ROH | ロンドンつれづれ

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気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

 
先日、久しぶりに友人とロイヤル・オペラハウスでスワンレイクを観た。
 
 
懐かしい風景。ロイヤルバレエスクールと、オペラハウスを繋ぐ、Bridge of Aspiration (憧れの橋)。スクールで頑張る生徒さんたちが、いつかオペラハウスの舞台で活躍できるように…。
 
 
細い道を隔てて、バレエ学校と劇場がある。ステージドアもすぐそばだ。
 
 
こちらがROHのメインエントランス。
 
 
ポスターがいろいろ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ROHのバーやレストランが入っているグラス・パビリオン。
 
 
 
 
私達は近所のラ・バレリーナという店でプレシアターのコースを40分でいただいて、急ぎ劇場に向かう。
 
エビとアボカドのサラダのスターター。
 
 
 
プレシアターはあらかじめ予約しておくと、あっというまに出してくれる。
 
メインディッシュはサーモンのグリル。柔らかくておいしかった。
 
 
 
さあ、急ぎROHへ。歩いたって、2分かからない近さだから、楽。
 
 
 
久しぶりのオペラハウス。 コロナ前からだから、もう5‐6年ぶりかも。
 
フルハウスの満員で、この日もチケットはソルドアウト。 周りを見回すと、男性客が半数ぐらい入っている。そこが、日本とは違うところかな…。日本はバレエの会場に男性客はそんな比率では入ってないから…。フィギュア会場だって、ほとんどが女性だからね。
 
 
 
2回のインタバルをはさんで、10時半まで3時間ある「白鳥」は、もちろんチャイコフスキーの音楽も楽しめるが、クラッシックバレエの王道である。 この日は主役が日本人ダンサーのMariko Suzuki, ソリストだった。
 
柔軟性を活かしたセンシュアルな演技をするダンサーで、Akane Takadaの代役としての重責を十分に果たしていた。手首から先の動きに特徴があるというか、好みは分かれるかもしれないが、他の演目も観てみたいと思わされるダンサーであることは確か。
 
 
 
王子役,Joseph Sissensはまだソリストだが、プリンシパルになれば、カルロス・アコスタ以来の黒人のプリンシパルになる。頑張ってほしい。 今回、主役の二人は素晴らしかったが、群舞はあまり揃っていないように感じたのが残念。
 
 
 
 
最寄りの地下鉄コベントガーデン駅は、吐き出された客が一斉に押し寄せるので改札を入るまでが大変で、よく駅自体を閉めてしまうが、そういう時は、レスタースクエア駅まで歩くしかない。
 
この日は、混んではいたが、駅をクローズすることはなかった。
 
 
夜のコベントガーデン。
 
 
 
さて、オーバーグラウンドの電車が走っているか…。10時過ぎると、1時間に2本しかない電車を平気でキャンセルする国である。
 
 
 
運よく電車は走っていたが、家についたら12時だった。
 
最近、夕食は6時半、就寝は8時半の私には、チョトきつい....。
 
バレエは綺麗だったけれども…
 
 
こういう遊びも高齢になってくると、だんだんとおっくうになってくる。よっぽど見たいと思うものでなければ、家を出ていくのも面倒くさいのである。
 
もう、自宅の庭で花をいじっているのが一番楽しい、そういう気持ちになってくるのであった。