円満地のエイドでリタイア宣言したのが、午後1時ごろ。

まだまだ1日は長いです。

スタッフの方に無理を言って、
ゴール会場ではなく、出合橋に搬送していただきます。

ランナーの搬送をしてくれるのは、地元のボランティアの方の自家用車。

これまた若いイケメンくん。

今年初めて、というボランティア体験を聞きながら、運ばれていきます。

すごい数のボランティアさんが動いてるこの大会。
どこへ行っても、熱心な応援をいただけるのは なんなんだろう・・・と
思ってましたけど、
熱い思いを持ってる人が、どんどんその熱意で 新しい方を引っ張ってくるのね。

そういうこと、本気で続けてると、どんどん人がついてくるのね。


すごいです。



さて。
車から出合橋エイドに降り立ったら・・・・。
みんなが 「あれ?」「どうしたの?」

いや~~~。。。。面目ない!
ここに「走って」戻ってくるはずだったのに。
復路で ビールサーバーからいただくはずだったのに!

笑顔で謝ったら、すんなり仲間にいれてくれました(笑)。


さ~! ここからは、私の今年の奥熊野 第二章。

出合橋エイダ― あだっち!です(笑(笑)(笑)。。。


ははは。

恥ずかしいので、ゼッケンは外して。

でも、茶娘衣装が走ってた、って けっこ~見られてて(笑)。

苦笑いしながらの エイド活動となりました~。



3年前、エントリーしてたけど、とても走れなかった年。
もう宿もとってあるから、と ボランティアでもいいから いってこよ~と
直前だったけど、無理をお願いして、エイドボランティアにいれてもらいました。

そのとき配属されたのが、この 出合橋。

運命の出会いでありました(笑)。


あったかい奥熊野のエイドの中でも、とりわけ、ここ、熱いんです。


まあまあ、お疲れさん、と 赤鬼さんが とっておきを御馳走してくれました。





う・・・うんまい。感謝。


さ~! 働きまっせ~!!


続々と到着されるランナーさんを 笑顔と大声でお迎えします。

T隊長を先頭に、青鬼さんと D とで、カーブの影からランナーさんが見えたら

「おかえりなさ~い!」
「おつかれさま~!」と 声と拍手でお出迎え。

今年の新兵器 無線機大活躍で、
T隊長、「○○さん、おかえりなさ~い!」と
個人名でよんでる。

これって、うれしいよね。うん。

私もまけずに(?) 大声、おおぶりゼスチャーで応援。

復路74キロ地点。
いちばん疲れてるところ。
ヘロヘロになったランナーさん、私たちの振った手に、同じように応えてくださいます。

中には、ゼスチャーに合わせて、飛んだり跳ねたりしてくださる方も。

橋の上に設営されてるエイドだから、ここにたどり着くには、橋の手前
少しだけ 上り坂になってる。

ああ。。。そんなに無理して走らなくても・・・と 思いながらも、
お互いテンションあがってしまう(笑)。

顔なじみのランナーさんたちが到着すると、みんなで大騒ぎです(笑)。








私と同じように、このエイドを楽しみにしてるランナーさんもたっくさんいらして。

実にいい雰囲気。


あとで、こっそり その秘密を垣間見てしまいました。

ここのエイドの人気者 メイドのOさん。
持ってる、参加者名簿がすごい!




フセンだらけ~!

知り合いのランナーさん、何か頼まれてたりする方とか、
とにかく細かいチェック。

すばらしいわ~。

しかも、腕にもすごい書き込み。




知り合いのランナーさんに頼まれて・・・と 
お仲間ランナーさんの だいたいの通過予定時刻などがびっしり。

ここまでする熱意って・・・・!!!


朝方も、エイド設営前、スタートに間に合わなかったランナーさんの
車の搬送まで手伝ってきたって。

「関さんに言われたら、・・・ねえ」 と。

すごすぎる~。


だから、そんな思いにふれたランナーさんたち
みんな「ありがとう」の気持ちがあふれてくるんだろうね。


終盤。

次のエイドが関門だから、時間を気にしてスルーされる方、
あきらめてゆっくりがっくりされてる方、
無理そうだけど、最後までいきます! と 腰を上げるかた、

いろんなランナーさんを見送って・・・・。

エイド撤収したあとも、出合橋チームはおわらない!



「あだっち、こっちの車に乗ってね」と、すっかりチームの一員となって、

次のポイントに運ばれています。



通称 「壁」 。

去年、この坂みたとき、ぶんたまげました~。

なんじゃこりゃ~!! って坂。

パワー余ってる 若手スタッフが 「ここ ダッシュするんです!」。






エイドボラ 長時間やったあとよ。

なんか 儀式みたいだったね。

大笑いしながら。

ぜいぜいは~は~してる3人を すぐさま拾って、

次は、92キロエイドへ。

ここは、時間調整。

山道を7キロ 延々と上ってきたランナーさんたちを、

てっぺんエイドでお出迎えします。

「てっぺんだよ~!」
「のぼりは 終わり~」
「お疲れ様~!」
「ナイスファイト~!!」

時間ギリギリまで 声出して。

T隊長のタイムチェックで、すぐさま移動。

さあ、ラストは、ゴール会場での バンザイ隊です!


今年は、フィニッシュ地点がちょっと変わったので、まずは、現地で手順確認。

その間にも、めいめい腹ごしらえと、ほんの少しの休憩。

続々と帰ってこられるランナーさんたち。

19時をすぎたあたりから・・・「そろそろ行くよ」と。

待ってました~!

時間ギリギリでゴールされたランナーさんを、みんなで囲んで
ありったけの声で バンザイ!三唱!

私も、これをやってもらいたくて、
昨年は15分前のゴール。
みんなに囲まれて、号泣してしまったっけね(笑)。


そのときの気持ちを思い出して。

T隊長の掛け声に合わせて
「○○さん、この厳しい100キロ、最後まであきらめずによく帰って来てくれました。
せ~の 
バンザ~イ バンザ~イ バンザ~イ!!」

これを繰り返します!

今年、10回目の完走となる たけちゃんもゴールしてきました。
たけちゃんのオススメで、私はこの大会を知ったのでした。

感謝なご縁だわ~。

バンザイの後に、「韋駄天」称号の授与式。




おまでと~!たけちゃん!



カッパさんも ゴールしてきたよ~!




早い時間にゴールしてしまった(?)方には してさしあげられないので、
若いグループ10人くらいの子たちが
ずら~っと 完走賞を首からさげて、
「私たちにもお願いします」って。

もちろん! と、さらにあつく 「バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!」

最後には、あつかましく。

うんと早くゴールしてたのに、Dを待っててくれた うっちゃんにも
「ばんざ~い!」やっていただきました~。

ありがと~。




最後まで、楽しみきりました!


ご褒美に・・・。関さんに褒めてもらって、上機嫌のDでありました。


あれ。
そういえば、私、リタイアしてたんだっけ?

それでも 楽しめる奥熊野。

すばらしいです!

感謝感謝。