昨年、2020年の8月から9月にかけて実行した3つの試み、1年経っての現時点での覚書ふたつめ。
2. パンと洋菓子を食べるのやめてみた
(2020年8月20日〜:最初は3週間のつもりで、そのあと3ヶ月継続)
これ、最初はほんの思いつきの軽い気持ちで、3週間だけやってみようって始めたんですね。
3ヶ月続けることにしたのは、通っている鍼灸整骨院の先生に「今3週間のパン断ちしてるんですよー」って小話をしたときに、「3週間続いたんなら、3ヶ月続けてみたらどうですか?3ヶ月で人の身体って(細胞がほとんど)入れ替わるらしいから」って言われたからでした(ちなみに、その先生がグルテンフリー信奉者だったり、パンや洋菓子否定論者っていうわけではありません)。
3週間断つのは予想以上に難なくこなせて、その後3ヶ月の継続も外食のときの面倒くささはあったものの乗りきり、今現在は自分に特に縛りはかけていないのですが、不思議なもので、そのあとも積極的に食べることなく、今では自宅でパンを食べることはほぼなくなりました。この1年間、自宅でパンを食べたのは、外食先で食べきれず持ち帰った巨大サンドウィッチと、いただきもののシュトーレンとバゲット、それぞれ1つずつ…のみ(外食では必要に応じ食べる)。
もともと、パンも洋菓子も大好きで、今だって食べたら美味しいです。
だけども、あまり食べなくなった理由は、食べるとなんかうっすら(うっすらじゃない時もあるけど…)体調に影響が出るのがわかるようになったからです。
3ヶ月食べないでいたので、食べると影響がわかるようになりました。じわーっと胃腸の不調があらわれるので、「あ!この不調は、さっき食べたあれか…」って感じに。
特に気をつけなくちゃと思ったのが、クリームやチーズを使った濃厚な洋菓子の強力な美味しさと幸福感。あんまりに美味しいので、身体が「もうお砂糖は十分とったよ」ってささやいてるのが聞こえなくなってしまい、もっともっとと食べ過ぎてしまう。で、食べた後、胃腸に影響あって後悔する。これを今年の初めあたりに何度か繰り返し、「あの強力な幸せ感をともなう美味しさは、ちょっと中毒っぽい感じがする…」って気がしてきて、4月以降、洋菓子も自宅では、ほぼ食べなくなりました(パンより身体に響くダメージが強いと感じる)。
同じ甘いものでも、伝統的な和菓子だと身体が「もう、お砂糖は十分とった」って言ってるのがわかるので、一個だけで満足して「ごちそうさま」にできるんですけどね。餅と小豆と砂糖(&塩少々)とか、寒天と小豆と砂糖などといった、素材が割にシンプルだからでしょうか。
乳製品を使わないってところがポイントのような気がする。
(クリームを使った和菓子もいろいろありますが…選ばなくなりました…)
思えば子どもの頃、クリームがたっぷりのケーキなどは、誕生日やクリスマスといったイベントのときに食べる特別なお菓子で、年に数回しか食べなかった。ケーキはそのくらいの頻度で食べるくらいで、自分にはちょうどいいのかもしれません。
ホントは、砂糖をとることそのものをも少し控えたほうがいいような気もするのだけど…(和菓子も、洋菓子ほどではないけど食べたあと、なんとなく身体に響いているのがわかる)。まだ、「もう甘いもの、食べなくてもいいかな…」って感じにはなってないので、和菓子を適量いただく生活を続けます。