静岡30K という練習会に参加してきました。
フルマラソンのための30キロ走を、
目標タイムに合わせたペースランナーが引っ張ってくれる、というもの。
この週、調子は下降気味。
パーソナルトレーニング後も 足裏バランス いまいち だったから、
30キロを 無事に走れるのかどうか、不安ではありました。
結果。
走っている最中、へんな 異和感も 痛みも 抜け感も なく。
自分でもびっくりしましたが、キロ6分19秒のペースランナーに ぴったりついて
ほぼ最後まで いけました。
すごいすごい。
まあ。。。最後の最後に。
ゴール手前2キロで 「これ以上、このペースで走ったら、つる~!!」とわかったので、
がくっとペースダウン。
ゆ~っくりペースに歩きもまじえ、とにかく足を守りましたが・・・。
あと500mくらい、もう目の前!ってとこで、とうとう ビクビクっ!と来てしまいました。。。。
痛かった~。
走ってて つったの、初めてです。
すぐさま、もうゴールしていたペースランナーのおひとりが駆け寄ってくださり、
ストレッチかけてくれてよくなりましたけど。。。
ペースランナーに遅れること10分(笑)。
30キロを3時間18分、でした。
満足していいんじゃないかな?
つった原因は 筋力不足か。
今回のランを振り返ってみると・・・。
勝因のひとつは、思った以上に楽しめたこと!
河川敷を2・5キロ 行ったり来たりする つまんないコースで
ひとりだったら、絶対に 滅入ってしまったはずですが、
フルマラソンの目標タイム4時間30分のグループ 約60人(だったか??)が
まるでひとつのチームのように、ペースランナーさんたちのリードのもと
団結して走ってる、みたいな感覚が とってもよかった。
ほかのチームと 時差スタートだったので、短いコース上、いろんなランナーさんたちと
常にすれ違います。
お互いに「ふぁいと~!」と声を掛け合って、気がついたら、ず~っと声出してましたね。
すれ違うランナーさんに声かけるのは、以前からの習慣だったけど、
今回は チームのまわりの方に スタッフランナーと間違えられたくらいでした(笑)。
ひとり。横を走っていた若い女性ランナーさんが
「ずっと声出しててすごいですね。元気もらいます」と声かけてくれました。
「声出す方が、自分が元気になれるので」とこたえて、
「一緒に声出しましょうよ~」と誘ってみました。
あとで聞いたら・・・・。
彼女、ぜんそくをもっている方で、フルマラソンを何回か走っているけれど、
いつも終盤に息が苦しくなって気持ち悪くなってしまうのだとか。
今回も、ちょうど私が足の異変を感じた28キロ地点で、彼女も偶然立ち止まり、
声を掛け合っていたのでした。
「吸うばっかりで 吐く息が少ないから苦しくなるんじゃないかな?」
「大きく吐いて~。すって~」と、素人ながら、その場で何かできないか、と 深呼吸すすめました。
彼女の方が、先にゴールして、私のことを心配して迎えに来てくれて。
「今日は、とっても思い出に残るレースになりました。
元気いっぱいいただいて、ほんとにありがとうございました」
な~んて 言われてしまったよ~。
まじ、うれしい。
こんな故障上がり(まだ上がってないか???)の おばさんランナーでも
誰かの役に立つことができたかも。
最後のアクシデントも いい出会いのきっかけになったということかな。
と。
今回のランで気をつけていたのが、
上に上がってきがちな気を 下におろすこと。
コマネチラインを意識すること。
アゴをひいて、後頭部からまっすぐな姿勢を意識すること。
・・・だったかな?
途中、右足が外側荷重になりそうなときには よくわかったし、
左足ばっかり使ってるときも ちゃんと感じることができたし。
しっかり修正はまだ難しいけど、
集中するべきポイントがしっかりしていれば、ぶれが少なくてすむかも。
そんな手ごたえはありました。
結果が出たからね。
またひとつ。自信になりました。
私は ウルトラランナーなんだから!
なんどか そう唱えながら走りましたっけ。
強い気持ち。持ち続けたいです!