★1962年バンダイ三菱コルト600 美人薄命 ~ ブリキ自動車コレクションから 058 | ポルシェ356Aカレラ

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★悪夢
早朝、夢で起きました。
新型コロナウイルスに感染して入院し、
新型コロナ特有の肺にガラスが刺さったような激しい痛みに耐えきれず、
もう人工呼吸器は外して死なせて欲しいと懇願している私がいます。
すると、70代・80代の患者さんもいる中で
人工呼吸器の数が足りないため命の選択をして
比較的年齢が若いあなたに付けているのだから
辛いでしょうけどもうちょっと頑張ってください
と言われたところで夢が覚めました。
すると、寝汗をかき悪寒がして何となく喉に違和感もあったので、
これは夢ではなくて本当にコロナに感染したのかもと怖くなり、
しかし、再度寝入って起きると若干体のダルさは残るものの
体調はあまり問題はないようでした。


★往生際が悪い
この歳になっても尚、コロナ感染ではまだ命を落としたくない、
綺麗な女性(恋女房)と結婚しないうちは死んでも死にきれない
といったギラギラとした欲望が心の中に渦巻いており、
往生際が悪いというか相変わらず欲の深い私がいます。
しかし、呼吸器系に問題を抱えている私のような場合の
コロナ致死率は相当に高いため、このブログが1~2ヵ月も
更新がなければ、恋女房も貰わないまま
遂にコロナであの世に行ったか!ハハハのハー!!
等と笑っておいていただければ、最後の最後に皆様に
笑いをお届けできて之幸いですyone♡♡♡


★コンビニ
1日1回、食料を買いにコンビニに行くのですが、
最近コンビニのレジ前にはビニールの幕が張られているものの、
近所のコンビニのレジのお兄さんはいつもマスクも透明ビニール手袋も付けずに
元気のいい大きな声で「ありがとうございます!」等と沢山発声する上に
お釣りも素手で手渡しされるので(私は基本現金払いなのです)、
お兄さんが無症状感染者だったら嫌だなあと思ったりもします☆☆


★エレベーター
勤め先はビルの中にあり、エレベーターにはどうしても乗りますが、
大勢が乗っている時にはあえて乗らずに少し待つことにしています。
わざわざ自動車通勤しているのにエレベーターの中で感染したくはありません。
エレベーターの階数ボタンや開閉ボタンからも感染すると言われるので、
素手では押さないようにしていますが、
あの狭いエレベーターの空間に新型ウイルスの粒子が
残っていて吸いこんだら嫌だなあと思ったりします☆☆


★2020年
第二次世界大戦以降、最も過酷な人類の試練と言われる今回の新型コロナウイルス禍。100年後、200年後、否1000年後にも歴史の教科書に2020年の出来事として載るのは間違いないでしょう。


★閑話休題
今日は「ブリキ自動車コレクションから」の第58回記事としてバンダイの三菱コルト600をご紹介しますne☆☆☆


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★三菱コルト600
野暮ったいデザインとパワー不足が原因で売れ行きがさっぱり伸びないまま三菱500は僅か2年程で生産を終了し、1962年(昭和37年)6月、「三菱コルト600」にフルモデルチェンジしました。
三菱500スーパーデラックスと同じ594ccエンジンを搭載したRR車でホイールベースも全く同じことから、コルト600は三菱500のビッグマイナーチェンジとする向きもありますが、全長・全幅・全高の全てが拡大されてイメージを一新したボディはフルチェンジと言って差し支えないものでした。三菱500に比べボディデザインを大幅に近代化したことがコルト600の最大の特徴であり、その内外デザインは今日の目で見てもなかなか魅力的なものでした。

★美人薄命
三菱ではコルト600のセールス活動に於いて「スポーティーなファミリーカー」と謳っていました。しかし、555kgの車重で25ps「パワーウェイトレシオ22.2kg/ps」では、ライバルであったトヨタパブリカの20.7kg/psに及ばず、販売網が脆弱であったこともありスタイリングの一新も空しく、デビューから2年余りの短命に終わります。時あたかも戦後GHQの手により三菱日本重工業、新三菱重工業、三菱造船に分割された三菱3社が1964年(昭和39年)6月1日に合併し新生・三菱重工業となった後に生産を中止しています。スタイリングの美しかったコルト600の2年余りの短い生涯は今にして思えば美人薄命と言えるものでした。

★ボディカラー・正式な車名など
デビュー時のボディ標準塗色はマスカットグリーン(草色)・ミンクホワイト(薄水色)・ファンシーイエロー(卵黄色)の3色、1963年9月のマイナーチェンジ後はグリニッシュホワイト(白)、ミスティブルー(青)、スーダンブラウン(茶)の3色が標準となり、生涯を通してスタンダード仕様の設定はなくデラックスのみのモノ・グレードの販売でした。生産台数は13739台(月産500台前後)。なお、現在一般にはコルト600として知られるものの、デビュー時の正式な車名は「三菱コルト・デラックス」で車名に排気量の「600」は付かず、1963年(昭和38年)9月のMC時に「三菱コルト600デラックス」に変更されています。


●新三菱発行印刷物のコルト600(実車カタログ等より)








