幕張メッセや東京ビックサイトのイベントに行きますと、
デジタル一眼レフカメラやビデオカメラで撮影している人がものすごく多く、また
年々カメラからビデオで撮影している人の割合が増加している
ように感じています。
インターネットもブロードバンド化されて、
静止画だけでなく動画も配信できるようになりました。
DVDを付録としてつけている男性誌が多いようです。
アマチュアにとって写真だけでなくビデオでも撮影するほうがおもしろいのですが、ビデオでは家族や風景や祭りやイベントをしか撮影していないようですね。
家庭用のビデオもハイビジョンの機種が発売され画像もきれいです。
しかし、写真団体の撮影会ではビデオは禁止ですし、
撮影会開催会社の撮影会でビデオ可(割増料金がかかる)の場合も、
写真と一緒でモデルが特別な演技をすることはないようです。
新人アイドルが撮影会に出るようになってきていますが、
一般的な撮影会のモデルの主力は、レースクイーンやイベントコンパニオンです。
レースクイーンやイベントコンパニオンは
企業の広告宣伝、プロモーションをする仕事であり、
厳密に言えばモデルでもアイドルでもありません。
売り出すのは企業の製品であり自分ではありません。
幕張メッセや東京ビックサイトでのイベントで、
ステージを盛り上げているのはダンサーです。
歌を歌い、踊りもしているステージがもっとも盛り上がっています。
そこまでやればまさにアイドルですね。
このような時代の流れに対してモデルも対応していかねばなりません。
女優やダンサーはもちろんのこと、
モデル・アイドルの仕事の中心が静止画から動画になるでしょう。
ビデオは動画ですから、
もっとも短くても10秒ぐらい、
できれば2~3分間ぐらいの演技(表情と動き)
ができなければなりません。
はっきり言ってモデルの基礎は体力です。
真夏でも、真冬でも、天候に負けない体が必要です。
最近の若い人は電車で近距離でも座るし、シルバーシートでも平気で座ります。
若いうちは、電車やバスでは座らない、エスカレーターやエレベーターを使わず階段を歩いて上る、日ごろから体を鍛え贅肉を引き締めましょう。
食べずにダイエットをするのではなく、ある程度は食べて運動をしてやせる健康的な体が必要です。
そのような健康的な体をもとに、
ダンスや日本舞踊など体を動かして表現する訓練をするのです。
静止画だけでなく動画もできるモデル、
歌って踊れるモデル、
喜怒哀楽の表現ができ演技ができるモデル
が必要になってくるでしょう。
このようなことができるのであれば、
アイドルであるし、女優でもあるのです。
モデルから女優を目指すことが、
芸能界で有名になる近道のようです。
写真だけのモデルであれば静止画ですので、ポーズと表情を瞬間的にできればいいのです。
しかし、 ビデオには音声もあるので、
動いて見せ場を作り、
音楽にのってダンスのできるモデル
が有利になるでしょう。
モデルからアイドルに、モデルから女優にという目標を持っている場合は、
自分を売り出す必要があり、芸能人は芸がなければ売れません。
そのためには
セリフを言って演技をしたり、
ダンスや日本舞踊など踊りが踊れたり、
話をして笑わせたり、
歌を歌って聞かせたりする必要があります。
また男優だけでなく女優もアクションもできたほうが有利です。
動画(ビデオ)の被写体の主力はモデルではなく、
歌って踊れるシンガーやダンサー
演技ができる女優
になるでしょう!