撮影会のモデルは基本ポーズをまず覚えよう(初級レベル) 2020年10月文章改訂版 | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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撮影会のモデルは

基本ポーズを覚えよう

(初級レベル)  

別の版もあります。

2014年8月版

2020年10月 文章改訂版 

2022年10月 再掲載

 

撮影会には、
数百人のカメラマンと10人前後のモデルが参加する大規模撮影会


モデル1~2名で数人のカメラマンが参加する小規模撮影会

モデルひとりにたいしてカメラマンもひとりの個人撮影(個撮)があります。

 

個人撮影のモデルからすれば、

複数のカメラマンが同時に撮影することを

「囲み」と言うそうです。

 

 

 

個人撮影や小規模撮影会の場合は、

ある程度ベテランのカメラマンが撮影する場合、

カメラマンの要望に従えばいいので、

モデルは誰でもできます。

 

 

 

大規模撮影会のモデルの場合は、

役員やプロの写真家がつきますが、

何から何まで聞くわけにもいきません。

 

ポーズを教えてくれる役員・マネージャーや常連・ベテランカメラマンがいちいち詳細に教えられないので、

 

モデルはポーズを覚え、

自分からさまざまなポーズをして

撮影会を引っ張っていかなければなりません。

 

 

 

その撮影会のコンテストがある場合は

入賞作品や応募作品を見て、

ポーズを覚えることです。

また雑誌などでポーズを覚えてもいいでしょう。

 

 

 

一番確実なのは、

「ポートレート スタジオ ファイン」や「モデル」の

写真を見て、解説を読み、

鏡の前で自分でやってみて、

体で覚えることです。

 

 

 

美術用のポーズ集は出版されていますが、

撮影会でのポーズをまとめて解説したサイトや本は他には見当たりません。

 

 

2019年追記

最近は一部のプロカメラマンとモデルが

ポーズ集を出版するようになりました。

 

 


 

 

ポーズは大きく分けて、

立つか座る、

動くか止まるです。

 

前向き、

右斜め向き、左斜め向き、

後ろ向き、

振り返るポーズなどがあります。

 

ポーズを意識しないでモデルが動き、

その中から写真を選び出す方法もあります。

 

ポートレートのポーズですから、

絶対的な区分があるわけではなく、

ポーズに名前も付けられておりません。

 

ひとつのポーズでも手や足の位置により

いくつかのバリエーションがあります。

 

 

大規模撮影会の場合、

ひとつのポーズは長めに行い、

目線を各方向のカメラマンに配る

配慮が必要です。

 

 

中小規模の撮影会は、都市部を中心として、無数にあります。

1時間ぐらいの時間を区切っての個人撮影、

数人のグループ撮影、
そのグループ撮影でも順番制の場合、
数人が譲りあって同時に撮影する場合、
優先権のあるカメラマンが撮影中でも他のカメラマンも撮影できる場合、
など様々です。


個人撮影、少人数撮影ほど、モデルはカメラマンの要求に従った、
衣装やポーズや表情をすることになります。

 

 

 

撮影会の時間は大規模撮影会の場合は

 

午前が1時間半から2時間、

午後も1時間半から2時間ぐらいで、

お昼に衣装を着替えるのが一般的です。

 
小規模撮影会の場合は、時間が細かく別れ、
1日が数部になっています。

カメラマンにとって、大規模撮影会に比べて、参加費は高く、時間は短いのですが、
モデルにポーズや撮影場所の希望を言えるメリットがあります。


カメラマンとモデルの力量により、どちらが主導権を握るか、ケースバイケースです。

 

基本はお金を払う方のカメラマンが主導権を握ります。

カメラマンによっては、

ポーズを依頼するどころか撮影に精一杯の場合もありますので、

その場合は、モデルの方からそのカメラマンが喜びそうなポーズをやってあげましょう。

 

 

大規模撮影会では、衣装は

予備を含めて3着以上

持って行きましょう。

 
小規模撮影会では、カメラマンの好みに合わせて、
もっと数多くの衣装が、必要な場合もあります。
 
撮影会で衣装を備えている場合、

カメラマンの方で準備する場合など、

いろいろなケースがあります。

 


 

 

