先日、友人と初めて降りた知らない町で、ふと飲屋を探した。居酒屋のチェーン店には行きたくないなーと思っていたが、いま町にはチェーン店の居酒屋しかないから困る。
そこで、1つ裏通りにある、居酒屋ふうの看板を目にした。なんだか、キャバレーか何かかなーと思いつつ、入ったら串焼の専門店だった。30名くらいが入れるお店だった。19時過ぎで10名くらいの客が既にそこにいた。
席に座っておどろいたが、メニューがほぼお任せだったのである。しかし、他のサラリーマン風の客が楽しそうに、飲んでいるのを見て、たぶん大丈夫だろうと思い、そのまま適当にお任せメニューを注文した。
そしたら、時間はかかったが、美味しい、旨い、料理が次から次に出てきた。驚いた。今まで食べてい串焼とは一味違う串焼だった。ソースやトッピングも恐らく手作りで、市販の物ではないものだった。
そこで思った。メニューがないのは、きっと、その日に準備している料理が、ある程度、決まっているからだろう。その料理に相当な自信があるからきっとお任せメニューのみにしているのだろう。
内装を見てみた。ベニヤ板である。天井も打ちっぱなしの状態である。お金をかけていないのである。こういうお店が繁盛すると思った。
気がついたら時計は21時。店はとっくに満席状態で、次次に、新しい客が入ってくる。店長は丁寧に断っている。それでも、その人たちは、また来ると言ってその場を帰って行く。きっと美味しい料理を出すお店として知る人ぞしるお店なんだろうと思った。
また行きたいと思った居酒屋は久しぶりだった。メニューもなければPOPもないお店だが、私はこのような料理が美味しいお店で飲みたいと思った。また行こうと思う。