「カナダをアメリカの51番目の州にする」とか言って、あっというまにカナダ人に嫌われたトランプ。最初はジョークだと思っていたら、案外本気で言っていることが分かって、世界中が呆れた。
そりゃあそうだろうよ、日本人だってもし習近平が「日本は中国の一部にすることにした」とか言い始めたら、呆れるだろう。
「頭、おかしい?」と思うようなことを平気で言うアメリカの大統領…。
グリーンランドをアメリカが買い取るとか、パナマ運河もアメリカのものにするとか、ガザをラスベガスのようにするとか、本気で言っているようなのが怖すぎる。しかも、「武力の行使も辞さない」とか言ったりしているらしい…。
そんな中、カナダの議会の開会式に、英国からチャールズ国王が出席して、「国王による開会宣言」を行った。
カナダは、ブリティッシュ・コモンウェルス、つまり英国連邦の一員であり、貨幣にはエリザベス女王がついているのだ。英国の議会を女王・国王がオープンするのと同じように、コモンウェルスの国の議会・国会も、頼まれればスローン、つまり王位を持つものが開きに行くのである。
チャールズ国王はそのスピーチの中で、「強く自由な国家」とカナダを讃えた。 ドナルド・トランプによる「カナダをアメリカの51番目の州に」という脅威については直接触れなかったが、カナダの君主としてチャールズ国王は、トランプにくぎを刺したようだ…。
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King Charles hails ‘strong and free’ Canada in speech to open parliament
“Democracy, pluralism, the rule of law, self-determination and freedom are values which Canadians hold dear, and ones which the government is determined to protect,” said Charles, telling attenders, that by “staying true to Canadian values”, the country could “build new alliances and a new economy that serves all Canadians”. (「民主主義、多元主義、法の支配、自決権、自由はカナダ国民が大切にしている価値感であり、政府が守るべき原則だ。カナダがその価値感に忠実であれば、新たな同盟と経済の恩恵をすべての国民にもたらすだろう」)
The king alluded to efforts to ease tensions with the US. “The prime minister and the president of the United States, for example, have begun defining a new economic and security relationship between Canada and the US, rooted in mutual respect and founded on common interests, to deliver transformational benefits for both sovereign nations.” (また、米国との緊張を和らげるよう「カナダと米国の首長が両主権国家相互の利益を尊重しながらの新たな経済・安保関係についての話し合いも始めた。」と言う点にも触れた)
Queen Elizabeth said during her 1957 speech that “against the backdrop of international affairs, no nation could live unto itself”. Charles said that he took great pride in the way in which “Canada has continued to set an example to the world in her conduct and values, as a force for good.” (70年前、エリザベス女王が「いま国際情勢をかんがみれば、一国のみで成り立つ国家はありません」と話したことに触れ、チャールズ国王は「以来、カナダが世界に良き価値観の例を示し続けてきたことを誇りに思う」と述べた)
King Charles hails ‘strong and free’ Canada in speech to open parliament | Canada | The Guardian
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チャールズ国王がカナダで“主権”を明言」…トランプ大統領の“51番目の州”発言に静かな反撃
チャールズ3世が、英国国王として48年ぶりにカナダの国会開会式に出席し、「国王演説(The Speech from the Throne)」を行った。アメリカのトランプ大統領が「カナダを米国の51番目の州にする」と発言したことへの牽制と見られている。
27日(現地時間)、チャールズ国王はカナダ・オタワで行われた開会式で演説し、英国連邦の一員であるカナダが主権国家であることを改めて強調した。国王は「カナダは今、重要な転換期にある」と語り、「民主主義、多元主義、法の支配、自決権、自由はカナダ国民が大切にしている価値であり、政府が守るべき原則だ」と述べた。
演説ではさらに、「過去数十年にわたり、カナダに繁栄をもたらしてきた開かれた国際貿易体制が変化しつつあり、同盟国との関係も同様に変わっている」とし、「急速に変わる世界に不安を感じている国民が多い」との見解も示した。こうした発言は、トランプ政権による近年の外交姿勢を意識したものと受け止められている。
「国王演説」は、国王が議会の開会を宣言し、政府の今後の方針を読み上げる公式な儀式で、イギリスにおける「キングズ・スピーチ(King’s Speech)」に相当する。故エリザベス2世女王は70年以上の在位中、わずか2回(1957年、1977年)のみ同様の演説を行っている。
今回の演説内容はカナダ政府が大部分を起草したとされるが、発言には国王としての責任が伴う。カナダでは近年、君主制への支持が低下していたが、トランプ政権下で反米感情が強まったことにより、王室との関係を肯定的に評価する声が増加している。
カナダの世論調査会社イプソス・リードが行った最新調査では、回答者の66%が「王室との関係はカナダにとって有益だ」と答えている。
「チャールズ国王がカナダで“主権”を明言」…トランプ大統領の“51番目の州”発言に静かな反撃
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🇨🇦カナダのカフェ アメリカーノを「カナディアーノ」に変更☕
— AFPBB News (@afpbbcom) May 29, 2025
トロントにあるコーヒー店が、メニューにあった「アメリカーノ」を「カナディアーノ」に変更した。名称を変えたところ、このドリンクを注文する人が増えたという。 pic.twitter.com/u9vWZUQAqI
