強いアーモンドアイ!
着順を観ても、コーナーごとの位置が中断より前の馬達で
アーモンドアイが、いつも通りの後方待機ならば、結果は違っていたかも知れませんね。
レースは想定外の位置取りでどうなる事にと思いきや。
鞍乗も「考えていなかった」、好スタートからのハミを取り好位の追走。
でも、そこからのルメールの手腕が光りましたね~。
すぐに落ち着かせ、消耗を最小限にするあたり流石です。
初の前々での競馬で、距離も伸びての桜花賞と同じ上がりの33.2の末脚を繰り出す能力の高さ・・・驚。
リリーノーブルは手前味噌ですが、フォトパドックでのトップ評価を信じて良かった。
ラッキーライラックは4度目でリリーノーブルに先着されましたが、
やはり、馬体のデキの差ではないでしょうか。
相手は勝負を賭けた作りになっていましたからね。
逆を言えば、勝負がかった作りのラッキーライラックの走りを観てみたいです。
穴で狙ったパイオニアバイオですが、想定外の位置取り、
鞍乗ももっと前で競馬をしたかったらしいですが。
前で競馬しても上位3頭に割って入れなかったとは思います。
今回、気が付いたディープ産駒のデータは来年も注目!
~レース後のコメント~
1着 アーモンドアイ(ルメール騎手)
「勝つ自信がありました。完璧なレースでしたね。今日はテンションが高かったので、スタートして良いポジションを取りました。それからはリラックスして走って、直線に向いてから加速してくれました。2400mも問題なかったです。秋は3冠がかかりますが、2000mでも大丈夫そうです。海外遠征の可能性については、ポテンシャルが高く、特別な馬なので海外でもいけると思います。(お誕生日おめでとうございます、言われて、メルシーと嬉しそうでした)」
(国枝栄調教師)
「最初にあの位置取りを見た時にはビックリしましたし、心配にもなりましたが、すぐに安心しました。レースは落ち着いて安心して見ていられましたが、とにかくホッとしました。この後は、秋に秋華賞で3冠を目指します。調教を積む中でこれはモノが違うと思いました。いい形でここまで来ていますから、この後も順調にいけるよう、やっていきたいと思います」
2着 リリーノーブル(川田騎手)
「レース前から話していた通り、今日は本当に馬の状態が良かったです。レースでは枠を生かしてスムースな競馬が出来ました。最後までよく伸びていますが、勝った馬が強かったです」
3着 ラッキーライラック(石橋脩騎手)
「スタートはいつも通りに出てくれたので、道中は折り合いだけ専念してうまく運べました。4コーナーで後ろを見た時にすぐ後ろに(勝ち馬アーモンドアイの)シャドーロールが見えたので、もうそこにいるのかという感じでした。直線では馬場のいいところに持っていってよく頑張りましたが、勝ち馬には敵いませんでした」
5着 マウレア(武豊騎手)
「前にアーモンドアイを見ながら、食らいついて行こうと思っていましたが、届きませんでした。最後まで頑張っていますが、距離が長いかもしれません」
6着 サトノワルキューレ(角居勝彦調教師)
「これまで強い相手と戦ってこなかったことが敗因かもしれません。時計が敗因ではないと思います。次走は休みを挟んでから考えます。凱旋門賞は使いません」
9着 オールフォーラヴ(和田騎手)
「初めての輸送ということもあり、イレ込んでいました。ある程度ポジションを取りに行きたかったのですが、取れませんでした。最後まで止まっていないので、距離は大丈夫だと思います」
13着 カンタービレ(田辺騎手)
「初めての大舞台でもテンションはそこまで上がらず、折り合いがついてリズム良く行けました。いい感じでは行けましたが、止まってしまったのは距離の影響かもしれません」