GWに関ヶ原古戦場記念館に行ってきました。


記念館は予約制で、時間の幅が表記されていたのでその間に行けばいいと思っていたら、その書いてある時間の前に並んでいる必要がありました。


予想外の場所でも渋滞にあって、その時間前に到着することができなかったのですが、次の会に空きができたので、案内の係の方が入れてくれて無事に入場できました。


うちと同じく、勘違いしたり、間に合わなかったり、ドタキャンしたりする方もやはりあったようで、予約枠が満杯でもキャンセルが発生することもあるようです。


入場すると楕円形に張り巡らされた透明手すりの周りに立って、中央床面に設けられたスクリーンを見下ろします。

そこでは関ヶ原の合戦の流れが分かりやすく説明されました。


さらに次のシアタールームに移動すると、合戦の状況を簡単なドラマ仕立ててで見ることができ、日本史に詳しくなくても合戦の推移が理解できるようになっています。


その後は、展示室に移動して収蔵品を見たり、最上階の展望室から関ヶ原市内を一望して、それぞれの陣地を確認することが出来ます。


このミュージアムのある位置は、徳川家康が最後に陣を置いた場所のすぐ隣なので、まさに合戦の中心地。


展望室の周辺の各武将の配置がよくわかります。


なお、ミュージアムショップに併設したレストラン、カフェの金額は、ミュージアムショップにしては比較的良心的。


お高いセットもありましたが、カレーは、武将・足軽・村人の三種類の値段設定があり色んなニーズに応えられるな~と思いました。


たまたま空いた席を確保できたので我が家もここで食べたのですが、「東西」の文化の切り替えが楽しめ、なおかつ中部地方の味噌文化も堪能できるメニューは、楽しかったです。


私が食べたのは「悪戦苦闘 足軽カレー」


(画像はレストランホームページからお借りしました。)


角のごとく、とんがりコーンが刺してありましたが、これが意外とマッチして美味しかったです。


左側が鶏そぼろ、右側には牛そぼろが入っていて、味噌味がつけてあるのですが、味の変化も楽しめるし美味しかったです。

なお、一番安い村人カレーはお昼過ぎだったこともあり売り切れでした。


西日本の色が薄い出汁味と東日本の色が濃い醤油系統の味の違いを楽しめるうどんなんかは、関ヶ原ならでは。


私の個人的希望としては、そこに中部の味噌煮込みうどんも楽しめるセットが欲しいところです。

ちなみにめ味噌煮込うどんの麺は、絶対に硬めですよ!


関東で育ち、中部で成長期を過ごし、関西で就職した私としては、どれも平等に大好き照れラブラブ


ちなみに、父は東北出身なので東北の味も大体好きですが、申し訳ないけれど「甘い茶碗蒸しと甘い赤飯」だけは無理でした。


特に甘い茶碗蒸しは、茶碗蒸しだと思って食べると出汁の味がするプリンみたいで、味覚と頭が混乱するんですよね。


こういう感覚が、一つの地方で育った人が、違う地方に行った時に感じる食べ物の違和感なんだろうなと思います。



ちなみに、この関ヶ原旅行記、お外編に続きます。