遠出をして清流長良川あゆパークに来ました。
ここには私と娘の大好物である鮎の塩焼きを作るための、鮎つかみ体験に来たのです。
お盆なので10時からの受付開始までに、すでにテント前には長蛇の列。
うちは少し早めに行ったので、15分頃には鮎つかみエリアのせせらぎに入ることができました。
鮎つかみは、体験料金500円。
鮎は食べる分しか捕まえてはいけません。
また、捕まえた数×500円が別料金で加算されます。
自分で捕まえた鮎は食べられないのですが、この鮎の入ったバケツを持っていくと既に塩焼きされた鮎と交換してくれるのです。
自分の捕まえた鮎は、後で捕まえた人のために焼かれるということですね。
我が家は、鮎が食べたい私と娘、それから鮎つかみがしてみたい息子の三人が水場に入ります。
最初の目標数は、私と娘が食べる2匹ずつ、旦那と息子とお義母さんが食べる1匹ずつの計7匹。
捕まえるノルマは、私が3匹、娘と息子が2匹ずつということになりました。
制限時間は30分。
食べられる数だけ捕まえたら、終了して水から出るルールです。
あぁ楽しい
こういうことって血が騒ぐよねー
なお、旦那は
「料金がもったいない。
どうせお前は入るんやろ?」
と、私の性格を熟知の上で冷静に言っておりました。
すみませんね、50歳になろうというオバハンが大人げなく鮎つかみに参加して
とは思いましたが、こんな面白そうなこと見逃せません。
なんならもっと全身ダイブとかやってしまいたい性格です。
息子とのキックボクシングのスパーリングでも、じゃれた殴り合いでも、息子が弱っちいことや、私が根っからの乱暴者であることもあり、まだ1、2年は勝てますね!
娘は
「絶対お母さんが一番早いでしょ
うさちゃんを捕まえるのも早いし」
と発言。
我が家のうさちゃんは、捕まえられるのがもちろんキライ。
しかし病院受診など、捕まえなければならない場面も多数あります。
ちなみに旦那の方が圧倒的に私より運動神経が良いのですが、旦那にはうさちゃんを捕まえられないのです。
そして家族内での予想通り、私がまず、すぐに3匹捕まえ終わりました。
この時に娘はまだ1匹、息子はボウズ。
仕方ないので、私はそのまま鮎を子どもの方に追いたてる役に徹します。
そして、2人ともが2匹ずつ捕まえた時に、息子が言い出します。
「もう一匹捕まえたい」
となると、つまり鮎を食べる量が増えるということ。
「食べられるならいいよ」
ということで、息子がもう1匹捕まえることになりました。
すると娘ももう1匹捕まえると言い出し、結局9匹捕まえました。
子どもでも参加できる浅瀬なこともあり、大漁大漁
問題は、捕まえたあとに鮎を入れておくバケツ。
百均にあるような、やや小型のバケツを1グループに1つ渡されています。
水を1/3入れるようにという指示があるのですが、さすがに9匹入れるのに、それでは水が少なすぎますので、多少水を多く入れました。
その結果、予想通り鮎がバケツの外に飛び出し地面でピチピチ跳ねることが何度も発生しました。
鮎を採り終わって、計上・支払いをするときに、バケツにぎゅうぎゅうず詰めの鮎を見せたところ、担当の方に
「沢山捕まえましたねぇ」
と感心されました。
鮎の塩焼き大好きですから
バケツを持って、塩焼きエリアへ持参し、串焼き済みの鮎と交換してもらったのですが、残念なことが一つ。
鮎のハラワタを抜いて焼いてあったのです。
根っからの鮎の塩焼き好きの私には、ハラワタの苦味もまたうまし。
しかし子どもの利用が多い施設だから、これが良い選択なのもわかります。
ちょっと残念な気持ちもありましたが、ハラワタがない分、余裕で3匹をペロリと平らげた私と娘でした。
それから中部に来たからには、我が家が欠かせないのはみたらし団子。
中部のみたらし団子は、市販品や関西のみたらし団子のように、甘さが強くて、餡が片栗粉でトロトロとしていて、だんごが大きいものとはちょっと違います。
だんごは少し小さめ。
炭火で少し焦げ目をつけてパリッと生地を焼き上げて、市販よりしょっぱめな甘じょっぱいタレが絡みます。
食べた時の口当たりにも、生地のパリッと感が先立ちます。
タレも串やだんごから滴るほどの重みではついていません。
見てわかりますか?
だんごとだんごの間の串部分に引っかかっているタレ部分が少なく、だんごの形とほぼ同じですよね。
これもまたペロリと平らげ、川原に下りて、石に座って、まだ狭い流れの長良川の流れに足をつけ、ぼーっと良い時間を堪能したのでした。
子どもの頃には、長良川や揖斐川の源流域に遊びに行って、縮み上がるほど冷たい川の中に兄と飛び込んだり、淵に潜ったりしたこともあり、懐かしい思い出です。
今の我が家の子ども達の泳力やバイタリティ、判断力では、恐ろしくてさせられませんけどね。