「陳情令」、二週目を見終わりました。そう、全エピソード、2めぐり目を見終わりました。
イギリスで全50話を見たんだけど、中国語に英語の字幕ということで、人の名前は覚えられないわ、白いヒラヒラした服をきた若い男の子ばかりで顔はごっちゃになるわで、ストーリーを追うのもやっと。
日本でもう一回見たことで、だいぶ人の区別と、ストーリーが理解できました。第1話から出てくる役者さんとその人間関係が分かっているから、頭が混乱しながら観た1回目と、理解の度合いが違います。
で、ハマりました。 これは、爆発的人気がでたことが理解できる。 イケメン男子がたくさんでてくるだけでなく、ストーリー展開がなかなか面白いのです。
主役は、黒い衣装のシャオ・ジャン君演ずる「ウェイ・イン」君と、白い衣装の「ラン・ジャン」君ですが、彼らもこの他にあと数個の名前を持っており、「これじゃあ混乱するわけだよ、1周目で観た時は、誰が誰の話をしているのかまったくわからなかったもん」となりました。
熱くて情の濃いウェイ・インと、クールで緻密、無口なラン・ジャンの男同士の友情を縦糸に、戦いや裏切り、家族の絆などを描いてなかなかに見ごたえのあるストーリーで、苦手のワイヤーアクションも気にならなくなったぐらい。
もともと、夫がハマって見始めていたものを、私も観たのですが、最初は似たような人の区別がつかず、現在と過去の話も入り乱れて混乱しているうちに4-5話が終わってしまい脱落。
「10話ぐらい我慢して観なくちゃだめだよ!」という夫の励ましで昨年の夏に頑張ってみたところ、なかなか面白かったのです。
しかし、1周目はまだ人の名前も顔もしっかりと覚えられず、ストーリーもイマイチ。
日本に来てから、「エンタメアジア」というのに加入して、三国志や司馬懿などのドラマを見ながら、同時並行して「陳情令」も、もう一度観てみたところ…。
ハマったのです。
主人公の二人の俳優さんのイケメンぶりは言わずもがな。ストーリーの複雑さや面白さは、1回目では理解が足りなかったように思います。
陳情令は、政策が2018年、中国での放映が2019年ですから、たぶん日本で流行ったのは5年ほど前でしょうね。
正統派イケメンのシャオ・ジャン君。
端正な佇まいが群を抜くワン・イーボー君。
人懐っこい笑顔が魅力の誰が見てもイケメンのシャオ・ジャン君の人気は抜群のようです。役柄も、魅力的。
しかし、私は白い衣装のワン・イーボー君が気に入りました。この無口さと、凛とした佇まい、清潔感がよろしい。
しばらく前にフィンランドのミスなんとかが、東洋人を揶揄するつり目のしぐさをして大炎上しましたが…。イーボー君、かなり東洋人らしいつり目ですがそこが魅力です。つり目は欠点ではありません! 切れ長な目は神秘的で美しいのです!
そういえば、若い頃「日本人の目って、とっても美しくて神秘的!」と言われたことがあります(女性から)。 東洋人の目は、アーモンドアイと言われていますが、つり目だから、一重だから、と卑下する必要は全くないと思います。
主人公の二人の俳優さん、黒い衣装のシャオ・ジャン君と、白い衣装のワン・イーボー君。どちらもこのドラマのおかげで凄まじい人気がブレーク、この後次々とドラマや映画に出演することになります。
私もいくつか追ってみましたが、やっぱり二人のキャリアの原点みたいな「陳情令」は、彼らの魅力をあますところなく伝えていると思います。
メイキングはこちら。いつもクールで無表情なラン・ジャンですが、これを見ると、イーボー君の笑顔とおちゃめな一面が見られる。
二人の俳優さんが仲良くじゃれあっているのもほほえましい。 撮影時、イーボー君は20歳、シャオ・ジャン君は26歳だったそうですが、イーボー君が甘えて威張っているところも可愛い。
撮影は4-8月で、古装の俳優さんたちは暑さに苦しんだそうです。
ところで原作とアニメバージョンでは、「陳情令」はBLだったようですが、この実写版ではそういう面は前面に出しておらず、主人公の二人が友情と信頼を段々に築いていくというストーリーになっています。
私は見ていて、これがもとはBL小説だったとはまったく気が付きませんでしたよ。確かに、ほとんど女優さんは出てきませんが…。
なんでも、同性愛は共産党には嫌われるということで、それを強く出すと放映禁止になるんだとか。
原作やアニメのファンは実写版を見て、「もっとイチャイチャして欲しい~!」と不満を募らせたといいますが、中国のドラマは、恋愛ものであっても40話のうち38話ぐらいでやっとキスするぐらいな流れで、「ハリウッド映画のように始まって10分でベッドに飛び込むようなことがないので、安心して観ていられる」とは夫の言。
BL好きのファンにはちょっと物足りないかもしれないが、二人の友情とファンタジー古代劇の演舞みたいな剣さばきも、衣装も、ロケ地の建物やセット内の家具、お茶道具なども見ごたえあり。
このドラマは琴や笛といった小道具も重要なモチーフになっており、ドラマ内で流される音楽も美しい。
御多分に漏れず、中国の若い女性ファンたちは過熱し、シャオ・ジャン派とイーボー派に分かれて、かなり攻撃的に争ったようで、そのとばっちりを受けて二人のスターは大変な思いもあったようです。シャオ・ジャン君は、そのために仕事ができなかった期間もあったとのこと。迷惑な話ですね。 どっちも素敵なイケメンなんだから、両方応援すればいいのに。
私はイーボー君が無口で気に入りましたが、あくまでも役柄がそうだったというワケで。 シャオ・ジャン君も素敵だと思いました。
美男美女がたくさん出てくる中国ドラマはそれだけで目の保養ですが、ストーリーがしっかりしていて面白ければ、鬼に金棒のエンタメです。
今、息子と一緒に見ている司馬懿のドラマも大変に面白く、三国志のスターたちが次々と出てきて楽しめますが、こちらは美男美女はほとんど出てきませんし、ワイヤーアクションもありません。しかし、演技達者な役者たちが楽しませてくれます。
さて、イーボー君は綺麗な輪郭の女顔ですが、陳情令の頃はまだ20歳であどけなさが残ります。その後の出演作では成長して骨太になったイーボー君が活躍しています。演技力もなかなかです。
イーボー君出演の最近のドラマを数本見つけたので、近日中にそれらに関する記事も書こうと思います。






