我が家の長男はLGBTQ +のFTM(女性から男性)
今日は、小学生の時ランドセルの色で経験した出来事を(9歳後半頃)
黒いランドセルを選んだ経緯は
通学路と、私のお買い物のルートが同じでした。
下校時間と重なり、10メートル先に我が子の姿を発見
いつもは仲良しの子と一緒なのに、見慣れない子供達と一緒に居ましたが
でも、少し様子が変です
電信柱に背を向けて、男の子が三人居て、三人の男の子と向かい合うように我が子が一人。
この電信柱でした
我が子の表情にいつものような笑顔が無く、楽しく話して居る様子でも無い
いつもなら我が子を見つけると、手を振るか名前を呼んでしまうんだけれど
(近付くにつれ、我が子の表情も複雑になって居たので)
その時は、通りすがりのおばちゃんと言う感じで、自転車から降りもせず
我が子と他人の振りで
『君達どうかしたの?』と三人組の方へ顔を向けて、声を掛けてみました
すると三人組の男の子の一人が
男の子『この子、女の子なのに黒いランドセルなんだよ』
私『そうだねぇ似合っててカッコいいよね』
男の子『でも女の子だよ』
私『黒は男の子の色なの』
男の子『そうだよ』
私『そうなんだ、じゃぁ赤は』
男の子『赤は女の子の色だよ』
私『そっかぁ、じゃぁ君は女の子なんだね』
男の子『え違うよ、僕は男のだよ』
私『でも君、赤のTシャツ着てるよ』
男の子は自分のお腹をみて『あ、そうだった』という表情
そうなんです、この男の子赤いTシャツを着て居たんです
私は『じゃ〜ね〜』と行って、その場を去りました
赤いTシャツだったから、このような会話が成り立ったけれど、グリーンとかだったら
私は、どう切り返して居ただろう
万が一、この男の子が暴力を振るって居たのなら『いけない子』かもしれませんが
この男の子は決して悪く有りません
子供って素直なだけに、疑問に思った事は口にしてしまいます
素直なだけに『気が付く』経験をすると、思考が柔軟になるんじゃ無いかと
反面、我が子が受けた心傷は心配だったので、お買い物どころでは無くなり
その場を去ったはいいけれど、お買い物へは行かず、我が子より先回りして
違う道で家へ帰り、我が子の帰りを待ちました
その日の夕食は、お茶漬け
このブログを書いているのは能登震災後・・・
温かいお茶漬け食べられただけでも貴重
過去の経験談・・・と言い聞かせてUPさせて頂きます
通学風景 長男(当時長女)写真左