いろいろ丸一年(3.コーヒーやめてみた) | ワタシノクラシ ANNEX

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The Tokyoite returned from Kansai to Tokyo.

昨年、2020年の8月から9月にかけて実行した3つの試み、1年経っての現時点での覚書みっつめ。

 

3. 2020年9月中旬からコーヒーを飲むのもやめてみた

 

これに関しては、一度もコーヒー飲まずに1年経過しました。


なんでコーヒーやめてみようと思ったかというと、やめることで髪になにかいい影響をもたらしたりするかなー?と思ったからでした。50過ぎたこともあってか髪が抜けたり白いものが見えたりが気になりはじめて、年齢的なものなんだろうとは思いつつも、なんとかならないかなぁ〜とネットで調べたらコーヒー飲むのを控えるといいみたいなことが書かれていたんですよね。

ですが…これ、はじめる前から「コーヒーやめたところであまり効果はないかもしれないな」ってうっすら予想できてました。
コーヒーの成分のうち、カフェインに問題があるって話だったら、わたしの場合、コーヒーやめた分、緑茶と紅茶の量が増えるだけなんで、カフェイン摂取量は全然減らないって思ったので。

結果、やっぱり、コーヒー飲まなくなっても、何か体調や感覚になにか目に見える良き変化や気づきも今のとこないような気がします…。白髪もなくなりませんしー(爆発的に増えているわけでもないけれど)。

 

それにしても、結構ずっと前から不思議だったんですけども、なんでコーヒーだけカフェインカフェインって言われるんですかね。
緑茶や紅茶もかなりのカフェイン含有量だというのに。胃痛で内科の先生に診てもらう時も、たいがいコーヒーを控えるようにと言われますが、お茶には言及ないんですよね。「お茶はいいんですか?」と何回か聞いたことあるけど、大丈夫って言われたし。なんでなのかな?カフェイン以外の成分で、なにかお茶にはコーヒーよりいいことがあるのだろうか?(それか、コーヒーにカフェイン以外の何か問題があるとか?)

ひとつハッキリわかったのは、わたしはコーヒーがなくても困らないし「ああ…コーヒー飲みたい!」と思ってしまうほどコーヒーが好きってわけではないんだなーってことです。
考えてみると、わたしがコーヒーをよく飲むようになったのは20代になってからで、昭和から平成に移り変わる頃に会社員になったので、その頃はまだ女性の新入社員は、朝、出勤したら部署のメンバー全員(といっても、6〜7人くらいしかいない部署でしたが…当時は)にコーヒーを淹れるという役目がありまして、そのときから1日1杯は飲むようになったという感じです。
それまでは、もっぱら緑茶(と時々紅茶)中心の生活だったので、今はその頃に戻っただけなんですよね。逆に「緑茶を1年断つことができるか?」って考えると、それはきっと難しいだろうと思います。

 
ま、でも、1年ぶりにコーヒー飲んだら何か、気づくこともあるかもしれないな…と思い、今日、スーパーマーケットに買出しがてらにブルーボトルコーヒーに立ち寄りまして、久々コーヒー飲みました。
この1年間のうちに、お店がすっかりカフェ風にかわって、店名も清澄白河ロースタリー&カフェから、清澄白河フラッグシップカフェと変わってました。
ここには、コーヒーとともに頂くお菓子に羊羹があるんですよねー!ありがたいです(メニューにはグルテンフリーって書かれてました…さすがー!そこ意識してるんだね)。
ドライフルーツが練りこんであって、ちょっと洋風になっています。
(コーヒー断ちしてるときもここでコーヒーは買わなかったけど、この羊羹は買い求めておりました。美味しいので…)
 
1年ぶりに飲んだコーヒー。
ここのコーヒーが自分の口に合うのはわかってたから安心して飲めたし、美味しかった。飲んで自分の感覚や体調になんらかの変化があったかというと、そこんところは特に何もなく、1年ぶりでとびきり美味しく感じたとか、その逆だったとかもなく。ごくフラットに「お久しぶり」な感覚でした(…と書きながら、やや、胃にきているような気もしなくはない…やっぱり胃に負担がかかるのかも…?)。
いっぽう「フラッグシップカフェ」に変化したお店の居心地は上々で、ゆったりしたいい時間が過ごせたのがよかったです。自分はコーヒーが好きっていうより、こういう雰囲気を味わうのが好きなのかも…。
 
材木屋さんと職人さんの町が、いつのまにかコーヒーとパンのお店の多い町に変貌し、パンにしろコーヒーにしろ、美味しいのがふんだんに選べる環境にもかかわらず、ここ1年でなんとなくそれらを避けるような食生活になってしまい、なんかもったいないような気もするんですが…。
…でも、パンもコーヒーも1年間控えてみて、自宅ではなく、こうやって出かけたときにちょっといただく程度が自分にはちょうどいいのかな…って感じがしてます。
 
やっぱり、自分は日本人なんだなぁ…というのが、今現在の思うところです。