息子は先日、修学旅行の宮島・広島から帰ってきました。


息子が買ってきた定番のお土産、もみじまんじゅう。

私と娘の分がありませんでした。

(もちろん、旦那の分は計算にすら入っていない息子。)


「お金が足りないな~って思ってんニコニコ

16個頼んだから」

とは息子の言。



ちなみにお土産対象者は、

ヤマハのグループメンバーとその弟と先生。

キックボクシングの指導者。

旦那の実家のおばあちゃんと、伯母ちゃん夫婦と大きい従兄弟二人。

私の実家のばあばと伯父ちゃん。


もみじまんじゅうの他に、

TSUM TSUM風の鹿のキーホルダー

カービィのクリアファイル

変なサングラス

も買っています。


鹿のキーホルダーかクリアファイルは、娘か従姉に渡すことが前提です。



修学旅行が土日に被っていたため、息子は週明けが代休。

そこに休みを取った旦那が自分の実家に連れていくことにして、帰り道に私の実家に寄ることになっていたのです。

なので親族の分は、最初から渡す数に入っていました。



えぇーっ知らんぷり

楽しみにしていたのになぁ。

普通、同居家族から買うもんでしょ~。



しかし、買わなくても大丈夫、心配ないという気持ちがあるからこそ、購入しないという選択肢があったのだとも思えます。


祖母や従兄弟、伯父伯母に買っていきたいという優しい気持ちがあったことが、ホッコリします。


好き嫌いが激しく、4年生まで「友達いない」と言っていた息子が、修学旅行委員をやって、副班長をやって、広島で食べたお好み焼きが美味しかったとか、部屋の仲間同士変なサングラスを買って笑いあったとか、宿泊先ビジネスホテルの部屋のこととか、楽しそうに何度も話してくれるのが、何よりのお土産です。



もちろん、4000円のお小遣いも修学旅行費用も全部お母さんが支払っているんだけど?えー

とは思いましたが、もみじまんじゅうも沢山購入するとそこそこしますし、本人が楽しんでお金を遣うことには賛成なので、全然問題ありません。



息子は

「ボクの分もないよ」

と話していましたが、数えてみると1個余る。


それに従兄は結婚して独立しているので実家にはいません。


つまり2個余る。


「あんたとぽりんで食べたらいいやん」

と伝えると本人、喜んで頷き

「どれにしよっかな~照れさつまいもがぽりんかな~」

とウキウキしてテーブルに並べ、姉を呼びました。


娘も喜んでいましたが、

「後で食べるし置いておいて」

と言って一度去り、息子だけが一人で食べました。



さて、その後しばらくして出発準備でごちゃごちゃしてから息子と旦那は実家に出発しました。


ダイニングテーブルを見ると、もみじまんじゅうはありません。


おばあちゃんの家に行くルンルンで、息子は全てのもみじまんじゅうを紙袋にしまった様子です。


当然、娘の分もありません。


その事実に気付いた娘はそれなりにショックゲッソリ気づきを受けましたが、休みの間にこちらで出かける予定もあったので、気持ちを切り替えていました。


まぁノロいから食いっぱぐれたんだしね。



ところで、帰省中の出来事です。


息子が

「きっき、早く来い。きっき、早く来い」

と旦那に呼ばれたと言って、神棚のある部屋に行くと誰もいなかったそう。


「お父さん、呼んだよね?」

と旦那に確認しても呼んでいないとのこと。

もちろんおばあちゃんなども呼んでいません。



…これは。

いわゆるアレですね。


空耳👂️⚡


いやいや。

こっちかなおばけくん魂


旦那の実家では数年前に、従兄が亡くなった祖父の後ろ姿を見たという目撃談もあります。


今回の話を聞いて、従兄弟たちは

「やっぱりそっちの家には入れない~ガーン

と言っているとか。

(隣同士の家です。)



そうねぇ。

まぁいるかもね。


寂しがりやさんだったし、家族への思い入れも強かったし。

神道では亡くなったら、成仏するのではなく、家の守り神になるらしいから。


そういう意味ではネガティブに捉える必要はないと思うけどね。



実は同様の話もあります。

先日、父の一周忌に実家に泊まった際、旦那とリビングで寝ながら話していたところ、突然隣の和室(仏間)の電気がパッと付きました。


和室とリビングの間には磨りガラスの入った格子戸の4枚引戸があるだけ。

他の家族は2階で寝ています。

引戸を開けてみても、もちろん誰もいません。


この和室の電気は、廊下側の壁にメインスイッチがある他、昔ながらの電灯の紐を引いて、灯りを減らしてマメ電球にして、最後は消灯できるタイプ。


普段は誰も暮らしていないので、メインスイッチ位しか点灯消灯につかいません。


ちょっとした用なら電灯をつけるまでもなく、リビングの灯りや縁側の掃き出し窓の光で十分だから、そもそも点灯も滅多にしません。


不審過ぎて私は紐の方をカチカチ引っ張り、旦那はメインスイッチを同時進行でいじっていたので、最初がどんな状態だったのか全くわからなくなったのですが、他に何にも心当たりがありません。



「コワッガーン

と旦那が一声言い、私も不思議な気持ちにはなったけれど、まぁ旦那の実家のお義父さんの後ろ姿の件もありますからね。


こっちでも寂しがりやの親父が主張してきたんだと思って、気を取り直して寝たのでした。



ちなみに後日、私はばぁばと東京に行く用事があったので、息子に

「じゃあ、きっきへの東京お土産はなしってことねウインク

と確認すると

「それだけはやめてください( ノ;_ _)ノ」

と言っておりました。