浴衣をきた屋外モデル撮影 ポーズと解説 東京都・石神井公園 荒川莉子写真集 東京写真連盟 | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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浴衣をきた屋外モデルの撮影

浴衣 ポーズと解説

荒 川  莉 子 

浴衣 写真集 

(ブライダルモデル 撮影後卒業)

2010年 東京写真連盟

撮影地 東京都 石神井公園
撮影者 ポートレート スタジオ ファイン

 

2020年7月 改定版

 

写真を撮影データより増補・交換、

解説文を大幅に充実しました。


女性を魅力的に表現するためには、

撮影場所が限られている場合、

衣装が限られている場合、

アップからロングまで体の撮影する部分を変化させる、

右斜め、左斜め、真正面、背後からの左右の撮影方向、

水平、俯瞰、あおりなどのカメラの上下の撮影方向、

ポーズや表情の変化で、さまざまな撮影をします。

 

 

 

屋外で撮影する場合は、背景、光線を配慮して、まず撮影場所を決めて、

次にモデルの位置を決め、

風景の中でモデルをどのように撮影するかを

考えます。

 

 

 

フイルム時代は、人物をフレームの中で、

いっぱいいっぱいに撮影するように指導するプロカメラマン、

背景を望遠レンズで必要以上にぼかすように指導するプロカメラマンがいました。

 

 

 

私はデジタルになり、カメラの性能が向上した現在、試行錯誤の結果、

モデルの周囲は適当な余白を設けています。

縦でも、横でも使える、

映像の中に静止画を組み込める、

余白に文字も入れられる、

デザインの自由を確保し、

必要であればトリミングをします。

 

 

 

 

シャッター速度優先でぶれを防止するとともに、

被写界深度はわざとばらして、

さまざまな写真を撮影しています。

 

 

 


時間がない場合とか、

撮影会で多くの人数を撮影する場合は、

これがいいだろうという、

「狙いうち」の少ないカットの撮影をします。

 

 

個人撮影とか、コラボ撮影とか、

写真集の製作の場合は、

はじめから絞らずに、

さまざまな写真を撮影して、

その中からいい写真を選びます。

 

 

最低限、どのような写真がほしいと決めて、

撮影をするのはかまいませんが、

撮影をやっていくうちに、

「現場の乗り」ができてきて、

予想以上の写真が撮影できることがあります。

 



撮影当時は、大手ブライダルモデル事務所に所属するブライダルモデルでした。


浴衣の撮影会は初めてで、つきっきりで教えながら撮影しました。


現況は不明ですが、おそらく卒業していると思います。

 

 

 

 

奥武蔵アトリエで別の浴衣モデルをコラボで撮影したときに、同じ事務所の先輩と言っていました。

 

 

撮影したモデルは、撮影会に出場したり、ネット公開をするモデルではないため、ネット公開はせずに、写真プリントをプレゼントしました。

 

 

 

 

荒川莉子

 

顔の方向はカメラに対して斜め。

鼻筋が高くのび、堀が深い美人に写ります。

目線はカメラ方向。印象が強くなります。

映像ではカメラを見ませんが、

写真ではカメラ目線が基本です。

口元は「はい、チーズ。」

えくぼがかわいく、上の歯を自然に見せるくらいに、口をやや開きます。

荒川莉子

 

荒川莉子

 

着付けの先生は、がんじがらめに補整して、

胸のふくらみがわからないようにしてしまいます。

 

浴衣なのだから、ゆったりと着て、私はかまわないと思います。

 

胸の大きい女優を、がんじがらめに補整して、

寸胴のデブにしてしまう「着付け」には、

私は賛成できません。

 

一般女性は、着付けの先生の指導に、従ってください。

 


手の形の種類だけでも、いろいろあります。

荒川莉子

モデルの場合は帯の位置は乳房の下でいいと思います。手は乳房の上がいいでしょう。女性としては胸のふくらみがあったほうが魅力的です。

(着付けの先生は、胸のふくらみを隠すが、ずんどうのデブにしてしまう着付けには反対です。)

 

手の指で、写真がきれいに見えるように、形をつくっています。

表情により、口元を開いたり、閉じたりします。

笑ったり、微笑んだり、無表情であったり、

撮影場所とポーズにより、さまざまな表情があってかまいません。

 

荒川莉子 荒川莉子

荒川莉子

もっとも基本的なポーズ。

きものや浴衣では、前向きの写真だけでなく、

横とか背後からも撮影し、

帯がポイントになります。

荒川莉子 荒川莉子
 

荒川莉子 荒川莉子

荒川莉子

 

きものや浴衣は、左前に着て、前側が二重になります。

左側から撮影したほうが、裾が適度にはだけて、色気があります。

 

荒川莉子
 

 

 

荒川莉子
 

荒川莉子

 


 

荒川莉子

 



荒川莉子


 

荒川莉子

 

 


 

荒川莉子 荒川莉子
荒川莉子


東京写真連盟の役員とともに、
浴衣撮影の定番ポーズだけでなく、
さまざまなポーズをやりました。

 

モデルはブライダルモデルとして、

モデルの基礎ができています。


浴衣のポーズを教えれば、

細かいことはモデルからやる、

楽なモデルでした。

 

右斜め、左斜めからの撮影だけでなく、

体の方向、顔の方向、目線の方向を、

適度にばらしていますから、

顔は堀が深い美人に写り、

体は女性としての凹凸が適度に撮影できました。
 

 

このポーズはモデルとしてのポーズです。

 

女優としてのポートレートは、

喜怒哀楽の感情をこめたり、

動作を加えた写真になります。