会場に行ってみて、主催者と相談し、

参加するカメラマンの撮影目的を把握して、

背景の色と比較して目立つ色、

他のモデルと重複しない衣装

(他のモデルに負けない衣装)を

着るようにしましょう。



 

撮影時間中、

自分からポーズをやるためには、

撮影会、撮影場所に合わせた、

数十の基本ポーズができないと、

撮影会のモデルは務まりません。

 

常日頃から、写真を見て、

大きな鏡の前でやってみて、

練習をして、出場チャンスに備えることが重要です。

 

 

1回目の撮影会での、

成功、失敗で、

2回目以降もモデルとして出場できるかが、決まってしまいます。

カメラマンが撮影しないモデルほど、惨めなことはありません。

 

 

背景を舞台、

カメラマンを観客、

太陽をスポットライトと思い、

さまざまなポーズや演技ををして、

カメラマンさらには撮影した写真を見る人々を魅了しましょう。

 

 

 

 

モデルは誰でもはじめは緊張しますが、

撮影を続くているうちに緊張はほぐれ、

次第に楽しく、面白く感じるようになります。

ほぼ全員がまた撮影会にでたいと思うでしょう。

 


 

 

全東京写真連盟の場合は1年間の任期を終了すると優秀なモデルは契約更新ができます。

 

湘南女性写真研究会の場合は全員が任期1年で交替します。

 

東京写真連盟の場合は、

1回1回出場者を選考していますが、

何回も出場するモデルもいれば

1回だけのモデルもいます。
 

 

もっとも頻繁に、もっとも大規模で、

ミスコンや公共団体と提携して、撮影会を開催しているアマチュアのポートレート撮影団体は、

全東京写真連盟です。



 

撮影会会社・モデル芸能プロダクション主催の場合、

カメラメーカー・カメラ店主催の場合、

ベテランアマチュアカメラマン主催の場合、

モデル本人がひとりか友人モデルと開催する場合など、

撮影会は無数にあります。



 

モデルプロダクションが独自に撮影会を開催することが多くなってきました。

モデルプロダクションとしてはモデルの管理がやりやすく、利益は独自でやった方が出るでしょうが、

参加するカメラマンが固定される内輪の撮影会になりがちのため、

モデルの知名度の向上にはなりにくいのではないでしょうか。

 

 

 

モデルはポーズや表情を覚え、

誰が撮影しても美しく写るように工夫しましょう。

 

ファンの獲得と知名度の向上のために

大規模撮影会はきわめて大きな効果が

あります。

 


 

 

 

全東京写真連盟 撮影事例
服装は、着物、浴衣、洋服、水着。
基本的にモデルが服装を用意する。

最近は、都心部での会場確保が難しく、
東京東部や湾岸が多い。

秋に公募。年末から2月に選考。
所属制。優秀モデルは契約更新できる。

お嬢様モデルが多かったが、
最近は多様化か?
撮影会によっては、ミス日本などを招致している。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


 

佐野いつみ
 

 

 

佐野いつみ

 

 

佐野いつみ

 

 

 

佐野いつみ

 

 

 

 

水原みう(全東京)
 

 


 

 

杏凜=あんり=間嶋杏凜

 

 

宮沢磨由(まゆ)
 

 

宮沢磨由(まゆ)

 

 

 

 



東京写真連盟 撮影事例

撮影会ごとに、モデル事務所がモデルを派遣。

どこかの事務所所属者でないと、

撮影会出場はできない。

モデルの管理を事務所に任せているのでしょう。
 


 

 

 


 

 

 


 

 

 



 

 

吉野まみ
 


 

 

 

長崎瞳(東京写真連盟)
 

 

 

 桃山莉乃

 

 

 

 

猪俣聡子






湘南女性写真研究会については、

神奈川県平塚市が本拠地。
夏の水着撮影が中心で、

それ以外の季節は洋服。
大規模撮影会は選抜含め、年4回ぐらい


会員向けの撮影会および撮影旅行が活動の中心です。

中核メンバーの写真撮影技能は高く、とくに水着写真がうまい。


毎年、1月に募集開始し、4月の撮影会が最終選考。


私は、東日本大震災以降、

海岸での水着撮影をやめましたので、現在は参加していません。