よく考えたら、息子のところで年越しをするのは10年ぶりぐらいである。
昨年はイギリスにいたし、一昨年はまだ父が存命だったので実家でおせち料理をつくったりしていた。その前の年も、父がいたころはすべて実家で年を越すか、イギリスの自宅で夫と過ごしていたのだ。
息子は祖父と母親のいる東京に暮れから1月3日ぐらいまで泊まり込んで、一緒に正月を祝っていたのだ。
で、今年は私が息子のところに居候している。
久しぶりに息子と二人でゆっくりするお正月だ。
息子はどこかのおせちのお重を注文したという。では、私は煮物や息子の好物の栗きんとんなどを作ろうとおもったが、息子のところには食器が無い…。いや、あるんだけれども、お正月用の食器、というものがない。
そこで、正月用の買い物にでたついでに100円ショップに行って、食器と正月用の飾りを作るものを買ってきた。
赤い画用紙と、水引、そして100円の食器である。
金と赤の水引で、めでたいと言われる「あわじ結び」というのを作ってみた。
5本組み合わせて結ぶのはなかなか大変。5本の水引の糸がきちんとそろわないとならない。何度もやり直す…。
やっときれいに整った…。
お正月用の食器。100円の食器でも目新しければ、ハレの気分が味わえる。
昔こどものころ、「小公女」という物語が好きで、おそらく100回ぐらいは読み返したと思うが、その中でもとはお金持ちだが、父親が死んで一文無しになったセーラが私立学校の女中として働かされるようになる。
屋根裏の粗末な寒い部屋の中で、隣部屋に住んでいるベッキーという女中の少女と一緒にがらくたや古布を使って、「想像力」で素晴らしい部屋を創り出すという場面があって、工夫次第で自分の部屋が王女様の部屋のようになるというセーラの言葉が楽しかったのを覚えている。
100円の画用紙や水引と100円の食器でも、きっとお正月気分が味わえる…!
元旦、また食材を盛ったところをシェアしますね!
