「ベネチア」は、イタリア読みで、英語では「ベニス」という。
シェイクスピアの「ベニスの商人」や、トーマス・マンの「ベニスに死す」で、日本ではベニスという方がなじみが良いかもしれない。
ベニスに行く、死ぬ前に一度は行きたい、というのが私の夢だったが、今回イタリア人の友人の家に滞在させてもらい、そこから車で連れて行ってもらって、1日だけのベニス観光をすることができた。
ベニスは1日ではとても見られないというが、水上バスにも乗ったし、主だったところや美しい路地などを観ることができて、大満足である。
ベニスの鉄道の駅の真ん前に、水上バスの駅もあって、チケットを買って乗るのだが、これに50分ほど待たされた。乗るなら少し歩いて、別のストップから乗ることをお勧めする。並ぶ時間がもったいないのだ。今はチケット買わずともクレジットカードスワイプでOKのところが多い。
33度という炎天下の中、行列して待つのは大変につらかったが、乗ってみると、やっぱり乗ってよかったと思うのである。
水の上から見たベニスは、なかなか宜しいのである。
もちろん、お金のある人は水上バスではなく、水上タクシーに乗ってください。
下のようなゴンドラに乗せてくれて色々説明もしてくれるようです。水上バスは10ユーロですから、タクシーはもっとするでしょう。
有名な橋はいくつかあって、友人に説明を受けましたが、名前は忘れました。
桟橋に、このねじり飴みたいな杭がいくつも立っていて、ゴンドラがもやってあります。
サンマルコ広場で、水上バスを降りて歩くことにしました。
天気は上々、イタリアはイケオジがいっぱい歩いています。
さ、ここからが暑いんですが…。この日、33-35度はあったようです。
今度は、路地や橋を歩きながら、ベニスの街を散策です。 ああ、「ベニスに死す」のロケ地だなあ、と思いながら歩きましたが、なにしろ観光客が多い。
とりあえず、ランチをいただくことに。
私は20年ほどまえに仕事でミラノに行った時食べた、ロブスターのスパゲッティが忘れられず、ベニスでもメニューに発見して、それをいただきました。
友人はスカロップのサフランソースのパスタを。
35ユーロとお高かったですが、ベニスもイタリアももう二度と来ないかもしれないし、思い切って注文しました。
仮面がいっぱい。
冬は水位が上がるので、長靴をはいて歩くそうです。路地の通路の上まで上がってくるんですね。
友人はこの町でPhDをやっていたので、裏道をよく知っていて、観光客の歩いていない道を案内してくれました。
ゴンドラ漕ぎのおじさんたちは、みな黒白の縞模様のシャツを着ています。
中には赤いリボンのついた麦わらのシャポーをかぶった人も。

この町のシンボルは、本を持ったライオン。本を開いている時と、閉じている時があって、なんたらかんたら、という説明を受けましたが、詳細は忘れました…ハハ。

こういう静かな路地が良い。

友人も、15年ぶりだ、と言ってました。


街中の移動は、、徒歩か舟です。
水上バスも、ローカルの人(地元民)は、無料で優先的に乗せてもらえます。観光客は、船がいっぱいになったら、乗れません。


静かな路地を選んで案内してくれる友人。

やはり、イタリアはイタリア人に案内してもらうのがイチバンです!
古そうな井戸がありました。

こんなところに住んでみたいですね。


いったい何百年前に建てられたんでしょうね。
窓の木戸も、すごく古めかしいですよ…。このように、窓の奥には人の気配のしない、そんな古びた建物も多かったです。

やはり、海の水が来ているということで、実際のところは水から上がってくる虫も多いらしいです。ネズミもいっぱいいるそうで…。
実はベニスの中に住んでいる人は案外少ない、と友人は言ってました。
ベニスは島ですが、向かいの岸に住んで通ってきている人が多い、と。 向かいの岸からは電車が橋の上を10分ほど走って到着します。

この古い街には、人があまり住んでおらず、本当のところは映画の書き割りのように、虚構の世界なのかもしれないな…と思いながら歩きました…。

お土産屋で買ったベネチアン・ムラノグラス、一つ18ユーロ(3500円ほど)だったから、観光客用の廉価なものだが色が美しく、家で気兼ねなく使おうと思う。
美味しいものも食べたし、
とりあえず、ベニスに来たということで、長年の夢がかないました。



















