京都で日本舞踊を踊っている舞妓・芸妓、、
太秦映画村で時代劇女優など、
日本文化の写真・映像撮影が増えています。
水着については、アマチュアカメラマンとして、
サイト公開が認められている、東京写真連盟の撮影会が中心です。
グラビア誌の写真を見ると、モデルがかわいそう。
セクシーとか、色気は女性の魅力ですが、
同じ撮影するにしても、演出しながら、綺麗に撮影してあげたい。