撮影会で着る浴衣(着物)の選び方(モデル)=夏祭りや花火大会で目立つ浴衣の選び方(一般女性)  | 「ポートレート スタジオ ファイン」 =「ファイン メディア コンテンツ ジャパン」

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撮影会で着る浴衣(着物)の

選び方(モデル)

= 夏祭りや花火大会で目立つ

浴衣の選び方(一般女性)

着物はいたむので安物でいい。

 

成人式、卒業式、結婚式、

周囲と比較し、ちょっと、

いい着物を選ぼう。

 

 

2016年7月増補

2017年7月再改定

 2019年8月再掲載版 

2020年4月 タイトル変更版

(モデル中心のタイトルに戻す)

 

 

浴衣の撮影会のモデルになったが、

ポーズや浴衣の選び方について知りたいと、以前モデルから質問がありました。

 

ポートレート撮影会のモデル向けの記事ですが、一般女性が夏祭りや花火大会などで、

目立つ浴衣の選び方として、応用できます。


きものや浴衣のポーズについては、写真事例と解説がありますが、
モデルの衣服については記事があっても、
浴衣の選び方については、記事がなかったので、作成しました。


 

私自身、女性衣服としての「きもの」そのものについては、あまり詳しくはありません。

 

モデルの知り合いに日本舞踊や茶道・華道をされたり、着付け教室をされたり、行ったりされている方がいると思いますので相談してみましょう。

 

 

この記事は、あくまでモデル撮影会における浴衣の選び方です。

一般女性の場合、夏祭りや花火大会でも目立つと思います。

 


大規模撮影会だけではなく、中小のもう少しくだけた撮影会も対象にしています。

 

撮影会モデルは、ベテランの場合もありますが、一般女性からモデルになりたての場合が多いのです。

一般女性にとって身近な存在です。

撮影会モデルはちょっと教えれば、

誰でもできますよ。


「全日本きものの女王」(現在全国は中止)や」
「全日本きもの装いの女王」(装道)のモデルが着ている浴衣は、一目で見て高級品です。
着付けもしっかりしています。


夏期にはデパートで浴衣ショーをする場合が多く、その浴衣は見るからにすばらしい。

 

 


 

撮影会ではどのような浴衣を着るべきか。

私はとくに高級品を着る必要はないと思います。

色とか、柄とか、見栄えがいいとかの方が大切でしょう。

撮影中に、浴衣が傷んだり、汚れたりすることもあります。
あまり高価の浴衣はおすすめできません。

 
全東京写真連盟のモデルは
モデルの自前の衣装です。
東京写真連盟や湘南女性写真研究会は知りませんが、おそらく自前の衣装でしょう。
 
夏祭りや花火大会は人込みであり、座る場所がきれいか、食べ物を食べて自分で汚したり、汚されたりする可能性があり、気軽に洗える浴衣でよいと思います。
 
浴衣は文字通り浴衣であり、
くつろぐためのものですから、
高級品でなくてもいいし、
ぎゅうぎゅう縛り付けて着付けをする必要はないと私は思います。
 


着物関係のミスコン入賞者が出場する撮影会では、所属団体が高級な浴衣を用意する場合もあるでしょう。
 
交流のある着物文化団体の着付けの先生が
モデルの着付けをやっているでしょう。

 

 

着物関係のメーカーや販売店が主催するファッションショーは、当然ながら商品であり、高級品です。

ショーとして演出されており、購入の参考になります。

 

2015年6月東京・六本木ヒルズで開催された

「京都ほんまもんだけ3days」着物・浴衣ショー

創業460年、京友老舗「千總」(ちそう)の

きもの・ゆかたはまさに芸術品でした。

 

着物についてはプロモデルが着ていたので、ネット公開をしました。

浴衣は学生が着ていたので、ネット公開をしませんでした。

 

 

 
デパートのショーウィンドには、
夏は浴衣の展示をしています。
浴衣の中にもピンからキリまであるようです。

 

 

