これから夏に向かう中、コタツを買う | ワタシノクラシ ANNEX

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The Tokyoite returned from Kansai to Tokyo.

先々週の金曜の朝、父の「俺はコタツを買う!」という電話で起こされました。

実家のコタツは半年前くらいから電源コードが弱っていて、父が修繕しながら騙し騙し使っていたのですが、いよいよどうにもならなくなって6月2週目くらいから電源がつかなくなってしまったのでした。

昨年の今頃は、暑いからとコタツ布団は取り払っていたように思うのですが、今年、父はどうやら真夏でもコタツを使う気でいるようです(実際どうなるかわからないけど)。
理由は足(脚)の冷えです。
昨年、うつで引き篭もりっぽくなって、歩く量が激減した結果、父の脚の筋肉はごっそり落ちました。そうなると、歩くこと自体がだんだんに困難になってしまって筋肉は戻りにくく、悪循環。筋肉が落ちて冷えがキツくなってしまったようです。

「俺はコタツを買う!」…って言ったって、結局探して購入手続きをするのはわたしでしょうが…(トホホ)。そもそも、これから昨年に匹敵するくらいの暑い夏になってくらしいというのにコタツってさぁ…(汗)。

と、思いながらネットで検索してみると結構あっさりと売ってまして、そこそこ種類も選べる状況でした(でもって、季節外れだからって安く売ってるってこともなかった)。
ネットで在庫を探せる世の中になったからですかねぇ…よかったわぁ。

父に「こんなのが見つかったよ。どれにする?」と選んでもらって注文したら、思いのほか早く届きまして、さっそく新しいものに替えました。

壊れたコタツはたぶん、10年以上…いや、もしかしたら20年以上は使っていたかもしれません(2018年まで飼ってた猫が、いつもずっと同じコタツにいたような気がするので)。

新しいコタツは見た目は壊れたのとほとんど同じでしたけれども、人がいなくなったのを感知して、電源を自動に落とす機能がついていました。消し忘れしないですむのはありがたい。


ひとつ前の投稿で、「まだ梅雨入りしてない」と記した直後に梅雨入りしたらしい東京。
蒸し暑さがひどいのですが、実家では除湿冷房をしながらコタツが日々稼働しているという、謎な状態になっております。

それにしても、父は母の生きていた2023年1月までは足腰しっかりしていたのに…。

「筋肉は使い続けていないと衰える」っていうことに関しては、自分自身でも在宅勤務が増えて歩く量が減ったらあっという間に脚の筋肉が弱ったので実感はしていたけども、高齢者は衰えたあとに戻すのが大変になってしまうので、「適度に使い続ける」って大事なことだなぁ…と思う。

山育ちで若い頃に東京に出て木材商&製材所に勤め、長いこと材木かついだりしてたからか背は低いけど結構な年齢まで筋骨隆々だった父。「うつ」にならなければここまで衰えることはなかったろうに…。気持ちの衰えって、心だけでなく全体に影響を及ぼすものですね。