「ポートレート すべてのポーズの基本」(初級~中級)女子カメラ ポートレートモデル 2017年  | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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ポートレート 

すべてのポーズの基本
(初級~中級レベル) 

2016年8月 対象拡大版 

2018年5月更新版
撮影者・著作者 ポートレート スタジオ ファイン

 

 

2016年6月、言葉足らずのところを補い、中級レベルのモデルも対象としました。


2016年8月 タイトルを「女子カメラ」として、普通の女の子、一般女性も対象としました。
必ずしも

モデルや女優をめざさない、才色兼備な一般女性でも、写真の写り方、映像の映り方を学び、練習すると、綺麗で魅力的な人物となるからです。


ポートレートモデルは、ちょっと綺麗な女性であれば、実は誰でもできます。


逆に言えば、女の子、一般女性でも、ポートレートモデルのやり方で、
写真や映像を撮影すると、これが自分かと思うくらい、美人に変身できます。

新人モデルを対象にした文章ですが、
普通の女の子、一般女性が、この文章を読み、大きな鏡の前で練習すると、
見違えるような美人に写真で写り、映像に映り、
モデルや女優の卵になってしまいます。



撮影に入る前の準備


地面または床に、垂直に立っているのか、座っているのかをまず、確認しましょう。

姿勢を正して、両肩の高さが同じ高さであること、
前屈みにも、後ろにそってもいないか、
姿勢が右に傾いたり、左に傾いたりしていないか、

確認しましょう。

真正面を見て、真正面に遠方に何があるか、覚えましょう。

息を大きく吸って、ゆっくり吐いて、胸を突き出し、腹を引き締めましょう。

これが撮影に入る準備です。初めはこの姿勢から撮影をはじめましょう。

以前は、黙って突っ立っていたり、椅子に真正面に座って、ただそれだけのモデルがいたのですが、最近は逆に知っているポーズをいきなりやり始めるモデルが多いので、
以上のような撮影に入る準備を追加しました。

 
美しく、魅力的に写る・映るために、全てのポーズの基本
初級レベルだけでなく、中級レベルの内容を増補しました。

 

ポートレートのモデルにはさまざまなポーズがあります。

 

さまざまなポーズを覚える前に、
すべてのポーズの基本を知ることが大切です。

はっきり言って、この基本を覚えるだけでもモデルらしくなります。

 

 

 

基本ポーズには、

 

立ったポーズと座ったポーズ、

 

動いてるポーズと静止したポーズ

に大きく分けられます。

 



 

写す部分により、

 

全身 (動画 フルショット)、

 

上半身、

 

バストアップ (動画 バストショット)、

 

顔 (動画 クローズアップ)

 

などがあります。



 



あまりポーズを考えすぎても、

ぎこちなくなってしまいます。


自然に動きながら、決めポーズや決め目線を

組み込みます。

連続した動きの中で、動きをさりげなく止めて、

さまざまなポーズをしましょう。

 

そうすればポーズは無数にあります。


 

 


 

 

すべてのポーズの基本

 

1.カメラに向かって、正面を見たポーズと斜めのポーズの両方が  必要。

  真正面を向いて、両手はだらり、両足は「気をつ」けか、「安め」の  ように、仁王立ちをしない。
 つまり、適度に変化を持たせて、さまざまなポーズや表情をして、自分の魅力を表現する。

 

  (容姿端麗・スタイル抜群の場合は一部に正面ポーズもあってもよい)
  (道路のど真ん中、橋のど真ん中、家の正面などで、正面を向き、カメラを見つめる)


 

 

2.カメラに向かって体がやや斜めのポーズが基本。

 

  (顔や体が立体的に写る。正面は体の横幅プラス両手、斜めは体が痩せて見える。)

  (顔の彫りの深さ、鼻の高さ。胸やヒップの膨らみ。女性の魅力を表現できる。)



 

 

3.背筋を伸ばして、肩を後ろに、胸を前のほうに突き出し気味にする。

 

  猫背にならない、後ろから見れば両方の肩甲骨をつける。

 

  (胸を突き出し気味にすると、バストが大きく、形がよく写る)

 


 

 

4.顔について、カメラに向かって正面だけでは証明写真。
  正面からだと、顔が平でぺちゃんこに見えてしまう。

 

  斜め前から撮影すれば、顔の彫りが深く、美人に見える。
  とくに鼻が高く、鼻筋が整っている女性は、綺麗に写る・映る。

  右斜め横、左斜め横、背景と身体に問題なければ、両方あったほうが良い。

 


 

 

5.足については、モデルの基本姿勢のほか、
  適度に組む、挑発的に両足を開く、

  どこかに足をのせるなど、
  撮影場所の状況に合わせて、変化をもたせる。


  モデルが高い位置にいて、カメラが低い位置から撮影、
  広角レンズで撮影すると、

  足が長く、スタイルがよく、写ります。

  逆に、モデルが低い位置にいて、カメラマンが高い位置から撮影する場合、
  頭が大きく、足は短く、スタイルは悪く、写ります。



 

6.手の位置をどこに持ってくるか、体につけるか、体から離すか、
  撮影場所によっては、何かに手をかけるか、


  指の形をどうするか(グー、パーではなく、チョキの変形が原則)までできれば、

 

  いい写真が撮影できる。

 

  (右手と左手は、同じ位置や形ではなく、別々が原則)



 

7.視線についてはカメラを見つめる場合と、

 

  わざと別の方向を見る場合がある。

 

  (基本はカメラ目線。外すときは、はっきりと、意味を持たせて外す。)



 

中級レベルの内容


プロモデルやアイドルや女優としては、上記に加えて

 

●カメラに向かって正面をむいた写真のみでなく

 

 体の中心線、顔の中心線、目線の方向(基本はカメラ目線)を分けて

 

 体を曲げたり、ひねったりすると変化がつきます。

 



さまざまなポーズ、衣装、撮影場所にあわせた表情をします。

 モデルがニコリと笑いカメラマンがパチリと写す(ニコパチといいます)だけでなく、

 睨んだり、無表情であったり、変化をつけましょう。



 

●自分がやっているポーズや表情は、撮影しているカメラをとうして、

 

見る人(男性)が、自分をどのように感じるかを考えて、
ポーズや表情作りをします。




プロのモデルや女優は、綺麗な容姿ですが、
全身のスタイルの良さ、顔の綺麗さ、胸の大きさ、ヒップから股間にかけてなど、
男が自分を魅力を感じて、自分の虜になるようなポーズをします。

ポーズに合わせて、表情作りをします。
微笑むだけでなく、無表情の場合もあれば、セクシーや色気の場合もあります。

肌の露出は控えめよりも、大きめのほうが、男性に人気を獲得できます。
どこを隠して、どこまで見せるか、
プロモデルとしてに、女優として、生き方、考え方次第です。


私が日本のモデル業界に望むことは、
日本人モデルが欧米のファッションショーで活躍してほしいこと、
日本の伝統と文化を理解した、着物モデル、和風モデルを育成することです。



モデルは撮影しているカメラマンに

ポーズや表情をリードしてもらい、

画像や映像で自分の魅力を表現します。

(広告の場合は商品が中心)

写真の場合はカメラマンですが、
映像の場合は、監督とか、演出家でしょう。
踊りの場合は、専門の振付師がいるようです。

 

写真・静止画について述べていますが、

動画についても共通です。

 

女優の場合も、監督から詳細な指示がない場合は、

自分が魅力的にカメラに映るように、自分から演技をしましょう。

 

 

 

撮影事例については、データが大きくなりすぎるために、抹消しました。

別途、掲載とします。