練5ナンバー


魅力的なリアビュー


ミラーをダッシュボード上面に取り付けたスポーティーな室内


網目状のメーターパネル基盤


前期ボディカラー3色


後期ボディカラー3色



【1963年 三菱コルト600デラックス 実車 主要スペック】(1963 Mitsubishi Colt 600 Deluxe Specification)
全長3385㎜・全幅1410㎜・全高1370㎜・ホイールベース2065㎜・車重555kg・RR・NE35B型 強制空冷4サイクル直列2気筒OHV594cc・最高出力25ps/4800rpm・最大トルク4.2kgm/3400rpm・変速機コラム3速MT・乗車定員5名・燃費23km/L(平坦路定速)・最高速度100km/h・東京店頭渡価格42万9000円


【1962年 バンダイ 1/17スケール三菱コルト600デラックス ブリキ製モデル玩具 主要データ】 (1/17scale 1962 Mitsubishi Colt Deluxe by Bandai Tinplate model Toy KEY DATA)
・基本素材: ブリキ
・バンダイ品番(管理番号): No.339
・製品名: 三菱コルト デラックス
・発売期間: 1962年暮~1964年頃
・販売価格: 都内200円/地方220円
・全長205㎜ (実車比:1/16.5スケール)
・全幅82㎜ (実車比:1/17.2スケール)  
・ホイールベース123㎜ (実車比:1/16.8スケール)
・スケール表記: なし
・箱サイズ: 縦89×横208×厚さ80㎜
・動力: 後輪フリクション
・ボディ塗色: 赤、草色、クリーム、薄紫等
・シャシー再現: 軽度に有
・入手難易度: 10段階評価でレベル7程度
・2020年現在のアンティーク・トイ市場での推定評価額: 12~18万円程度(箱付未使用美品の場合)



●バンダイ 1/17スケール1962年三菱コルトデラックス 1st 赤
バンダイ製国産車の傑作の1台にも関わらず東京玩具商報等の業界誌に記事や広告が掲載された形跡がないため発売時期の特定が難しいですが、おそらく実車が発売された1962年(昭和37年)のクリスマスシーズンに市場に出て、2年足らずで絶版となったものと推定。小パーツも多くスケールモデルとして秀逸な1台で実車のディテールをよく再現しています。同時期のバンダイ製国産車はハンドルリモコン仕様となって連綿と売られたケースが多い中でホンダS500あたりと同様にフリクション仕様以外は発売されないまま比較的短期間で市場から消えたものと思われます。ボディカラー違いの他、初期の実車では右側(運転席側)のみにフェンダーミラーが付けられていたのが1963年式より左右ミラー取付となったことに伴い、バンダイ製も2ndモデルでは左右ミラー付に変更されています。この箱付未使用の赤は1990年代半ばに甲州で発掘した個体。






ボンネット先端に三菱マーク








コルト600のミニカーは現在に至るまで存在しないため、大きさ比較用のミニカーはコルト600と同様に美人薄命であった1965年日野コンテッサ1300クーペ(コナミ製1/64スケール)。




室内。ダッシュ側に付くバックミラー、網目状のメーター基盤に至るまで正確にプリント表現されています。


シャシー裏面




●バンダイ 1/17スケール1962年三菱コルトデラックス 1st 草色
このカラーリングが一番実車を彷彿とさせます。














●バンダイ 1/17スケール1962年三菱コルトデラックス 2nd クリーム
左右フェンダーミラー付となった2ndモデル。




左右ミラー付の2ndモデル










●バンダイ 1/17スケール1962年三菱コルトデラックス 集合!!














●新三菱特注1/26スケール程度 1962年三菱コルト デラックス アンチモニー製ライター
全長132㎜・全幅55㎜・ホイールベース80㎜。三菱500ライターと同様、よく見掛ける煙草入れではありません。メッキがかなり劣化していますが、アンチモニー一体成型のため、複製は容易です。1/23三菱500ライターより一回り小さく造られた理由は不明。












上部を開くとライターが現れます。




●三菱コルト600 当時物 模型/玩具 大集合!!






※三菱コルト600の実車カタログについては、2013年6月30日の「自動車カタログ棚からシリーズ」第147回記事をご参照ください。





★オマケ(その1): 2020年4月発売トミカ新製品
第3土曜日の2020年4月18日(土)発売の新製品。24番1/63カローラツーリング(通常品:紺、初回:白パール)と3月発売が4月に伸びた1/32スズキKATANA。25番の日立建機 ローディングショベル EX8000-7とトミカプレミアムのハコスカ2色は4月25日(土)発売に伸びたようです。都内では発売前々日の16日(木)に入荷する店があり、今回は通販で1台ずつ送ってもらいました☆






★オマケ(その2): マツダ創業100周年記念カード
今、マツダにカタログ請求するとR360クーペがメインの100周年カードが送られてくることをエボ☆さんから聞いて早速入手しました♪縦130×横206mm(ケースサイズ)、カード6枚入り。








★オマケ(その3): 今日のビートルズ「Hey Jude(ヘイジュード)」1968
2020年コロナ禍の今、世界中で一番唄われている曲。この曲を聴くとコロナへの恐怖心が和らぎコロナなんかに負けず頑張ろうという気分にもなりますよね。この動画、再生回数2億回に迫っています☆☆