この週末は、小笠山へ練習にでかけてきました。

 

先日、ふがいない結果に終わった野辺山。

 

来年の野辺山に向けて、鍛えなおす練習場は、

やっぱり、ここかな。

 

毎年、野辺山に同行させていただいている

小笠山RCの方々が、ここを練習場にされています。

 

今、まだ ほとんど走れないし、

トレイルは もっと無理なので、

山歩きができればいいな、ということと もうひとつ。

 

フォームの徹底見直しを、声をかけてくださった

ウルトラの師匠にお願いすることにしました。

 

山の中の比較的 たいらなところで、指導をうけます。

 

●前傾姿勢。

自分が思っているよりも もっともっとずっと上体を倒していかないと。

さらに「もっと前へ倒せ!」と言われるが、腹筋がきかないので、

それ以上は無理だった。

課題は、腹筋強化か。

 

●腕振り。

リハビリ期間中、ずっと 肩甲骨を寄せようとして、肩をぐいっと後ろにもっていく癖ができていた。

これだと、胸を張るばかりか腰がそってしまうので NG!

猫背だと感じる程度でもいいので、すとんと肩の力を抜いてしまう。

私の場合、脇の下、胸の横に握りこぶしがくる位置で

腕を抱え込むようにして そこから後ろに引いていくポジションが

いちばん肩の力が抜ける。

 

確かに実感。

 

この位置からしっかり腕をふっていくと、自然に腰がまわっていく。

 

●腰を使え!

腰から前にでる。

と、言葉では何度も繰り返し教えられてきたけれど、

これも自己流で意識すると 腰がそってるだけ、という姿勢になってしまう。

とにかく、股関節を動かせるように。

お尻が使えていることを意識する。

 

まだまだ難しい。。。。

 

 

●足は腰の真下に着地せよ。

しっかり前傾姿勢を作ってピッチ走法で足を運んでいく。

腰が回った分だけ、足が出る。

それ以上は前に出さない。

むしろ 後ろに流れていくはず。

しっかり腰の真下で着地できていれば、膝への負担がないはず。

このとき、着地は膝を曲げて。

後ろになった足が 地面を離れるとき、まっすぐ伸びている・・・はず。

 

などなど、指摘されて、フォームのチェックと

足りない筋力などを確認していただいた。

 

 

2キロほどの山の中。

ゆ~っくりですが(歩いてる方が速いくらいの・・・(笑))

登りも下りも 走れました!

 

おどろくほど、膝への負担がなく、

スネにもほとんど入らず。

 

まだ体力、筋力がないからか、

ときどき右脚甲の力抜けがおこるけど、

少し休んでいれば 大丈夫。

 

 

しっかし。。。。

 

今までがんばって治そうとしてきた、肩を後ろにひくこと。

こんなにも フォームの弊害になっていたとは!!

な~にやってきたんだろうね。。。

とほほ。。。。

 

 

25年前から、Dの走るところを見てくれている師匠のWさんいわく。

 

「お前は 昔は こうやって走ってたんだ。

ここ何年か どういうわけか、崩れてしまっただけで、

大丈夫だ。」

 

そう言ってもらえて、少し自信とやる気が出てきました。

 

ウルトラの大先輩のW氏は、私が走り始めの頃から

なにかと面倒をみてくださっている、ベテランランナーさんですが

彼も ここ数年 故障やらケガやら病気やら、で

思うような走りができていません。

それでもあきらめずに、いろんなやり方を試しては

復帰のための努力をし続けています。

 

私のリハビリなんて、まだまだ甘いもんですわ。。。。

 

さあ!来年の野辺山に向けて!

 

焦らず、ひとつひとつ、地道な努力を重ねていきましょう。

 

ぽれぽれ。