★生涯未婚率 ~ 私の恋の物語(続) ~ Love/Woman John Lennon    | ポルシェ356Aカレラ

ポルシェ356Aカレラ

★20世紀の自動車カタログ、鉄道車輛カタログ、玩具・模型カタログ、ビートルズ、ショパン、ヴィンテージ・ポルシェ、草軽電鉄 etc


★生涯未婚率というのは、「45~49歳」と「50~54歳」の2つの年齢層の男女の未婚率の平均値から、「50歳」の日本人の未婚率(一度も結婚したことがない人の割合=その時点で未婚であっても離婚歴のある人は除く)を算出したもので、生涯一度も結婚しない人の割合を示すものではない。しかし、50歳の時点で未婚の人がその後結婚する割合は100人に数人程度と統計上は極めて低いことから生涯独身でいる人の一般的な数値として使われている。

$1959PORSCHE356Aのブログ-生涯独身率グラフ
日本人の生涯独身率変遷グラフ

★日本では生涯未婚率が、30年前の1980年代初頭より男性で約8倍、女性で2倍以上に増えた。50年前の1960年代初頭と比べると、現在との差は更に大きく男性で約20倍、女性で10倍に増えた。半世紀前の日本では生涯独身の人は男女共に100人に1人程度で結婚しない人(もしくは出来ない人)は世の中には殆ど存在しなかった。
1990年代から21世紀初頭にかけて加速度的に生涯未婚率が高まり、2013年現在、ついに男性は20%、女性は10%を越えた。男性の5人に1人、女性の10人に1人は生涯独身ということになる。その理由は様々に分析されている。例えば、男女問わず未婚でいる人に対して昔は白い目で見た世間の目が寛容になったこと、何とか結婚できるようにと周りが世話を焼くようなことが減ったこと、ライフスタイルの多様化に伴い結婚することの価値が絶対的・普遍的なものではなくなったこと、女性の社会進出が進み結婚により女性が男性に養ってもらうという図式がなくなってきたこと、などなど。

★私の場合はと言うと、結婚という社会システム上の形式にはそんなに固執はしないけれど、生涯を共にするパートナーは欲しいと思う。先日、「アモルの接吻で蘇るプシュケ」の記事でちょっと過去のことのようにも書いた物語は、実は何とか現在も進行中なのです。彼女はこれまで出会った他の誰よりも聡明で美しくて可憐。私はただ彼女といるだけで幸せ。穏やかでとても優しい気持ちにもなれる。それに私と彼女はどこかしら似ていて波長も合う。ジョン・レノンにとっての洋子さんみたいに。私は彼女が幸せであることを心から願う。そして、今、私は何と50歳をとっくに過ぎて統計的には100人に数人しか結婚出来ないこの歳で彼女との逆転満塁 場外ホームランを狙っているのです。でも、ちょっと簡単には説明出来ない色々と複雑な事情があって前途は多難。この物語がもし悲恋に終わったら私は本当に一生独身でいるような気がする。
来年の今頃には何とかホームランを打っていたらいいなあ(笑)



【 Love 】 John Lennon 1970



【 Woman 】 John Lennon 1980