地方の名家出身のお嬢様は、

多くのきもの・浴衣を家で所有しており、

撮影ではちゃんとした浴衣を着ないと、

両親や本家が許さないのでしょう。

 

着付けができるモデルは、自分で、

あっという間に着替えてしまいます。

 


色の制限はありません。


紺色でも、緑色でも、黄色でも、赤色でも、ピンクでも、
白と黒と鼠などくすんだ色でなければ、

すべて大丈夫です。


自分が好きな色、すきな柄で、基本的によく、着たいと思うものを買えばいいと思います。

 

私の好みですが、中間色よりは原色に近い派手なものの方が、一般的に見栄えがします。

 

 

柄もあまり細かいものよりは、少し大きめなものの方が、見栄えがします。

 

 

 
花を背景として、公園で撮影会を開催する場合、
天候が良い日であること、
花の開花時期と一致させることが、
なかなか難しのです。
 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2005 全東京写真連盟

上野 不忍池

 

ポートレート スタジオ ファイン 2005 全東京写真連盟

上野 不忍池

 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2008 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

ポートレート スタジオ ファイン 2008 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2008 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2009 全東京写真連盟

 

水元菖蒲園

 

ポートレート スタジオ ファイン 2009 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2009 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

 

ポートレート スタジオ ファイン 2010 全東京写真連盟 納涼会

 

ポートレート スタジオ ファイン 2010 全東京写真連盟

上野不忍池

 

ポートレート スタジオ ファイン 2010 全東京写真連盟

上野不忍池

 

ポートレート スタジオ ファイン 2010 東京写真連盟

石神井公園

 

ポートレート スタジオ ファイン 2011 東京写真連盟

所沢航空公園 東日本大震災 大槌町 チャリティ

ポートレート スタジオ ファイン 2011 東京写真連盟

所沢航空公園 東日本大震災 大槌町 チャリティ

 

ポートレート スタジオ ファイン 2015 全東京写真連盟

水元菖蒲園

 

ポートレート スタジオ ファイン 2015 全東京写真連盟

水元菖蒲園 夏山りか 2017年現役モデル

 

 

非常に重要なことですが、
撮影会がどこで行われるか、
背景がどのような色か、
一般的には背景と同系色ではなく、
反対色の方が目立ちます。

 

 

日傘を撮影会の小物として使う場合が多いのですが、
その色と浴衣は反対色で、モデルを浮かび上がらせたが見栄えがします。



日傘を使うのは、背景の人、車、電線、ビルなどを隠すためでもあります。

 

 

 

 

ミスコンの浴衣は、きもの商組合や着付け教室のモデルですから、高級品を着ています。

組合とか教室で準備した浴衣でしょう。


モデルが自前の浴衣の場合は、

 

むしろ丈夫で、洗えば綺麗になる浴衣で

 

かまわないでしょう。


モデルの中には、お嬢様で、親譲りの浴衣を着てくるモデルもいます。
地方の旧家では、家族とか、一族で、着物や浴衣をたくさん所有しています。
安物の浴衣で写真を撮られるなんて、みっともなくて、親や本家が許しません・・・


奥武蔵アトリエで撮影したモデルがそうなのですが、ネット公開はやめました。
 


撮影会にもよりますが、
立つだけでなく、座ることもありますし、
横になるぐらいの色っぽいポーズをやって、
他のモデルとの差をつけて見ましょう。

 

浴衣や着物の着付けについても

グラビアモデルの場合は、
舞妓はんや芸者さんの着付けをまねてもいいかもしれません。
後ろの着物の襟を大きく開けて、

背中の最上部の肌を見せる方法です。

芸者や舞妓・芸妓は、白粉で肌を白く塗っています。

一般女性がそのような着付けをしてはいけません。


全東京の撮影会では、一般女性向きのしっかりとした着付けをやっています。
着付教室の先生がモデルの着付けをやっています。
モデル卒業生で、着付けを習い、着付けができる女性がいます。

 

