■栃木ＳＣ
GK 21 鈴木 智幸
DF 17 山形 辰徳
DF 5 チャ ヨンファン
DF 22 ドゥドゥ
DF 6 イ ミンス
MF 2 西澤 代志也
MF 25 小野寺 達也
MF 10 杉本 真
FW 8 廣瀬 浩二
FW 9 瀬沼 優司
FW 32 近藤 祐介
＜控え＞
GK 1 柴崎 邦博
DF 19 赤井 秀行
MF 15 永芳 卓磨
MF 20 湯澤 洋介
FW 39 大久保 哲哉
＜監督＞
阪倉 裕二
■ジェフユナイテッド千葉
GK 1 岡本 昌弘
DF 4 天野 貴史
DF 2 大岩 一貴
DF 5 山口 智
DF 17 中村 太亮
MF 13 山口 慶
MF 16 佐藤 健太郎
MF 6 田中 佑昌
MF 22 山中 亮輔
MF 8 谷澤 達也
FW 9 ケンペス
＜控え＞
GK 24 高木 駿
DF 3 竹内 彬
DF 20 キム ヒョヌン
MF 7 佐藤 勇人
MF 10 兵働 昭弘
FW 11 森本 貴幸
FW 14 大塚 翔平
＜監督＞
鈴木 淳
サッカーＪ２の栃木ＳＣは２日、千葉市のフクダ電子アリーナで千葉との今季開幕戦に臨み、２－０で勝利を収めた。白星発進は２０１１年以来３年ぶり。財政難により主力の大量放出を余儀なくされ、大雪の影響で練習試合が相次いで中止になるなど多くの試練を経験した栃木ＳＣが、飛躍を誓うシーズンの開幕戦で絶好のスタートを切った。
栃木ＳＣは前半32分に相手ＤＦの不用意なバックパスを奪ったＦＷ瀬沼優司が、前に出ていたＧＫの頭上を越える技ありのループシュートで先制。後半は相手の猛攻に押し込まれる時間帯が続いたが、ロスタイムにカウンターから途中出場のＭＦ湯沢洋介が貴重な追加点を決めた。
この日は冷たい雨が降りしきる中で８３９５人が観戦し、本県からも多くのサポーターが来場。敵地で昇格候補から勝利をもぎ取った選手たちを、大きな拍手と「栃木ＳＣ」コールでたたえた。
栃木ＳＣ、開幕戦で千葉に快勝｜下野新聞「ＳＯＯＮ」 http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/sports/t_sc/news/20140303/1521564
栃木ＳＣ 2 - 0 ジェフユナイテッド千葉
（前半）1 - 0
（後半）1 - 0
【得点者】
32分 瀬沼優司（栃木）
90＋3分 湯澤洋介（栃木）
【交代（栃木のみ）】
64分 杉本 真 → 大久保 哲哉
89分 廣瀬 浩二 → 湯澤 洋介
【会場】
フクダ電子アリーナ
【入場者数】
8,395人
■阪倉裕二監督：
「雨の中、栃木から大勢の方が来てくれて、応援をいただけたことが今日の結果に繋がったと思う。また、選手達も良く最後まで戦ってくれたし、駄目押しの２点目を獲ることが出来たことが、今日の勝利に繋がったと思う。
（今日の勝利の最大の要因は）相手チームのストロングポイントを消して、自分達のストロングポイントを活かす為に１週間準備を進めてきた。そうした中で、自分達のやるべき事をしっかりやった事、そしてやってはいけないことをあまりやらなかった事が結果に繋がったと思うが、運も少しあった。
我々を支援していただいている方々へ感謝の気持ちを伝える為には、ピッチの上で表現することが我々に出来ること。選手達は本当に良く頑張ってくれた。ただ、勿論勝利はしたが、多くの改善点も多分にあったと思うので、反省すべき点は反省して、修正していきたい。」
■瀬沼優司選手：
「（得点シーンを振り返って）五分五分のボールになった瞬間に、直ぐにセカンドボールに反応出来たことが良かったと思うし、キーパーの位置を確認して落ち着いて狙い通りのシュートを打つことが出来た。
（前線からの守備が印象的だったが）まず守備で貢献することは当たり前のこと。本当はもっともっと走って貢献出来れば良かったと思うが、試合を重ねるなかでもっと走れるようにして、貢献度を高めていきたい。」
■湯澤洋介選手：
「昨季の天皇杯でも近藤選手から良いパスを貰って点を決めていたので、そのイメージがあったおかげで絶対にボールが来ると思ったし、意識していたファーストタッチが決まったときには、行けると思った。あの時間帯まで良く守ってくれたチームの皆に本当に感謝している。」
■鈴木智幸選手：
「自分達がイニシアチブを握って守れていた時間帯もあったが、後半のように押し込まれたときに、受け身にならず前半みたいな闘い方が出来れば良かった。ただ、守備面で良く頑張ってくれた選手も多いし、サイドの選手達も相手にクロスを上げられるシーンで身体を投げ出してくれていた。そういった点が勝敗の分け目になったと思う。また、したたかに最後、湯澤がゴールを決めてくれて本当に後ろとしても感謝の気持ちしかない。」
■廣瀬浩二選手：
「開幕戦で千葉相手に勝てたことは皆の自信になったと思う。ただ、これで次勝てる保障は無いので、今日何故勝てたのかを一人一人が思い返して、次の試合に繋げていくことが必要。今日は全員がハードワークしていたし、気持ちを表すことが出来ていた。こういったことを１試合だけ発揮することはどのチームにも出来ると思うが、Ｊ１に行く為にはこれを４２試合全てでしっかり発揮していかないといけないと思うし、こういうハードな試合を４２試合続けていけるような、タフな選手になっていかなければならない。」
