イライラと過食と更年期太りと顔のたるみ
更年期は女性ホルモンのバランスが崩れるだけでなく、その影響で自律神経まで乱れてしまい、必要以上にイライラしやすくなると言われています。
自律神経の乱れで、甘いものを欲したり、食欲にムラが出たり、過食に走るなど食生活も荒れやすく、それが太る原因となってしまいます。
更年期太りになる人の傾向は・・
- 普段から運動する習慣がない
- 外出がそんなに好きじゃない(出不精)
- 食事の量や内容が若い頃とあまり変わらない(揚げ物を好む傾向)
- イライラしたり、ストレスを感じると食べ過ぎてしまう
更年期太りになる人の原因は・・
◆加齢によって筋肉量が減少し、それに伴い基礎代謝量も低下してしまいます。
(基礎代謝とは、無意識に行っている生命活動で必要になるエネルギーのことで、まったく動かない状態でも消費されます)
若い頃は基礎代謝が高く、何もしなくてもカロリーが消費されていきますが、年を重ねるごとに基礎代謝が下がるため、若い頃と同じ食生活を繰り返していると太りやすくなります。
◆閉経してエストロゲンの分泌量が低下すると、血液中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が上昇しやすくなり、肥満、脂質異常症、動脈硬化などになりやすくなります。
◆更年期になると、女性ホルモンのバランスだけではなく、自律神経も乱れやすくなります。そのため、イライラしやすくなる、興奮しやすくなるなどの精神的な症状が現れることがあります。
自律神経の乱れによるイライラで過食してしまう、甘いものを食べ過ぎてしまう、食欲にムラが出るなども太る原因として考えられます。
◆◆◆
自律神経の乱れが起こると女性ホルモンのバランスもさらに崩れ、それが代謝に影響し、太りやすい状態をつくり出すという悪循環に陥ってしまうこともあります。更年期は、太りやすい条件が揃っている時期といえますね・・。
更年期太りを予防・改善する対策は・・
◇生活
- 規則正しいサイクルを意識する
- 筋肉量を維持するため、適度な運動を生活の中に取り入れる。
- 毎日のストレッチ・ウォーキング・自宅なら踏み台昇降運動も効果的
◇食事
- 筋肉をつくる材料になるタンパク質や、女性ホルモンのエストロゲンと似たイソフラボン(大豆製品に含まれる)を摂取する。
- 副菜→主菜→主食の順番で食べるようにすると、血糖値の急上昇を防ぎ、炭水化物や脂肪を吸収しにくくなります。
内臓に脂肪がつくことで内臓に重みが増し
内臓がたるむ事で姿勢が歪み顔のたるみが増す
◆顔に肉付きの良い人のたるみ方は
ブルドック顔になる傾向が強めです。
◆顔の肉付きが薄い人のたるみ方は
二重あごが引っ込まない・口元のたるみやシワが気になる傾向が強めです。
顔だけにアプローチしても、「たるみ」が改善しない理由は
こういったトコロにも原因が隠れています。
顔のたるみに悩んでいるなら、お悩みを聞かせてください!
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