イベントや中小の撮影会では、モデルが自分で着ることが多いでしょう。
浴衣は前側で重ねるのは、左が前、右が後ろです。
さすがにこの頃はなくなりましたが、以前は、イベントや撮影会で、右側を前に重ねるモデルもいました。そっと注意して慌てて着替えたモデル・レースクイーンもいました。


撮影会において、基本的には、しっかりとした着付けをしています。
立ったり、座ったり、基本的なポーズが一般的です。

 

 

江戸時代の浮世絵をみると、現在ほどきっちりと着付けをしていない女性が多く、胸もけっこうはだけているものがあります。

 

 


グラビアモデルとか女優であれば、
あまりにもギュウギュウ詰めの着付けをするのではなく、
胸を適度にはだけて着て、
裾もあけて、脚をその間から見せて、
色気のあるポーズで魅力を表現するのもいいでしょう。



撮影会ではいろいろのカメラマンがいるので、そのようなポーズをするのは状況次第でしょう。


中小の撮影会はさまざまでしょうが、見せてはいけないところを、白や黒の小ぶりの下着などで、ガードをしたほうが無難でしょう。

 

着物のヌードモデルもいます。

着物に赤襦袢の衣装が多いと思います。

プロモデルを信頼できるカメラマンが撮影する場合は、肌を見せて、色気のあるポーズや表情に挑戦してみましょう。
日本画も、浮世絵も、かなり色気のあるポーズをしています。

女性の魅力に色気は欠かせません。


いろいろな写真集や映画を鑑賞していますが、

女優やプロモデルの写真・映像・映画では、

着物の場合は一般的にノーパン、ノーブラです。
洋服にせよ、着物にせよ、本格的な写真や映画では、下着が写る・映るのは失敗です。


日本女性がパンティをはくようになったのは、白木屋の火事で女店員が脱出の際に、ノーパンのため恥ずかしがって、転落して亡くなった大惨事以後と聞いています。


襦袢であればいいでしょう。

着物用の下着が販売されています。
ただし、撮影した写真で、浴衣の下から白い生地が出ていると、あまり見栄えのいいものではありまん。


女優とかモデルは、どうしても隠さなければいけないところは隠すとしても、できるだけ綺麗な容姿を見せる、肌を見せるほうが、魅力的であり、人気が出ます。

基本的に衣装担当者が着付けをしているのでしょう。

 
一般女性は、着付けの先生に、着付けをしていただいたほうが無難でしょう。着物や浴衣用の下着も販売されているようです。





グラビアモデルが時々やっていることですが、
水着を着て、その上に浴衣をはおることは、
洋風と和風で、ちぐはぐなので、私は止めてほしいと思います。
プロモデルとしての感性を疑います。興ざめです。
カメラマンを信頼できない場合は、小さな肌色の下着などで隠したら・・・

 

 

 

撮影会の内容にもよりますが、着崩れすることもありますので、
帰りには浴衣から洋服に着替えて帰宅する方が無難です。
そのさいに、はきものを忘れないように。

洋服を着て来て、着物や浴衣の着付けをしてもらい、撮影を行う場合があります。
履物とか、着物に合わせて使う小物を忘れないようにしてください。


あわてて付属の小物を女性スタッフが買いに行く場合があります。

過去にサンダルはいて浴衣の撮影をしたモデルがいました。

 

 

 

 

モデルが複数いる場合、水着や洋服でもそうですが、
できる場合、できない場合があると思いますが、

浴衣の場合、モデル間で浴衣の色や柄の調整をした方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

できれば、別々の色や柄の方が、
撮影会全体の写真のできあがりを考えると、望ましいと思います。

 

 

 

 

このブログはかなり以前に書いたブログを、
その後の経験を追加して、2016年7月に増補改定したものです。

2019年8月に掲載するにあたり、文字の大きさなどを微調整しました。

 

 



ひとりのモデルでも、色違いの複数の浴衣をもっている場合があります。
自分で着付けができれば、着替えることができます。


浴衣はあくまでくつろぐためのもの。
あまりぎゅうぎゅうと締め付けるよりも、ゆったりと着る方が自然ではないかと、最近では考えるようになりました。