山代温泉に行きました。


突然思い立ったので、ネットで当日予約の宿を探して出発!


突然思い立ったので、高速道路の集中工事におもいっきり引っ掛かって、渋滞にドはまりしてきました。


突然思い立ったので、夕飯つきプランは頼めず、現地へ向かう道中でネット検索で魚料理のお店を探して外食しました。


これが予想外の大正解!


上田鮮魚店というお魚やさんが併設してやっている漁火というお店に行ったのですが、久しぶりに本当に美味しいお魚でした。



父が青森県出身なので、帰省の際に市場併設のお店での海鮮丼や、鮮度のいい魚介類を何度も食べてきました。


昭和の話として大目に見てほしいのですが、泳ぐのも潜水も得意だったので、小学生の頃に親戚に連れられて行った遊泳禁止の岩場で、兄とともに素潜りで何メートルか潜ってウニを獲り、鮮度抜群で食べたりしています。


さらに父の趣味が魚釣りでもあったので、その日釣ってきた魚を捌いてもらって、夕飯に食べることもよくありました。


なので、私は魚介類に関しては口がおごっています。



普段のスーパーのお魚や、回転寿司のお魚も普通に食べられるのですが、特別美味しいとは思えないのが本音。


特に、ウニ、アワビは地元で食べると

「コレは偽物!」

とでもいうような感覚に陥ってしまいます。


また、昔食べていた本鮪の味が私にとってのマグロの味なので、スーパーや回転寿司で今、マグロとだけ記載されて提供されているキハダマグロは「マグロの味ではない」と認識してしまうので、基本的には食べません。


キハダマグロが不味いわけではないのですが、マグロだと認識して食べてしまうと、頭でエラーが出るからです。


しかし漁火のお魚は、美味しかったラブ

私は海鮮丼を頼んだのですが、息子の頼んだ本鮪丼、娘の頼んだマグロの中落ち定食とも、全て抜群に美味しかった。


これが私の写真食べた海鮮丼定食。

赤身が美しいキラキラ
定食で2500円でしたが、これ、下の石川県産のコシヒカリも抜群に美味しかったです。

ご飯も厳選されている味でした。


こちらが娘の食べたマグロの中落ち定食。
なお、平皿のサイズは40センチ以上。
これだけではサイズ感がわかりにくいので、娘の✋入り写真も載せます。

この中落ちに載せてあるのは、市販の使い捨てビニール手袋。
これを左手に嵌めて骨を掴んで、右手に持ったスプーンでこそげとります。
右側に写っている娘の手は、何も考えずに手を握ると
「あれ?女の子の手だよね?キョロキョロ
と二度見せずにはいられない厚みと大きさを誇ります。

曲がりなりにも毎日のように鍵盤楽器を弾き続けた、ヤマハで鍛えられた厚み。
私譲りの、女性用Mサイズの手袋は決して入らない、大型の手。

それがこんなに小さく見えることから、サイズをご想像ください。

このでっかい中落ち部分はもちろん、裏表とも食べるのです。

味、量ともに大満足。
ちなみに中落ち定食は1500円と超お買い得!

息子の食べた本鮪丼定食は3500円。
もちろん美味しかったのですが、中落ち定食のお得さに比べるとちょっと輝きが褪せますね。

高価なものが美味しいのは、当たり前だからです。


魚屋さんが出している刺身なので、私としては

「あぁ、刺身ってこうじゃなくちゃねぇニヤリ

という、あるべきところにキチッと収まった感覚。


すごくすごく美味しいのですが、いわば想定内の味。

お高くとまっている私にとっては、普段の刺身が間違っているからです。



しかし、ここでビックリしたのが甘エビの味。

「ナニこれ!めっちゃウマイラブ


甘エビは、海鮮のお食事ではよく見るレギュラーメンバー。

しかし、ここで食べた甘エビは、これまでいろんな場所で食べた中でもダントツに美味しかった。

ついついパクパクとあっという間に食べてしまいました。


「ふっニヤリやられちゃったな…。

甘エビまで美味しい認識レベルが上がってしまったかも知れんおやすみ

と変なところで、気取った私です。