縁はあるけどゆかりのない盛岡に3週間の滞在は長いかも…。ということで、北海道へ行くことにしました。
たまたま私の兄が旭川で仕事があり、自家用車とフェリーで行くとのことで行きはそれに便乗。
朝7時ごろに苫小牧に到着し、当初の予定になかった旭川へ行くことにしました。
旭川と言えば旭山動物園が有名ですが、それ以外は??と検索したら出てきたのがコチラ。
石狩川にある神居古潭(カムイコタン)とは、アイヌ語でカムイ(神)のコタン(集落)という意味。古の昔からアイヌの人々の聖地とされた場所で「旭川八景」のひとつにもなっているそうです。
実はわたくし、ゴールデンカムイという漫画とアニメが大好き。こちらの場所は(漫画を知らない人はごめんなさい)第七師団に連行される白石を奪還するために、土方歳三が吊り橋の縄を切って、橋から落ちた白石が流された設定の場所でもあります。
白石が流された石狩川
神居古潭には「旧神居古潭駅とホーム」があったりSLも展示されています。
3種のSLが展示されています。
観光客はほんの数人だけ。静かにアイヌの聖地を体感できました。
こんな看板も!
この後訪れたのが陸上自衛隊旭川駐屯地に隣接する北鎮記念館です。
やはりゴールデンカムイつながりで興味があって訪れたのですが、蝦夷地開拓という厳しい任務を担った当時の様子や、ロシアからの防衛目的とした屯田兵、陸軍、第七師団の歴史が垣間見れてとても勉強になりました。
最高軍事機密のために廃棄焼却命令の出た書類もありましたが、それを師団の保管責任者が土に埋めて命懸けで自宅で守り抜いた貴重な資料も展示されています。
順路の最後には、ゴールデンカムイの漫画家野田サトルさんのサインやイラストの展示や売店もありました。
売店を担当していた女性(恐らく自衛隊員)もゴールデンカムイのファンとのことで、話が盛り上がりました。
その後はラーメンを食べて旭山動物園へ。アザラシやシロクマ、ペンギン、アライグマなどに癒されました。
忘備録として書いていますが、今振り返ってもめっちゃ濃い一日でしたわ。
皆様も最後までお付き合いいただきありがとうございました